日本国内でも一般ユーザー向けのタッチ&トライが4月7日に開催されることからも、まもなく正式発表される可能性があるGalaxy S22シリーズ。すでに海外の一部市場では発売されていますがモデルによっては供給が追いつかない状態に。
日本では正式発表された際にどのようなリアクションになるのか気になるところ。今回KoreaTimesによると韓国国内においてGalaxy S22シリーズの価格が急落していると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
GOS問題が引き金に。
Samsungは本体の発熱や電池持ちなどを優先にGOSを通して1万個以上のアプリを制限していることが判明。先日海外サイトが公開したテスト結果を確認する限りではGOSはあった方がいい。
ただユーザーが任意でオン/オフを出来ないこと。さらにユーザーに黙って制限していたなどそのやり方が良くなった。結果Samsungはアップデートを配信することでこユーザーの任意でオン/オフができるようになっています。
ただ本家本元である韓国ではGOSについて訴訟にまで発展するなど問題視しているユーザーが多い。そして今回の情報によると予約時点で絶好調だったGalaxy S22シリーズの売り上げですがGOS問題以降大幅に失速しているとしています。
キャリアと協力して補助金の強化。
この売り上げの失速に対してSamsungは韓国のキャリアと協力して補助金を強化したとしています。
キャリア | 施策 |
KT |
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LG Plus |
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また今回の施策に対してSamsungの広報は以下のようにコメントしています。
提供される補助金の額は、当社と携帯電話会社が協議の結果、一緒に決定したものだで現在、デバイス市場は一般的に困難な状況にあるため、補助金は4月1日から引き上げられた。
補助金を大幅に強化したことでユーザーの実質負担額はすでに低下の半額程度になっているとしています。またGOS問題はGalaxy S22シリーズの売り上げに悪影響を与える可能性があるとされていますが、地元のキャリア関係者の話だと販売量で明らかな減少はないとしています。
業界の見立てでは売り上げの失速を懸念しての補助金の強化とされており、今後売り上げを伸ばすことができるのか気になるところです。