Android12の恐怖。Xperiaがアップデートで不具合が発生した時の対処方法

先日には国内版のXperia 1ⅢやXperia 5Ⅲなどに対してAndroid12の本配信がいよいよ開始。Android12ではテーマデザインが大きく変更されることからも楽しみにしていたユーザーも。

ただXperiaは残念なことにメジャーアップデートの後は不具合やバグが多めです。今回は海外の情報を元にXperiaに不具合が発生した場合の対処方法についてまとめたいと思います。

ホームアプリのクラッシュ。

今回の記事は自分が把握している情報を元にまとめており絶対的に改善されるとは限りません。あくまでも参考程度にして頂けることを予めご了承下さい。

まず前回の不具合記事でも触れましたがAndroid12のアップデートで一番厄介なバグなのがXperia Homeがクラッシュする不具合。

これは発生したら基本手の施しようがほぼないと思ってもらった方が分かりやすいなので対処方法ではなくアップデートする前に別途サードパーティ製のランチャーアプリを用意して適用。

またキャリアモデルであればキャリアのホームランチャーに切り替えておくことがおすすめです。もちろんホームアプリを変更したことで必ずしも回避できるとは限りません。

ただ海外のユーザーを見る限りサードパーティ製のランチャーアプリに救われたとの声があります。なのでユーザーとして出来ることはサードパーティ製もしくはキャリのホームランチャーに切り替えてからアップデートに臨むことです。

ちなみにこの不具合が発生した場合高頻度でクラッシュが発生して使い物になりません。

あくまでも強制的に再起動が発生しないなら初期化もありかなと思いますが再起動が頻繁に発生する個体は無理に初期化を開始してその途中で強制的に再起動がかかった場合ソフトが完全に破損する可能性があるので危険です。

なのでどうにか対処したい気持ちもあると思いますが店頭でサポートを受けるのがおすすめです。

あまり正確に把握していませんが端末を白ロムとして端末のみ購入していない場合はキャリアの補償サービスに加入することができさらにサポートも受けられたと思います。

なのでこの不具合が発生した場合は自分で無理に対処せずサポートに相談がおすすめです。

指紋認証が消える不具合。

またAndroid12に限らず何らかのきっかけでXperiaの指紋認証が消える不具合があります。Xperiaの指紋認証機能が壊れたというよりは設定からも消えて最初から存在がなかったことに。

自分は今まで遭遇したことがありませんがまず電話アプリを起動してシークレットコード(*#*#7378423#*#* )を入力。その指紋認証の項目を選んでテストします。テスト結果が◯ならソフトの以上で×ならハードの異常。

海外のスレッドなどを確認しても基本何が基準で消えて復活するのか全く分からない状態です。あるユーザーは最新のアップデートを適用したら復活したとの声もありますが同じアップデートでも復活しなかったとの声も。

ただ比較的共通しているのは一度消えたらほとんどの確率で指紋認証が復活しないこと。でも自分が確認できた範囲では一例だけ復活してます。そのユーザーは同じファームウェアを再度焼き直ししたら指紋認証が復活したとの報告。

ただこの一例しかないため同じく焼き直しをしても再現性がどの程度あるのか判然としません。また焼き直しを最低限の知識が必要なため知識がある人がどうしても自己対処したい場合にやる感じです。

ちなみに指紋認証の設定項目が完全に消えている状態は明らかにおかしいので店頭サポートでも取り扱ってもらえたとの事例が多く自分が聞いている感じだと自己負担なしの修理。

そのため万が一指紋認証が消えてしまった場合は店頭サポートに相談するのが分かりやすいと思います。

不具合と仕様。

そしてメジャーアップデート後にアプリの挙動がおかしくなったりすることがあります。これはXperia自体に何か問題があるのか。アプリ自体が最新OSに最適化されていないのかにもよる。

とりあえず自分はメジャーアップデートが終了したらGoogle Play Storeを開いてアプリの更新をチェックして必ずアップデートがあるものはかならずアップデートするようにしています。

アップデート後でもダメなら設定からアプリを開いて少なくともログインが出来るアプリであればキャッシュとストレージを削除してまずアプリをまっさらの状態にして再度ログインを試してみます。

大体これで改善することが多いですがそれでもダメならアプリを再インストールしてみる感じ。これでもダメなら個人的には諦めます。ただあえてapkで古いバージョンをとるのもありかも。

でも自分はそこまで必須アプリが深刻な状態になったことがないので諦めることが多いです。いずれどちらかがアップデートされれば改善される可能性があるので自分で出来ることは限定的。

ちなみにアップデート後におかしいとの報告が多いのがTwitterのカクツキです。基本は高リフレッシュレートに対応しているXperia 1ⅢやXperia 5Ⅲでの発生報告が多いです。

ただこれはAndroid12に対応しているGalaxy S22 UltraやPixel 6 Proなど他のメーカーの機種でも発生していることからおそらくTwitterのアプリ側が最適化できていない感じだと思います。

よくXperiaのせいにされていることがありますがアプリ側の問題の可能性が高いです。また自分は都度リフレッシュレートを確認しませんがAndroid12にアップデート後の表示問題。

自分の認識違いだったら申し訳ないですが高リフレッシュレートに対応しているからといって全てのコンテンツを全てのシーンで例えばXperia 1Ⅲなら120Hzで表示できるわけではありません。

例えば分かりやすい例としてはカメラ起動時。またアプリ側が対応していないと意味がありません。例えばYouTubeですがYouTube自体が最大60fpsまでしか対応していません。

なので撮影の際に120fpsで撮影したとしても60fpsでしか表示できないことになります。ちなみに60fpsなのでリフレッシュレートで見れば最大が60Hz表示ということになります。

ここでちょっとややこしいのがYouTubeアプリで検索一覧から動画をスクロールしながら動画を探している時などは120Hzで表示できると思います。ただ動画自体は対応していないので再生を開始すれば60Hzに制限される感じ。

一部中華スマホはソフトの力で非対応アプリも強制的に120Hzで表示する機能があるみたいですが少なくともXperiaは対応していません。なのでバグなのか。それともそのような仕様なのか見極める必要もあるように感じます。

バックアップとサブ機。

あとはアップデートする前に必ずとも言えますがバックアップをとることをおすすめします。Google Driveなどクラウドサービスにバックアップをとるのも自由だと思います。

また先日には東北で地震。さらに地震の影響で火力発電所の稼働に支障が出ており電力が逼迫。個人的には電力の予備用+バックアップ用として安いスマホが1台あってもいいと思っています。

ただ安ければいいというわけではなくある程度新しいOSに対応できるものがいい。あまりOSが古いとバックアップとして使う際にアプリなどで弊害が発生する可能性もあるので同じXperiaであればデータコピーする場合にアプリの位置なども基本コピーされます。

制限があるのか詳細は把握していませんが自分だったらXperia AceIIやXperia 10IIなど安く入手できるXperiaをバックアップ用としておそらく所持して一応通信障害に備えて月額料金が実質かからないpovoあたりを契約してSIMを入れておく形をとると思います。

エントリーモデルは普段使いとしては物足りなさを感じることが多いですが緊急用として見ればFMラジオなどの機能に対応しつつ電池持ちもいいので比較的安心できる面もあります。

万が一に備えるとすればサブ機とまでいかなくても緊急用はありかなと思います。

まとめ。

本来であればアップデートの際に何事もなければいいのですがこればかりは正直何ともいえません。

Xperiaの場合は海外の方が先に配信されることが多いため海外の情報を集められますがPixelやiPhoneは基本全世界一緒なので早くアップデートできる分情報も少ないという感じです。

アップデートでハズレをひくかどうかは正直運ゲーだと思います。どのメーカーでもハズレがあります。なので比較的安定しているiPhoneやGalaxyだからと過信するのではなく万が一に備えた方がいい。

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