先日にはdocomo版Galaxy S22 Ultraの価格が発表され18万円オーバーとかなり高価。以前docomoは大手キャリアの中でも一括価格は安め。
プログラム利用時は高めという感じでしたが今回の価格設定からもプログラム利用前提の価格設定に完全にシフトした可能性があります。事前情報からも現行モデルより高くなると噂されているXperia 1Ⅳも同等かそれ以上かも。
今回Anthony氏がXperia 1Ⅳの一部スペックに言及しているので簡単にまとめたいと思います。
ディスプレイを確認。
かなり情報が錯綜しているXperia 1Ⅳのスペックですが絶対的なリーカーがいないことも原因。そのためいろんな情報で溢れやすい印象。今回の情報源に関しても同氏が単純に今まであった噂を集めただけなのか。
それとも同氏が把握している情報なのかも不明で信憑性は何ともです。その上でディスプレイから確認していきたいと思います。事前情報通りというか現行モデルと同じく6.5インチの4K/120Hz表示に対応。
ただこれは妥当というべきか特段驚きはありません。事前情報を元にすればキーとなるのは世界初の可変式4K/120Hz表示に対応するかどうかです。
競合他社の最上位モデルは高リフレッシュレート対応による消費電力の増加を少しでも防ぐために表示するコンテンツやユーザーの動作に合わせてリフレッシュレートを自動で調節する可変式を採用。
例えばXperia 1Ⅲで見れば高リフレッシュレートのオプションがオンになっている場合基本120Hzで表示できるコンテンツは120Hzで表示。表示できないコンテンツに関しては60Hzで表示。
ただ例えばTwitterやChromeなどでめちゃくちゃ早くスクロールさせている時であってもゆっくりスクロールさせている時であっても同じ120Hz表示なので無駄が発生しています。
この無駄を出来るだけ省くことを目的としているのが可変式でSamsungの発表によれば固定式と可変式では平均で20%消費電力効率が改善するとしています。
Xperiaのディスプレイは4Kに対応していることからもディスプレイの燃費が悪く120Hz表示でさらに悪化しています。現行モデルと同じく固定式ではディスプレイだけでの消費電力効率の改善は期待できませんが可変式を採用すれば改善が期待できます。
あとはXperia 1Ⅲの時は電源回路と駆動回路の開発に苦労したとされておりこの辺が可変式に関係なくより洗練されれば消費電力は改善するかも。
基礎スペック。
そして基礎スペックにおいてまずSoCはかなり情報が錯綜していますがSnapdragon 8 Gen 1+を搭載との予測。まだSnapdragon 8 Gen 1+は正式発表されておらずその詳細は不明ですがTSMCの4nmを採用。
TSMCの4nmを採用したDimensity9000は発熱がSnapdragon 8 Gen 1と比較する控えめと話題。なのでSnapdragon 8 Gen 1+もSamsungからTSMCに切り替わることで改善する可能性あり。
そのためSnapdragon 8 Gen 1+の期待値が高い状態。事前情報通りであれば5月に正式発表。記事執筆時点ではSonyがいつ新製品発表会を開催するのか明らかになっていませんがここまでくると5月の発表が有力な感じ。
ここまでくれば発表が遅くなっても発売遅くなってもハズレとされているSnapdragon 8 Gen 1ではなくSnapdragon 8 Gen 1+を搭載して欲しい。
少なくともメインコアの消費電力が多く消費電力効率が大きく改善されないとしていますが発熱によるパフォーマンスの低下や燃費の悪化が改善するだけでも印象が変わると思います。
そしてRAM16GB/512GBモデルが存在しているとしていますがありえなくない感じです。基本Xperia 1シリーズはベースでRAM12GBでストレージは地域限定とはいえ512GBも存在。
主に中華圏限定や直販モデルとしてRAM16GBの強化モデルが登場してもおかしくないと思います。長らく4GB以上にならなかったXperiaが16GBとかになればちょっと感動ものですよね。
そしてバッテリー関連に関して5000mAhのバッテリーを搭載。5000mAhでようやくライバルと同じ。充電速度に関しては45Wになるとしています。すでにFCCの認証を通過しているとされている中認証の際に使われた充電器は現行モデルと同じ可能性があるとされておりとなれば30W。
実際に45Wに強化されるか不明ですが例えばGalaxy S22 Ultraほど速くないと思います。おそらく電池残量が50%程度まで回復するまでのスピードを改善することが目的だと思います。
Sonyはバッテリーケアの方に注力しているためある程度まで充電できればあとはゆっくり。現行モデルで2時間弱かかりますが仮に45Wに対応しても1時間半前後になるのかもしれません。
そしてイヤホンジャックは搭載しておりこれは廃止になれば逆にショックという感じです。
カメラを確認。
最後にカメラに関しては48MP+48MP+48MPにペリスコープが搭載されるとしており直近の情報と同じ。ちなみに直近の情報ではメインカメラセンサーは1/1.3インチから1/1.28インチ程度まで大型化。
もちろんセンサーサイズを大きくすることでデメリットや不安な部分もかなりありますがハイエンドモデルとして見た時にXperia 1Ⅲの1/1.7インチはかなり小さい部類に入ります。
なのでスペックが横並びになるだけでもかなり印象が変わります。カメラの画角は不明ですが一部情報によれば光学式10倍に対応する可能性があり望遠レンズは2つ搭載とされています。
可変式望遠レンズでは何か不都合があったのか1世代で廃止になるのであればちょっと悲しいです。
また以前の動画でも言及させて頂いていますが今回のスペック通りであれば先日リークしたXperia 1Ⅳのレンダリング画像は実際の製品と違う可能性がありおそらくXperia 5Ⅳのものかも。
何よりカメラが4眼+TOFセンサーになったとすればカメラデザインが違うことになります。またセンサーサイズが大きくなると予測されておりカメラ部分も大きくなる可能性も。
実際にどうなるのか不明ですがカメラが進化すれば今のデザインを踏襲するのは難しいと思います。
また今回の情報で価格は$1399からとしています。記事執筆時点での為替で計算すると約17万7000円。ここに消費税などを加算した場合国内での販売価格は20万円近くになるとことになります。
ちなみに一部情報ではカメラの大幅な進化により6~20%程度の値上げになるとの予測されています。なので別の情報では$1415から$1580程度になる可能性があるともされており仮に20%値上げされたら19万9900円+消費税。
円安が進んでいるので何ともですが高いです。ただこれはGalaxy S22 Ultraでも18万円になったことを考えれば不思議ではない価格設定です。中途半端にスペックを強化しても結局高くなるのであれば今回の情報のように思いっきりスペックを強化してくれて高くなった方がマシ。
18万円クラスになってくると金銭感覚がおかしくなるのでこれで20万円でも大して変わらないと思っちゃいます。ちなみにアメリカでのXperia 1Ⅲの価格が$1299でGalaxy S22 Ultra/256GBの定価と一緒。
そのため価格が据え置きになったとしても結局為替や国内カスタマイズのコストなどを含めると18万円くらいになる可能性があります。値上げは避けられないと思うのでGalaxy S22 Ultraより高くなるこは覚悟しておいた方がいいと思います。
この価格になると信者の踏み絵的存在に。
まとめ
今回は海外のリーカーがXperia 1Ⅳの一部スペックに言及していたので簡単にまとめてみました。ただ今回の情報通りにスペックが強化されるのであれば自分は例え20万円を超えても納得です。
以前のXperiaはスペックが良くないし安くもないという感じでしたがここ近年のモデルを見るとスペックがいいけどその分高いと中途半端さがなくなったので非常に魅力的に感じます。
早く発表して欲しいけど早く発表されるとSnapdragon 8 Gen 1+の可能性がなくなるので難しいところです。