スペックで飛躍の時?iPhone 15が本命のiPhoneになるかも

今年のiPhone 13シリーズはマイナーアップデートに収まっていることからも前評判は正直良くなかった。けど実際に13 Pro Maxを購入して使ってみると120Hz表示は気持ちいいし電池持ちはめちゃくちゃいい。

そしてAndroidは当分追い付けなさそうですがシネマティックモードの完成度が高すぎてやばい。こうなると来年の14シリーズに期待したくなりますが今回本命は15シリーズの可能性があるのでまとめたいと思います。

iPhone 14 series。

まず14シリーズのラインナップを確認したいと思います。小型モデルが好きな人にとって残念なのがminiの廃止。12 miniでiPhone 5に近いサイズ感が復活。

コンパクトモデルが好きな人にとっては待望の機種でしたがやはり懸念されていた通り売れなかった。Appleは12 miniをだいぶ早い段階で生産を一時停止。

年々スマホが大型化しているのはもちろんスペックとのバランスで大型化していることもありますが何より大型モデルを好むユーザーが多いこと。機種自体も少ないですが6.0インチ以下の機種のシェアはグローバル市場で1割以下。

コンパクトモデルのニーズが高い日本においてもAppleから販売補助金が出ているのか。それとも在庫が過剰になっているのか不明ですが家電量販店でバカみたいな金額で投げ売りされています。

Appleの在庫消化をキャリアが手助けしている可能性もありますが表面的に見れば売れなかったように見える。今年は後継機種である13 miniが発売されましたが最後のminiモデルになる予測されています。

一方で14シリーズは現行モデルと同じく4モデル構成に。miniが廃止になる代わりに大型モデルの追加。

ディスプレイサイズ リフレッシュレート
iPhone 14 6.06 60Hz
iPhone 14 Max 6.7 ?
iPhone 14 Pro 6.06 120Hz
iPhone 14 Pro Max 6.7 120Hz

Appleは14 Maxのリフレッシュレートのみ最終決定が出来ない状況にあるとされています。iPhone 13 ProシリーズはLTPO技術を採用した可変式120Hzに対応したSamsung製のディスプレイを採用。

一方無印はコストカットのためにSamsung製ではなくLG製やBOE製に切り替わっています。サプライヤーが分かれていることがネックでAppleがコストが高くなってもSamsung製を採用すれば問題ないかも。

14 Maxが120Hzのリフレッシュレートに対応するかどうかはLGの開発進捗に委ねられているとしています。少なくともBOEは2023年までにはLTPO技術を採用したディスプレイの製品化が難しい。

なのでLGが開発に成功すれば14 Maxは可変式120Hz表示。間に合わなければ従来通り60Hz表示という感じです。個人的には無印は60Hz表示で合わせた方がユーザーにとって分かりやすいと思いますが実用性を考えると何とも言えないです。

iPhone 15が本命。

そしてiPhone 15シリーズの方が本命だと思う理由が2つあります。一つ目はProモデルのみペリスコープの搭載。13 Proシリーズで光学式は3倍に強化されたことで使いやすくなりデジタルズームも15倍に強化。

個人的にはズーム倍率を強化して欲しいというよりは画質の改善に期待しており現行の15倍はかなり厳しい。10倍でも正直厳しいという印象でせめて10倍まではもうちょっと画質を強化する意味でもペリスコープに期待。

現時点での情報を元にすると14 Proシリーズでペリスコープが搭載される可能性は低く早くても2023年の機種から搭載されるとの予測。ペリスコープは内部スペースを地味に圧迫するのでペリスコープを搭載するタイミングでカメラデザインも変更される可能性。

今後メインカメラセンサーが大型化するか不明でポートレートモード撮影時の最短撮影距離の長さなど現行のiPhoneのカメラに不満がないわけではありません。

接写をしたいならマクロ撮影を上手く使うことで対処できる一方でズームの画質に関しては基本iPhoneのみでは限界があるのでハードの進化に頼るしかない。だからこそズーム機能の底上げに期待。

指紋認証の復活。

そして2つ目が画面内指紋センサーの搭載です。いつまでこのマスク生活が継続するかにもよりますが外出時にマスクをつけている時にFace IDしかないのは不便。

一時期マスクをつけた状態でもFace IDを使えるようにアップデートされると噂されていましたが動画撮影時点では配信されておらず使えない。以前よりAppleは画面内指紋センサーを開発していると噂されており13シリーズには残念なことに間に合わず。

14シリーズでの搭載に期待したいところですが何かしらの理由でセンサーの開発が遅れているとされており14シリーズにも間に合わず15シリーズから搭載されるとしています。ちなみに搭載されてもProシリーズのみ。

Androidが指紋認証を搭載したのはだいぶ前ですがその後遅れてiPhone 5sで搭載された時反応の良さは抜群。Androidが搭載していたものと別次元に感じました。

なのでAppleが画面内指紋センサーを搭載するとなった時にどれだけの完成度で搭載してくるのか楽しみ。

その特許からディスプレイのどの部分でも認証ができる音響型指紋センサーを搭載するとの話もありましたが直近の情報では光学式を採用するとの話があります。

自分の記事では何度も触れさせて頂いていますが画面内指紋センサーでストレスなく使えたのはGalaxy S21 UltraやAQUOS R6が搭載しているQualcommの超音波式指紋センサーを搭載している機種。

最近だといろいろやらかしていたPixel 6シリーズが採用しているのが光学式指紋センサーです。Appleは相当完成度を高くしないと実装しないので光学式を搭載してもかなり快適に使える可能性。

ユーザーによって指の乾燥など外的影響を受けにくい顔認証の方が便利だと思いますが今のマスク生活を前提に考えると指紋認証が復活して欲しい。となると15 Proシリーズ期待したくなります。

Face IDの廃止?

ただ画面内指紋センサーに関連することでもありますが14 Proシリーズはパンチホールを採用する可能性。だいぶ前からAppleはノッチを廃止してUnder Display Cameraを搭載するとの噂がありました。

ただ実際には13シリーズでノッチの小型化。そして14 Proシリーズではパンチホールデザインの採用。少なくともSamsungはディスプレイをパンチホール上にカットするために必要な機材をメーカーに発注。

14 Pro用のディスプレイは現時点で最新の方式でパンチ部分がカットされるとの予測。ノッチが廃止になりパンチホールを採用することで同じディスプレイサイズでも画面占有率は高くなります。

なので海外サイトはiPhone史上最大のディスプレイを搭載して14 Pro Maxが登場すると報告しています。ここで気になるのがTrue Depth Cameraがどうなるのか。

13シリーズでノッチを小型化したのもAppleはTrue Depth Cameraの基盤の小型化に努めた結果であり簡単に小型化できるものでもない。True Depth Cameraはインカメラの他にTOFセンサーや顔認証用のセンサーなど各種センサーが一体化。

3D顔認証を搭載していたPixel 4シリーズはノッチは採用しませんでしたが代わりに上部ベゼルは太め。なのでパンチホールを採用するとなった時にTrue Depth Cameraがどのような変更になるのか気になります。

インカメラ部分のみがパンチ部分から出て他の各種センサーはディスプレイ下でも機能するようになるのか。それともSonyが開発しているとされているカメラセンサー+TOFセンサー+顔認証センサーが一体化した最新のセンサーを搭載するのか。

それとも単純に3D顔認証自体をやめるという決断をしたのか。セキュリティをかなり意識しているAppleが今更インカメラを利用した2D顔認証に対応するとは思えない。

また一つの可能性として顔認証をやめて開発が遅れているとされている画面内指紋センサーを搭載するのか。現時点で確定要素はなにもありませんが生体認証は分からなくてもパンチホールデザインはほぼ確定。

画面内指紋センサーを14 Proシリーズが採用するなら魅力的ですが間に合わないならやはり15 Proが魅力的。

まとめ。

Appleが13シリーズに採用されているカメラ技術を3年くらい前から開発していたことを明らかにしています。少なくともカメラ技術とSoCはセットになっているので今のA15 Bionicは3年以上前から開発開始。

同様に14シリーズが採用するA16 Bionicも2年前くらいから開発されていると思います。一方で本体自体に関してはどの程度の開発期間を設けているか不明ですが他のメーカーでみれば18ヶ月程度。

少なくとも13シリーズの開発と14シリーズの開発はかぶっている可能性が高く15シリーズとも今後被る可能性。あとは搭載したいスペックの完成度をみつつそのモデルで搭載するか後継機種に持ち越すか微調整。

現時点で14シリーズの詳細な情報はありませんがカメラバンプが改善されるとの話もありほぼなくなるとの話。さらにストレージは最大で2TBになるとの話もあります。

一方でLightningは継続になるのか。それとも外部ポートが完全に廃止され充電はMagSafeのみ。そして外部接続はBluetoothが中心になるのか。まだまだわからないことがたくさんあり現時点での情報も正式発表までに変更される可能性も十分にあります。

Appleは以前のようにスペックではなく完成度や使い勝手の方を重要視していることは分かっていますが普段Androidを使っている人間からすればスペックの進化も期待したい。

となると15シリーズは飛躍の時かも。結局14シリーズがマイナーアップデートになったとしても使い勝手の部分はさらに磨きをかけてくる可能性。なんだかんだ14シリーズでも十分に満足できるという流れになりそうですが15シリーズに期待したいです。

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