Google Pixel 6シリーズが発売されてまだ1ヶ月程度。ただ先日には来年登場するPixel 6aのほぼ確定的なレンダリング画像がリーク。そのデザインから一部スペックを推測することができます。
ただユーザビリティに直結するSoCやカメラに関しては不明。今回9To5GoogleがPixel 6aのSoCとカメラセンサーが判明したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
SoCが判明。
フラッグシップモデルであるPixel 6シリーズは初の独自SoCを搭載しており、そのパフォーマンスはハイエンドと同等。ただ廉価モデル扱いとなるPixel 6aでSoCはどうなるのか。
一部情報ではGoogle Tensorのミドルレンジ向けを開発しているとの話も。さらにQualcommが今後もGoogleと密接な関係を維持していくとしていることからもaシリーズではSnapdragonを搭載する可能性もあると予測されていました。
そして今回の情報でPixel 6aはPixel 6シリーズと同じくGoogle Tensorを搭載するとしています。少なくとも内部コードからの情報としているので、現状ではGoogle Tensorを搭載することを前提に開発されていると思われます。
アップデートサポート期間の延長。
Pixel 6シリーズはメジャーアップデートが3年。そしてセキュリティアップデートが5年に対応。セキュリティアップデートを2年間伸ばすことができたのは、Google Tensorに依るところなのか。
それともTitan M2チップに依るところなのか不明ですが、Google Tensorを搭載することでアップデートが延長される可能性が高くなったといえます。
Pixel 6の新機能に対応する可能性。
Pixel 6シリーズで追加された機能。例えば消しゴムマジックや顔フォーカス。さらにオフラインでのリアルタイム文字起こし機能やリアルタイム翻訳機能などはGoogle Tensorのパフォーマンスに依存しています。
これら新機能もPixel 6aで使える可能性が出てきました。何より廉価モデルでありながらそのパフォーマンスはハイエンド相当で、型落ちとはいえiPhone SEに匹敵する魅力になります。
カメラセンサーが判明。
またカメラに関してPixel 6と同じく派手なカメラバンプがあることからPixel 6と同じカメラ構成になると期待されていましたが、Google Cameraの内部コードからPixel 6aのカメラ構成が判明したとしています。
画角 | 画素数 | センサー | 主な搭載機種 |
広角 | 12.2MP | IMX363 | Pixel 5 |
超広角 | 12MP | IMX386 | Pixel 6 |
インカメラ | 8MP | IMX355 | Pixel 5 |
超広角のみPixel 6と一緒。それ以外はPixel 5やPixel 5a など歴代Pixelと同じほぼ一緒とイメージしてもらえると分かりやすいと思います。だったらカメラバンプは何のためにあるの?と正直思います。
Pixel 6と一緒のカメラ構成ではないためボケ感やナイトモードでは差が生まれると思います。とは言っても歴代Pixelと同じカメラセンサーと考えれば、廉価モデルでは十分。
むしろGoogle Tensorを搭載したことで既存のカメラセンサーがどのようにチューニングされるのかも楽しみです。
まとめ。
同サイトによれば現時点での情報を見てGoogleがPixel 6aをどのようなコンセプトでアピールしてくるのか見えないとしています。Pixel 4aではそのサイズ感。Pixel 5aでは圧倒的な電池持ち。
Pixel 6aがどのような強みを打ち出してくるのか今から非常に楽しみです。