事前情報通りであれば来年に登場するiPhone 15 Proシリーズはペリスコープの搭載や指紋認証の復活など大刷新になる可能性があり、さらに2023年にAppleは同社初となる折りたたみ式機種を発表する可能性があると予測されています。
iPhoneの進化も気になるところですがAppleはすでにiPhoneの次なる存在としてARヘッドセットの開発を進めていることが判明。今回GSM ArenaによるとARヘッドセットは今年中には発売されない可能性が高いと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
問題多発!?
事前情報においても当初AppleはARヘッドセットを6月に開催予定のWWDCで正式発表するとされていましたが問題が発生し2022年内の発表へと延期。また年内には発売されると予測されていました。
ただ今回の情報によると発売は2023年に延期された可能性が高いとしています。延期された理由としては本体の加熱にソフトウェアの問題。そしてカメラの問題などに直面しているからだとしています。
実際にどの程度のサイズ感になるか不明ですがMacBook Proが搭載するM1 Pro相当のチップを2つ搭載するとしている時点でかなり発熱する可能性があります。
MacBook Proより筐体が小さいことに違いはありません。少なくともMacBook Proより優れた冷却システムを搭載しない限りは発熱問題を解決するのは相当難しいように感じます。
開発中止にはなってほしくない。
当初はWWDCでお披露目を考えていたとされていることからもおそらく大丈夫だと思いますが、あくまでもリークの段階なので今後の開発進捗によっては当初の予定より大幅に遅れる可能性がないわけではありません。
またApple過去に発売予定としながらも発売しなかったAirPowerの悪夢もあります。20個近くの小さなコイルを3層に分けて搭載することでAirPowerののどの部分においても充電できる仕様に。
ただコイル同氏が干渉して充電速度や発熱の問題を解決することが出来ず発売がキャンセルされたとしています。流石にARヘッドセットはiPhoneに代わる存在になると予測されているため発表/発売がキャンセルになる可能性は低いように感じます。
ただ完成度の高さを優先するAppleが問題を解決できずに結局は2023年になっても発表/発売をできないということは普通にありえそうなのでかなり気になる部分です。
AppleがiPhoneの代わりとして開発しているのであれば今後のスマホのあり方が決まる重要な製品になると思うのでしっかりと見守りたいところです。