2020年の冬モデルはiPhone 12 miniにiPhone 12。そしてAndroidで見ればXperia 5IIにPixel 5など小型モデルが豊作だった印象。ただ今年で見ればiPhone 13 miniにiPhone 13と健在ですが、Androidで見ればXperia 5Ⅲくらいしか選択肢がありません。
今年通年でみればZenfone 8があるとはいえ、選択肢がほぼありません。一方で今年ももうまもなく終わろうとしている中、Android AuthorityによるとXiaomiが小型モデルを発表する可能性があるので簡単にまとめたいと思います。
一部スペックが判明。
Appleが小型モデルのニーズを拾うためiPhone 12 miniを発売しましたが派手に失敗。その後継機種は登場しましたが、iPhone 14シリーズでは廃止になると予測されています。なので実質コンパクトモデルに見切りをつけたと思われます。
Samsungなども後追いをできたはずですが実際のところAppleに追従しなかった。おそらくですがその理由は技術的制約とニーズがないから。ただSamsungすらやらかなかったことを今最も勢いがあるXiaomiがやろうとしているみたいです。
スペック | |
SoC | Snapdragon870 |
ディスプレイ | 有機EL |
表示解像度 | FHD+ |
リフレッシュレート | 120Hz |
現時点で判明しているスペックはこれくらい。正直これだけだと価格次第ですが競争力があるか微妙なところ。
本体サイズがやばい。
次に本体サイズを確認すると以下のようになります。
本体サイズ | 重さ | |
iPhone 13 mini | 131.5×64.2×7.65mm | 140g |
iPhone 13 | 146.7×71.5×7.65mm | 173g |
Xiaomi 12X | 145.4×65.4x?mm | ? |
Zenfone 8 | 148×68.5×8.9mm | 169g |
Xperia 5Ⅲ | 157x68x8.2mm | 169g |
本体の厚みと重さは不明。iPhone 13 miniには及びませんが、Zenfone 8よりコンパクト。Xperia 5Ⅲと比較すると一回り近く小さく感じるかもしれません。
待望のハイエンドコンパクトモデルになるのか。
Compactモデルと言えばSonyのイメージが強いですがXperia XZ2 Compactを機に撤退。理由は単純で売れないから。その後SamsungがGalaxy S10Eを発表しましたがそれ以降目立ったコンパクトモデルは日本で発売されているもので見ればZenfone 8かXperia 5シリーズくらいです。
Xiaomi 12Xは12月16日に開催が噂されているイベントで発表される可能性。少なくともXiaomi 12はSnapdragon8 Gen1を搭載すると予測されている中Snapdragon870は型落ちのようなものでそれ以上先に引き伸ばすことは考えにくい。
また日本で発売されるか不明ですがグローバル市場で発売される可能性があるとされています。
ハイエンドコンパクトモデルに各メーカーがなかなか手を出さない理由として一つはニーズがないから。そして2つ目としてはスペックのバランスがとにくいからだとされています。
本体サイズが小さくなれば搭載できるバッテリーも小さくなり電池持ちを担保するのが難しい。さらに排熱構造も強化しきれないので発熱の問題もあります。iPhone 13 miniも電池持ちは悪く発熱もしやすいと各メーカーが悩んでいる問題を解決できていません。
さらに本体価格が高くなると売れない。でもスペックが低くても売れず、すごく微妙な立ち位置になります。Xiaomiは最近日本でもかなり力を入れていますが、コンパクトモデルのニーズで高いこのXiaomi 12Xを発売したら面白いことになりそうです。