2021年もハイエンドモデルを中心に合計20台くらい購入。Snapdragon888のせいでAndroidはハズレの年とも言われましたが個人的には2020年モデルより満足度が高かったように感じます。
基本はPixelとXperiaがメインとなりますがもちろん衝動買いしている機種もあります。今回は2021年に購入した機種の中から個人的に満足度が高かった機種についてまとめたいと思います。
iPhone 13 Pro Max
まず一つ目の機種はiPhone 13 Pro Maxです。スペック的に代わり映えしないですが実際に使ってみるとユーザビリティに直結する部分はしっかりと進化して使いやすくなっています。
可変式120Hz表示に対応したことで今までのもっさり感をなくなり電池持ちはめちゃくちゃいい。電池持ちはあまり良くないというiPhoneのイメージを払拭するほど13 Pro Maxの電池持ちがいいです。
逆にハイエンドでここまで電池持ちがいいと14 Pro Maxで求められる電池持ちのハードルは相当高いです。それくらい13 Pro Maxの電池持ちやばい。
そして13 Pro Maxの一番にお気に入りがシネマティックモード。正直スマホで本格的に動画を撮りたいと思っていないのでiPhoneの動画性能が最強と言われてもピンとこない。
手ぶれ補正は確かにしっかりしているけどAndroidにも手ぶれ補正がしっかりしている機種は多数存在。少なくとも動画撮影をiPhoneでしようと思っていませんでしたがシネマティックモードで考え方が変わりました。
その名称からシネマライクな映像を撮れるというイメージでそこまで重要視していないユーザーも多い。シネマライクな撮影ができるというよりは浅い被写界深度で撮影できる機能でそこまで難しく考えなくていい。
ポートレート機能は写真では一般的になりましたがその動画版という感じで何よりフォーカスが優秀。
Appleはシネマティックモードを搭載するためにAIに相当学習させているみたいで完成度が何より高い。デジカメほど高精細とはいえませんがスマホでデジカメのようなボケ感のある撮影ができるのが楽しい。
ボケ感に関してはXperia PRO-Iより上で中距離で動いている子供を撮影している時に重宝します。近距離であればXperia PRO-Iでもいい感じですが動く被写体となると中距離の方が多い。
個人的にはこのシネマティックモードに対応しているだけで出かける際に動画専用として持ち歩いています。手ぶれ補正もしっかりされ綺麗に撮影できるスマホは増えてきましたがAppleはその一段上にいった印象です。
Galaxy Z Fold 3
次に2つ目としてGalaxy Z Fold 3です。先日の記事でまとめさせて頂きましたがPixel Foldの腹いせで購入。
基本自分はスマホを売却すること前提で使うので出来るだけ傷がつかないように使いますがそうなってくると折りたたみ式機種は相性が悪い。物にもよりますがSpigenのハードケースを最初に購入。
ただサブディスプレイ側のケースが取り外しの際に本体に傷がつきそうで怖い。
またPixel Foldの軍資金にするために早めに売却しましたがdocomoモデルは何も考えなくていいようにキャリアの分割プランであるいつでもカエドキプログラムで購入しました。1年以上経過したら返却すればいい。
何よりこのディスプレイサイズと可搬性は従来のスマホにはない魅力。雑誌を読む時に見開きで見れること。Z Fold 3に慣れた後に通常のスマホだと小さくて見にくいと思うことも。また動画も大画面で楽しめる。
スタンド付きのケースを買うのもありですがちょっと置いてみたい時はフレックスモードを使うのもあり。コンテンツを消費する面では最高クラスのスマホだと思います。
Xperia 1Ⅲのように映像美やオーディオなど何か尖った仕上がりになっているわけではありません。ただ多くのユーザーが満足できるレベルの仕上がり。普段タブレットをコンテンツを消費するために持ち運んでいる人にとって相性がかなりいいと思います。
また小型タブレットのディスプレイを搭載しながらも折りたためるのでポケットに入れられること。ズボンのポケットに入れることができるのがポイントでタブレットにように都度バックから取り出す必要性なし。
本体価格が高いこと。まだまだデリケートな部分も多いですが一度この魅力にはまってしまうとやばい。来年は折りたたみ式がさらに増えそうで予算的にやばそうです。
Google Pixel 6 Pro
そして3つ目としてはGoogle Pixel 6 Proです。今回選んだ機種の中で一番使いやすい機種です。Pixel 6シリーズでスペックが底上げされたこともありトレンドである可変式の120Hz表示に対応。
またGoogle Tensorでパフォーマンスもハイエンド相当でスペックで他の機種に見劣りしなくなりました。何よりカメラが使いやすく個人的にポートレートモードは一級品だと思っています。
特に被写体が動かない場合はかなり綺麗に撮影できます。メインカメラセンサーが大型化したにも関わらず近距離から中距離までしっかりとしたボケ感で撮影可能。
また大型センサーの搭載で得意な低照度の撮影がより強化されています。手持ちでも十分な写真が撮影できる。あくまでも使い勝手を優先した機種でありトータルバランスが非常に高い。
その上で得意なカメラ含めハードを強化することでより魅力的にしている。とりあえずボケ感のある撮影がしたいならPixelを使います。
Xperia 1Ⅲ
そして4つ目の機種がXperia 1Ⅲです。今年購入した機種の中で一番自分のニーズを満たしている機種。今回まとめた機種の中で小型ですがそれでも6.5インチのディスプレイを搭載していながらも横幅が71mm。
圧倒的に持ちやすく片手操作しやすい。その上重さが唯一200g以下となっており手首にも優しい。alumaniaのケースをつけている時は軽くはないですが自宅で使っている時間が一番多くその時はケースを外す。
何より手首の負担をかけず使えるのが一番いい。その上今年最高クラスのスピーカーを搭載して音質は十分。また全体的に角ばったデザインにこのフロスト加工はたまらない。
アクセサリー含めて一番使っていて楽しい環境を構築できたのがXperia 1Ⅲという感じでかなり満足度が高いです。
Xperia 5Ⅲのデザインにハマりすぎているので今回入れるかどうか迷いましたがXperia 1Ⅲの方がスピーカーが優秀であること/4Kのディスプレイに対応していること/そしてフォーカス精度が優秀なこと。
デザインだけで見ればXperia 5Ⅲですが普段使う上でより自分のニーズに合っているのがXperia 1Ⅲ。Snapdragon888のせいで電池持ちがイマイチという部分もありますがそれ以外の部分で完成度が高い。
その後継機種ではどのような進化をするのか次に繋がるXperiaだったと思います。今年も様々な機種を使ってきましたがその中で一番Xperia 1Ⅲを使っていた時間が長いです。
ちょっとレビューがあく期間はXperia 1ⅢにSIMを入れ替えて使うくらいお気に入りの機種でした。
Xperia PRO-I
そして最後にXperia PRO-Iです。ざっくり言ってしまうとカメラ以外の部分はXperia 1Ⅲの方が好きです。デザインも背面中央にカメラが搭載されているのは好きではなくXperia 1Ⅲのように寄せてあった方がいい。
また本体は重いしスピーカーは僅かに劣る。また電池持ちが微妙で発熱はかなりひどいという印象。あくまでもスマホとしてみた場合Xperia 1Ⅲの方が完成度が高い。それでもカメラは絶対的な存在。
最近のXperiaのカメラはいかにマニュアル撮影で楽しく自分好みの撮影をするかがメインに。ただオート撮影でもXperia 1Ⅲとまた違った撮影ができて楽しい。
1.0型のセンサーをフル解放していない。ここの部分ばかり切り取られて批判されていますが大型センサーを搭載したメリットが大きい。感光性が全然違うのでXperia 1Ⅲと比較するとオート撮影でも一段階明るくなり表現力も全然違う。
正直16mmと50mmに関しては特別感はありませんが24mmに限定した時はXperia 1Ⅲの上位モデルに感じます。
秒20コマの高速撮影にリアルタイム追跡機能は共通して採用。またF2.0でボケ感をより強化できるのが便利。何より24mmを使うことが多い人にとってかなり魅力的なカメラで自分にはドンピシャなカメラを搭載しています。
Xperia 1Ⅲのカメラに感じていた部分をXperia PRO-Iは見事に改善してくれているので満足度が高い。またiPhone 13 Pro Maxのシネマティックモードより汎用性が低いですがF2.0の動画撮影も楽しい。
スマホとして見れば高いですがデジカメにハイエンドスマホの機能がついたとなれば安いように感じます。
まとめ。
今回はざっくりとですが今年購入した機種の中から特に購入してよかった機種を5つ選んでみました。こうやってみると自分が今年ハマった機種は下半期に登場した機種ばかりで上半期は1機種のみとなっています。
記事執筆時点ではレビューのためにXperia PRO-IにSIMカードを入れていますが今後この中からメイン機種を決定して来年の第1四半期が終わるくらいまではずっと使っていく感じになりそうです。