コロナ以降テレワーク製品の需要などが高まったこと。さらに半導体の製造に影響が出たことからも半導体不足になる中SamsungやTSMCなどサプライヤーは莫大な利益を獲得しています。
スマホ向けとしては今年の後半に3nmプロセスルールを採用したチップが登場すると予測されており、今後より高性能化に加え高価格化が進む可能性もあります。
今回韓国のメディアサイトによると半導体不足はさらに悪化していることに言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
関連機器も半導体不足に。
今回アメリカと中国からの情報としてグローバル市場において半導体製造のための関連機器のメーカーの供給が不安定になっており半導体不足に拍車をかけているとしています。
特にコロナが世界中でピークの時よりも深刻だとして最大のリードタイムは2~3年までに伸びているとしています。つまり半導体を製造するために一式揃えようとすると最大で3年近くかかる可能性があることになります。
また半導体を製造するための関連機器に関しても半導体が必要となっており、車やスマホなど製品に搭載するための半導体が不足している状況に加え半導体を製造するための関連機器の半導体が不足していることから二重の半導体不足の状況になっているとしています。
またアメリカの金融機関報告書によるとグローバル市場における半導体産業の平均リードタイムが6ヶ月以上となっておりコロナのピーク時と比較すると2倍に悪化しているとしています。
少なくとも半導体不足は負のループに入っている感じで、Intelの社長は先日に2024年まで継続すると予測しており今後数年は落ち着かない可能性もあります。