本日の24時からSamsungは新製品イベントを開催しGalaxy S22シリーズやGalaxy Tab S8シリーズを正式発表すると予測されています。開発の進捗が悪かったのか。それとも生産に問題があるのか一時期Exynos搭載モデルをは存在しないとの予測も。
ただ直近の情報を見る限りではヨーロッパやアフリカなどではExynos搭載モデルが発売される予測。今回GizChinaによるとSamsungは今後Exynosのみを採用したフラッグシップモデルを発表する可能性があると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
Exynosを中心にする可能性。
長らくSamsungは発売地域によってSnapdragon搭載モデルとExynos搭載モデルを展開しておりユーザーを混乱させる結果に。特にExynosはSnapdragonに劣ることが多く、Exynos搭載モデルが発売されている地域からの不満が強め。
ただSamsungが1月に発表したExynos2200からはその流れが変わる可能性があり、何より注目度が高いとしています。そして今回の情報によるとSamsungは今後Exynosのみを搭載したフラッグシップモデルの発表を計画している可能性があるとしています。
GPUの大幅強化によって注目度が高いExynos2200はこの最初の一歩に過ぎないとしており、今後Exynosが飛躍するかはレイトレーシングを備えたRDNA 2グラフィックスではなくAIだとしています。
Google Tensorではすでに実装されていますがNPU操作のアルゴリズムと原則を採用することでAIによる最適化を飛躍させようとしている可能性があります。
ただ実際のところすぐにExynosに切り替えられるか不明。現時点での情報でタブレットとはいえGalaxy Tab S8シリーズはおそらくExynos2200搭載モデルが存在していない。
またSamsungが今後主力にするとしているGalaxy Zシリーズに関しても、今までExynosを搭載したことがないです。まずはGalaxy Z Fold 4など次期ZシリーズでExynos2200が搭載されるのか見守る必要性があります。
SoCの統一化によるメリット。
また今後搭載するSoCを統一化できればメリットもあり一つは原価コストの削減。また一部モデルのみとはいえExynosとSnapdragonにそれぞれ最適化させる必要性がある開発チームの負担を大きく削減させることができる。
つまり今まで最適化に割いていた時間をよりソフトの開発に注力することが可能になります。またアップデートに関しても現時点でも十分に配信されるのが早いですが、今後より効率化できると思うのでより迅速に配信される可能性もあります。
また先日にはGalaxy S22シリーズやGalaxy S21シリーズなど一部対象機種は今後アップデートサポート期間が最大5年に延長されることが判明していますが、OSに合わせて搭載SoCをチューニングしやすくなるのでさらに延長できる可能性も。
今まではアップデートサポート期間を伸ばしたくてもExynosは大丈夫でもSnapdragonがダメ。結果伸ばせないということもあったかもしれません。現時点だとSnapdragonの方が優れている印象ですが、ハイエンド向けはすでにオーバースペックに。
Google Tensorもそうですが、今後は処理性能よりもAIによる最適化がメインの進化になり、Samsungがいけると思ったタイミングで切り替わるのかもしれません。