Samsungは歩留まり率の悪さからもsnapdragon 8 Gen1のサプライヤーからはずされ、さらに当初の予測通りですがSnapdragon 8 Gen 2に関しても完全にサプライヤーからはずされるなど現状Samsungにとって厳しい流れとなっています。
ただ一方でSamsungにとって半導体部門がグループで一番の稼ぎ頭。今回SamMobileによるとSamsungはAppleのM2チップのサプライヤーに選ばれる可能性があると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
M2チップのサプライヤーに。
AppleがM1チップの生産を軌道に乗せるためにSamsungは大きく貢献。そして今回の情報によるとM1チップと同様にM2チップに関してもSamsungがサプライヤーになる可能性があるとしています。
SamsungはM1チップの際に高密度の回路接続を備えたCPUおよびGPUに使用されるFC-BGA(フルチップボールグリッドアレイ)基板をAppleに提供したとしています。
そしてSamsungは現在M2チップ用のFC-BGAのサプライヤーになることを狙っているとしています。
Samsungは準備を開始している?
現時点SamsungはAppleのM2チップに採用されるFC-BGAのサプライヤーになるかどうかは不明です。ただ12月には1.3兆ウォンでベトナムにFC-BGA生産設備を建設するために投資。
また今年の3月には3000億ウォン分を既存の生産設備に追加投資したとしています。そのためSamsungは生産するための準備を着々と進めているようにも見えます。モバイル用としてみればSamsungがサプライヤーであるのは正直不安。
ただ一方でM1に大きく貢献したことを考えるとM2チップは安心なのかもしれません。