韓国やアメリカにおいて歴代最高の予約件数を誇り順調な出だしとなっているGalaxy S22シリーズ。さらにそのニーズはGalaxy S22 Ultraが半数以上占めていることが判明しています。
先日には韓国版のGalaxy S22 Ultraを購入して開封レビューをしてみましたが、やはりのSamsungといった感じでトータルバランスは非常に高い。今回Phone Arenaによると、Galaxy S22シリーズは1万個以上のアプリのパフォーマンスが制限されていることが判明したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
GOSで制限。
今回韓国からの情報として、Galaxy S22のユーザーがシステムパフォーマンスを最適化し、ゲーム中の発熱を抑制するためのGOSがGalaxy S22でも採用されていることが判明したとしています。
ただこれは以前からGOSを採用していた機種があるためGalaxy S22に限った話ではありません。ただ今回の情報によるとOne UI4.0以降はこのGOSをパスすることがほぼ不可能に仕様が変更されているとしています。
Samsungとしてはユーザーの安全を確保するための措置だとしていますが、GOSありきのシステム設定に変更されたとも言えます。またこのGOSはゲームに限らず他のアプリのパフォーマンスも制限しているとしています。
他のアプリも制限。
またこのGOSについて以下のようにTweetされていることが判明したとしています。
Samsung created an app called GOS and used the app to limit game performance, making the gaming experience worse. However, according to what the Korean community found out today, Samsung confirmed that it has put performance limits on more than 10,000 apps… pic.twitter.com/U58AreZZoo
— 한가련 (@GaryeonHan) March 2, 2022
今回のTweetを確認するとSamsungは1万以上のアプリにパフォーマンスの制限をかけていることが判明。1万以上のゲームアプリだけならまだしもYouTubeやZooomなどゲームと関係ないアプリも制限しているとしています。
またGOSが不要な場合であってもパフォーマンスは制限されたままだとしています。電池持ちや発熱とのバランスを優先するためにSamsungがガチガチに制御していると考えた方が分かりやすいです。
制限がなくSoC本来のトップパフォーマンスを発揮できるけど不安定。一方で制限されるけど安定している。どちらがいいかはユーザーの判断次第という感じです。
ちなみにSamsungが内部調査を行なっているとの話もあり今後Samsungから何かしらの公式アナウンスがあるかもしれません。