個人的には詳細を把握していませんでしたが、なぜAndroidとiOSではiOSの方が少ない容量で快適に動くのか。バックグラウンドの仕様や通知システムなどの違いからiOSの方がより少ない容量で快適に動作することが判明。
またAppleはApp Storeで配信するアプリを厳格に統一化していることも有名。今回Phone Arenaによると10月以降EUでiPhoneはサイドローディングが可能になる可能性が高いと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
デジタル市場法の法制化。
今回の情報によると欧州連合のデジタル市場法(DMA)の法制化に伴い10月までにEU国内でApple製品を使っているユーザーはサードパーティの支払いプラットフォームを使用してトランザクションの支払いが可能になる可能性があるとしています。
現状AppleはApp Storeで配信されているアプリに対して決済方法はあくまでもアプリ内で完結するように強制しています。そのため開発者としてはアプリやコンテンツが売れてもAppleに25%と高い手数料を支払う必要がある。
またこの現状を避けたいEpic Gamesが揉めた上でApp Storeから排除されたのはかなり話題となりました。またKindleなどもアプリ内でコンテンツを購入することができず、基本ブラウザ版にアクセスして購入する必要があるなど手間があります。
ただ今回の情報ではEU限定になりますが、今後サードパーティの支払いシステムが許可される可能性が高いことからも今までアプリ内で決済できなかったKindleのようなアプリもアプリ内で決済が可能になる可能性もあります。
サイドローディングも可能に。
また今回の情報によるとApp Store以外で配信されている外部アプリをインストールすることが可能になるサイドローディング機能にも対応する可能性があります。Androidでは当たり前のような機能です。
ざっくり言ってしまえばapkのようにGoogle Play Storeで配信されていないアプリやバージョンをインストールことが可能に。ただ当たり前ですがセキュリティ上の懸念があり、不正アクセスなどが増える可能性もあります。
ただ今回の情報はあくまでもEUにおいての話であり他の地域ではおそらく対応しないと思います。AppleがどのようにEUモデルかどうか判断するかは定かではありませんが、アクセスしているサーバーなどではなく単純にモデル番号のみで判断するなら今後EUモデルのニーズが高くなりそうですよね。