Galaxy S21など一部機種。今後ディスプレイとバッテリーのDIYが容易に

EU議会の採決によって今後EUで発売される全てのバッテリーを搭載製品はユーザーが簡単に交換できる仕様にしなけらばいけない。そのため今後メーカーは製品の設計を大きく見直す必要があります。

スマホで見てもガラケー時代のように簡単にバッテリーを交換できる仕様になっていませんが、一部メーカーはユーザーが任意で修理できるようにDIYプログラムの提供。

今回Phone ArenaによるとSamsungはGalaxyのディスプレイとバッテリーをより容易に修理できるようにすると報告しているので簡単にまとめたいと思います。

IFixitと連携。

今回の情報によるとSamsungは修理/分解で有名なiFixitを連携して今年の夏から「純正のデバイスパーツに修理ツール。そして直感的なステップバイステップの修理ガイド」を提供することを明らかにしたいと思います。

まず初期段階としてユーザーはディスプレイやバッテリーを自身で交換できるためのガイドを提供するとしていますが、今後対象のパーツが増えていくことも明らかににしています。

特にユーザーが破損させる可能性が高いディスプレイと長期利用でへたってくるとバッテリーとユーザーのニーズが高い部分からの開始になります。

対象機種は限定的。

もちろん今後ガイドを提供する機種は増えていくと思いますが、今回の情報によるとGalaxy S20やGalaxy S21。さらにGalaxy Tab S7+が対象としています。機種の選定としてはIFixitが出している修理のしやすいスコアを獲得している製品。

かつアメリカでも人気が高い製品が中心になっていると思います。Samsungは今後ユーザーがより修理しやすい内部設計にゆっくりと変更していくのかもしれません。

そして今回Samsungはプログラムの提供に対して以下のようにコメントしています。

持続可能性は、Samsungの製品から実践、運用に至るまで、Samsungの使命の中核です。ケアサービスに加えて、Samsungは、全国の1,700を超えるドロップオフ場所で使用できない技術を簡単にリサイクルできるようにしています。すべてのデバイスは、2009年以来米国で再利用またはリサイクルされている12億ポンドの電子廃棄物に追加されます。Samsungは、意味のある影響を与える日常の変更に参加するよう人々を招待しています。

ガイドに合わせて修理用のパーツなどもより身近に購入できるようになるのか。それともそこはiFixitが中心に発売するのか気になるところです。

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