GoogleはPixel 6シリーズで独自SoCであるGoogle Tensorの搭載。さらにカメラセンサー自体も刷新したことでハードに依存しないPixelがハード部分も大幅に強化したことで鬼に金棒の状態となっています。
今回Phone Arenaによると、GoogleはGoogle Tensorを基軸にカメラソフトをさらに強化しPixel 7に反映される可能性があると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
Google Tensorを搭載したメリット。
Googleは既製品ではニーズを満たすことが困難になってきたことからも約4年前から独自SoCの開発に着手。一部情報では2020年に正式発表する予定だったから、深刻な問題があり2021年に延期されたとの噂もあります。
ようやくPixel 6シリーズで搭載されたGoogle Tensorですが、Google Tensorを搭載したことで実現できた機能があります。
Google Tensorのお陰 |
撮影した写真から一部不要な部分を削除する消しゴムマジック |
モーションモードの長時間露光撮影。 |
広角と超広角で同時に撮影することで動体が被写体でも顔がボケないように撮影できる顔ボケ機能 |
特にカメラの新機能はGoogle Tensorがあってこそ対応できた新機能となっています。
カメラソフトをより強化。
またGoogleのシニアディレクターであるMike Coulter氏が自身のLinkedinで人材を募集していることが明らかになったとしています。
I’m hiring in San Diego where I am based. I’m looking to fill full-time roles in Camera ISP design and verification at all levels for a new San Diego team
簡単に言えばカメラIPSの設計と検証が主な業務です。Google Tensorとより連携させることでカメラソフトをより強化する戦略であると推測することもできます。
また今回の情報によると、次期TensorのコードネームはCloudripper。今年の後半に発表される可能性があるとしており、改善さらISPによりPixel 7シリーズでの写真撮影体験はAppleやSamsungが到達できないレベルに達する可能性があるとしています。
デザインにしろSoCにしろ刷新されたGoogle Pixel 6シリーズですが、Pixel 6シリーズでようやくGoogleがやりたかたったことの第1歩を踏み出しただけに過ぎません。
Pixel 7シリーズのカメラはこの感じだとかなり期待できるようになるのかもしれません。