昨年の10月に発売されたGoogle Pixel 6シリーズ。特にPixel 6のアメリカでの販売価格が$599とかなり安く魅力的ですが、一方でPixel 6 Proも$899とかなり高いわけではない。
大きな違いとしては望遠レンズの有無ですが、これはPixel 6シリーズに限らず他のメーカーの機種でも無印は望遠レンズ非搭載であるパターンが多いです。
今回GizChinaによるとフラッグシップモデルでありながらも望遠レンズを搭載しない理由について言及しているので簡単にまとめたいと思います。
望遠レンズを搭載しない理由。
フラッグシップモデルでありながらも望遠レンズを搭載していない機種としてOnePlus 9やiPhone 13にGoogle Pixel 6などがありますがなぜ望遠レンズを搭載していないのか。
個人的には同じシリーズとはいえシリーズ内での区別化がメインの理由だと思っていました。今回の情報によるとZTEのCEOがフラッグシップモデルでありながらも望遠レンズを搭載していない理由の一つとしてコストだとしています。
もちろんメーカーごとに異なりますが最上位機種はペリスコープを搭載することはほぼ当たり前。そしてさらに厄介なのが光学式手ぶれ補正に対応させる必要性があることとしています。
光学式手ぶれ補正に対応させなきゃいけない。ただ対応させるとなるとコストが大幅に増加するとしています。
メインカメラセンサーを超える。
また今回の情報によるとペリスコープ+光学式手ぶれ補正の組み合わせはかなりコストが増加して、もちろん機種にもよりますが各社一番気合を入れているメインカメラセンサーのコストを超えることもあるとしています。
また2022年に登場するスマホのカメラの進化は鈍化するとされており、その理由の一つとしてコンポーネント不足。なので最新技術が採用されたカメラセンサーなどを採用したくても十分な在庫量がない。
そのため現状で入手しやすいカメラセンサーの中から各メーカーは最良のものを選ぶとしています。その結果50MPのカメラセンサーを選択するメーカーが多くなりカメラの進化がより鈍化していると感じる可能性があるとしています。
ただこの現状は今年の後半には改善するとの予測もあれば今年中に改善するのは厳しいという予測もあります。結局部品不足でコスト増加。その結果端末価格の値上げと悪循環。
各メーカーともこれ以上の値上げは避けたいところ。特にPixelやiPhoneでみる無印モデルはスペックより価格が優先になりがち。今後劇的にペリスコープ+OISのカメラセンサーのコストが下がらない限りはなかなか搭載が難しいのかもしれません。