Appleは以前のように革新的と言われることはなくなりましたが使い勝手にフォーカスしている。なので最新技術をいち早く搭載することを優先していないため仕方ないのかもしれませんが物足りなく感じます。
iPhone 13 Proシリーズも120Hz表示に対応や電池持ちの改善など使い勝手は大幅に改善しましたがデザインはほとんど変わらずスペックに関しても大きく進化したという印象はありません。
今回は今年の後半に発表されるiPhone 14シリーズを待つべきなのか簡単にまとめたいと思います。
Androidユーザーが期待すること。
Androidユーザーから見て最近のiPhoneに不満を感じることは大きく2つあり一つ目は顔認証のみであること。iPhone 13シリーズの時からも顔認証とは別に指紋認証が新たに搭載されると予測されていましたが実装されず。
一部情報では何かしらの理由で画面内指紋センサーの開発が遅れており早くてiPhone 15シリーズから搭載との予測。この情報の信憑性が定かではありませんがユーザーとして気になるのはiPhone 14シリーズで採用される可能性があるのかどうか。
iPhone 14 Proシリーズはパンチホールを採用することからも3D顔認証に対応するのは難しくなる。自分が把握している限りだとパンチホールデザインを採用し3D顔認証に対応したのはHUAWEIの一部機種くらい。
ただ直近の情報を見る限りiPhone 14 Proシリーズはパンチホールでも細長いピル型が一つ。さらにもう一つ穴があいていることからもパンチ部分が合計2つあることがディスプレイのサンプルから判明。
またFace IDの基盤をディスプレイ下に搭載。インカメラなどディスプレイ下にあることで動作に影響が出るセンサー各種などを表面に出す。この仕様でパンチホールデザインを採用しつつもFace IDに対応している可能性が高いと予測されています。
Appleが開発しているとされている画面内指紋センサーは光学式で超音波式よりはコストが安い可能性が高い。とはいえFace IDだけでもコストがかなり高い中画面内指紋センサーまで搭載したら生体認証におけるコストがかなり高い。
少なくとも現時点での情報で考えればAppleはこれ以上の値上げを出来るだけ避けたいと考えていると思うのでFace IDがパンチホールデザインで十分に動作するならFace IDのみで指紋認証には正直期待できないです。
USB-Cの搭載
そして2つ目としてLightningを搭載していること。個人的にはデータのバックアップはiCloudでデータの共有はAirDropを使っており充電は充電スタンドもしくはMagsafeを使っているのでLightningからUSB-Cにかえて欲しいとそこまで思っていません。
普段使っているMacやiPadにAndroidがUSB-Cを搭載しているためiPhoneだけ充電する場合は別規格を用意しなきゃいけないのは不便かもしれません。
ただこれはユーザーの生活スタイル次第で逆に噂されているUSB-Cを搭載する前にポートレースの方が不便かも。一部情報ではSIMトレイを廃止してその部分に隠しポートのように充電端子を搭載するとの話もあります。
EUの可決によってAppleが今後どのような対応をとるか不明ですが現時点でUSB-Cを採用するとの有力な情報はなく実際に採用されたらラッキー程度に捉えておいて方が良さそうです。
少なくとも以前からよく言われている指紋認証とUSB-Cの採用はiPhone 14に期待するべきじゃないです。
iPhone 14シリーズの進化。
次にiPhone 14シリーズの変更点を確認していきたいと思います。まずはラインナップが変更されminiの廃止。国内でも投げ売りされていること。
また中国市場においてiPhone 13シリーズの売上はかなり好調の中iPhone 13 miniのシェアは僅か5%しかなく全く売れてない。なので廃止されるのは妥当な流れだと思います。
そしてニーズの高い大型ディスプレイを搭載した標準モデルであるiPhone 14 Maxが追加されるとの予測。iPhone 14とiPhone 14 Maに関しては従来通りノッチスタイルを採用。
iPhone 14 Proシリーズのみがパンチホールデザインを採用。また情報が錯綜してるのがiPhone 14のリフレッシュレート。iPhone 14以外の3モデルは可変式120Hz表示に対応との予測。
iPhone 14のみが60Hz表示だった場合従来のベースモデルという感じではなく廉価モデル寄りの立ち位置になる可能性もあります。
また一部市場で発売されるモデルはSIMトレイが廃止されeSIMのみに対応する可能性があるとしています。iPhone 13シリーズで一部市場のモデルのみですがDual eSIMにも対応しているので今後eSIMに力を入れる可能性。
特に機種変更の際の手続きが面倒なイメージが強いeSIMですが日本でも環境は準備されているので日本で発売されるモデルもいずれはeSIMモデルになるかもしれません。そしてメインカメラセンサーの刷新。
現時点ではiPhone 14シリーズ共通なのかiPhone 14 Proシリーズのみなのかは不明 ただiPhone 14 Proシリーズは刷新の可能性大。現時点でセンサーサイズなどの詳細は不明ですが画素数が48MPになると予測されており高画素化されます。
Appleが意味もなく高画素化するはずがなく事前情報では8K撮影に対応するためだと予測されています。Appleが今年の後半に発表すると予測されているARヘッドセットでは8Kディスプレイを搭載との噂。
iPhone 14 Proで撮影した動画をこのARヘッドセットで楽しめるようにする狙いもあるかもしれません。
ただ現行のiPhoneでもシャッターボタンを押してから保存されるまでのタイムラグがある中高画素化することでタイムラグがさらに悪化しないか心配です。
またペリスコープを搭載するのはiPhone 15 Proからと予測されていますが高画素のカメラセンサーを搭載することでズーム倍率を強化する可能性。
またデザインに関してはパンチホールデザインに加えカメラバンプがほとんどなくなると予測されています。ただカメラバンプを改善できる理由が本体の厚みがさらに増しているのか内部スペースの改善によるのか不明。
価格に関してはiPhone 14のみ前モデルからの据え置きで$799。iPhone 14 Maxは$899。そしてiPhone 14 Proシリーズは前モデルから$100の値上げとされておりminiがなくなったことでラインナップ全体で見れば高価格化がかなり進むことになりそうです。
仮に事前情報通りSIMトレイを廃止すればAppleらしい決断。ただそれ以外に関してはデザインが少し変化する程度。自分含めたオタクから見たらiPhone 14 Proシリーズもワクワクするようなスペックではない可能性。
特にカメラの高画素化はカメラに癖が出やすい。また本体価格を考えればiPhone 14を無理にまつ必要はないかも。個人的にはiPhone 13 Pro Maxに感じる圧倒的な電池持ちの良さが踏襲されるのかかなり心配です。
買うから借りるへ。
そしてiPhone 13シリーズの発売状況をみる限り今後iPhoneは買う時代ではなく借りる時代かもしれません。昨年からiPhone 12 miniが実質1円でレンタル可能。そしてiPhone 13 miniも実質1円で年末頃から可能に。
また年明け以降はiPhone 13も実質1円でレンタル可能に。店舗が限定されていることにMNP限定なのでこの金額で購入できるユーザーは限定されてくると思いますが安いiPhoneが欲しい人にはより購入しやすい環境だと思います。
特に発売日に欲しいと思わない人はiPhone 14シリーズの動向も年末商戦が開始するまで様子見の方がいい。これでiPhone 14や14 Maxも実質1円でレンタル可能になってくるのであれば今後もこの流れが継続する可能性。
いつでもカエドキプログラムのようなキャリアのレンタルサービスを使わなくてもMNPや店舗独自割引で半額程度で購入できるのであればどちらにせよ安いです。
また標準モデルが今後も実質1円が継続するならiPhoneの強みである中古市場での価格は崩壊する可能性があるので尚更借りた方がいいという感じです。
すでにSIMロックは関係なし。またiPhoneはキャリアによって対応バンドやキャリアロゴのような縛りがない。極端に言ってしまえば同じ価格で購入できるならどこのキャリアで買っても一緒という感じです。
MNP用に回線を一つ用意しておいて2年周期で端末ごと一緒の乗り換えていけば常に安くiPhoneを購入できます。今後どうなるのか不明ですがおそらく本体価格が高いProシリーズは実質1円になることはあまり期待できない。
なので無印モデルは借りる。Proシリーズが欲しい人のみが買うという時代になっていくのかもしれません。ただiPhone 14シリーズが現時点で想定以上に刷新され人気が出た場合はこのような条件で購入できない可能性も。
iPhone 13とiPhone 13 miniは発売当初から売れていないことが判明していたので尚更条件が出やすいです。
iPhone XRの時も想定以上に売れずAppleがキャリアに販売補助金を出した可能性があると言われています。
その時は発売したその年の11月から12月頃には大幅な値引きで販売された感じだったと思うので無印を狙う人でとにかく安さを求めるなら年末商戦に合わせての価格をチェックしてからの購入の方がいいと思います。
まとめ
個人的にはシネマティックモードが4Kに対応すると予測されていることからも今から楽しみです。iPhone 13 Pro Maxで電池持ちが大幅に改善し120Hz表示に対応したことでかなり快適に使えるようになりました。
また事前情報通り8K撮影に対応したとしてもAppleが単純に8K撮影に対応したとアピールするはずがなくAppleがどのような見せ方をしてくるのか楽しみ。
ただ一般ユーザーは別としてオタクが喜ぶようなiPhoneが今年も出る可能性は低くワクワクするようなiPhoneはiPhone 15シリーズまでお預けかもしれません。