予約開始から絶好調だったGalaxy S22シリーズですがGOS問題が引き金になって韓国では訴訟問題にまで発展。さらにユーザーの印象が大幅に悪化したのか売上ペースが減速しているとされており、Samsungはキャリアと共同して補助金を追加することで販促を強化。
今後の売れ行き次第では歴代Galaxy Sシリーズで最高の売上を記録する可能性もありますが、スペック含めて刷新される可能性が高いGalaxy S23シリーズ。
今回BusinessKoreaがGalaxy S23シリーズではMediaTek製のSoCを採用する可能性があると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
SamsungとMediaTek
Samsungはシリーズや発売地域によって搭載するSoCを分けており、例えばハイエンドであるGalaxy SシリーズはQualcommのSnapdragon。もしくはSamsungのExynosを搭載しています。
一方でプレミアムモデルであるGalaxy Zシリーズにおいては第3世代まではSnapdragon搭載モデルのみとなっています。
そしてグローバルモデルはExynosという扱いでアメリカや韓国。そしてアジアの一部ではSnapdragonを採用している感じです。一方でミドルレンジになるExynosもしくはMediaTekを採用している感じです。
なのでミドルレンジではMediaTekが採用されるのは違和感がありませんでしたが今回の情報によるとSamsungはフラッグシップモデルでも採用する可能性があると報告しています。
日本はMediaTekモデルに?
今回の情報によるとSamsungはGalaxy S23シリーズとGalaxy S22 FEの一部地域のモデルはMediaTek製SoCを採用する可能性があるとしています。またGalaxy S22 FEに関しては発売地域の半分がMediaTek搭載モデル。
そしてGalaxy S23シリーズに関してはアジアモデルがMediaTek搭載モデルになるとしています。ただ現状でSnapdragon搭載モデルが発売されている日本や中国に韓国などでどのような対応になるのか不明。
またGalaxy S23シリーズで見れば北米はSnapdragon搭載モデルなのか。ヨーロッパでは従来と同じくExynosなのか。現時点での情報では不明ですが最大で3種類のSoCを搭載することになり、本当に搭載SoCによって評価が分かれるということになるかもしれません。
少なくとも韓国とアメリカではSamsungのモバイル部門が一番評価しているSoCを搭載する可能性が高いので、この2カ国がどのSoCを搭載するのか今後の情報が気になるところです。