アメリカや韓国など一部市場では2月25日より発売されたGalaxy S22シリーズ。予約状況は非常に好調でアメリカにしろ韓国にしろ歴代最高の予約数を獲得したことが明らかになっています。
自分自身も先日韓国版Galaxy S22 Ultraが手元に届いたので開封レビューをしてみましたが相変わらず完成度が高くトータルバランスに優れた機種だと思います。
ただ今回Phone ArenaによるとSamsungはGalaxy Sシリーズで長年軽視している欠点がGalaxy S22でも改善されていないと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
致命的な欠点。
同サイトによればGalaxy S22シリーズのディスプレイを非常に高く評価しており、さらにベゼルも非常にスリムであることから洗練されたデザインと評価。
特に可変式120Hz表示への対応や最大輝度の高さなどスペックはもちろん、採用されているディスプレイの品質の高さやチューニングはSamsungの強みの一つだと評価しています。
ただGalaxy S22+でNetflixを再生したところ落胆させられることがあるとしています。ディスプレイに関しては相変わらず素晴らしい。素晴らしい体験を提供してくれるとしていますが、そのスピーカーが全てを台無しにするとしています。
音楽に効果音に会話など全ての音が小さくがっかりすると評価しており、特にiPhoneと比較するとその差は歴然としています。
多くのユーザーはスピーカーの品質を求める。
同サイトが昨年アンケートにおいて「スピーカーの品質は重要か?」という項目に対して79%の人が重要と答えていることが判明しているとしています。つまり多くのユーザーはスマートフォンにスピーカーの品質を求めている。
なのになぜSamsungは長らくスピーカーを本格的に改善することなくGalaxy S22でもひどいままなのか。素晴らしいディスプレイと素晴らしいスピーカーを両立することはできないのかと疑問を投げかけています。
今回批判されているGalaxy S22+は手元にないためスピーカーがどんな感じなのか不明。またGalaxy S22シリーズ全体で否定的に考えているのかも分かりません。
ただGalaxy S22 Ultraで見れば音量はしっかりしていますがスピーカーは世代を重ねたからといって進化している印象は受けません。同サイトはiPhone 12 miniの方がスピーカーが優れていると評価しており、Appleは基本スピーカーを軽視しないとしています。
そして最後にSamsungにスピーカー含め妥協のない製品作りをして欲しいとまとめています。それだけスピーカーがかなり残念なのかもしれません。ただイヤホンを使う人には関係ない話であり、そもそもスピーカーの音質にそこまで拘らない人もいます。
なので一概にダメと評価はできませんが、スピーカーさえもっと良ければ非常に完成度に高い機種になっていたのかもしれません。