安く買うか?それとも待つか?Pixel 6aとPixel 6のどちらがおすすめか?

先日にGoogleはGoogle I/Oを開催し事前情報通りPixel 6aとPixel Buds Proを正式発表。さらにサプライズだったのが今年の秋にPixel 7とPixel Watchを正式発表することを明らかに。

そして2023年にはかなり久しぶりとなる純正タブレットを発売することを明らかに。これからの新製品もかなり楽しみですが直近の悩みの種としてはPixel 6aとPixel 6のどちらがいいか。

今回はPixel 6aとPixel 6のどちらがおすすめかポイントを簡単にまとめたいと思います。

Pixel 6のデメリット。

5月16日までGoogle StoreにおいてGWセールが開催中でPixel 6が6万988円で購入可能。少なくとも価格差を考えるとPixel 6を購入するのがおすすめという感じです。

ただ一方でPixel 6aと比較してPixel 6を選ぶ際にデメリットになるポイントももちろんあります。

筐体サイズ。

まず一つ目として筐体サイズでPixel 6は6.4インチのディスプレイを搭載した機種としては大きめで本体サイズは158.6×74.8×8.9mmで重さがひと回り近く大きい感じです。

本体サイズも結構違いますがPixel 6aの重さが178gと重さがかなり違うと思います。なのでPixel 6の方が圧倒的に軽く取り回しがしやすいサイズ感だと思います。

普段大型モデルを使っていることが多い自分からすればPixel 6は特段大きいわけでもなく重いわけでもありませんが小型モデルを使っているユーザーにはきつい大きさだと思います。

ただひとつ注意点としてPixel 6a自体も決してコンパクトモデルとはいえないサイズ感であくまでもPixel 6と比較した場合は取り回しがいいサイズ感という感じです。

発熱と電池持ち。

次に2つ目としては発熱と電池持ちです。同じくGoogle Tensorを搭載しており実際に実機で確認する必要がありますがおそらくパフォーマンスはほぼ一緒だとは思います。

Google TensorはSnapdragon888と比較すれば発熱はまだマシですが結構暑くなります。Pixel 6aに関しては発熱がどの程度か不明。

ただ電池持ちに関しては公式HPを確認した場合Pixel 6は24時間以上持続可能でバッテリーセーバーを使えば最長で48時間は使用可能。一方でPixel 6aに関しては24時間は一緒ですがバッテリーセーバー時だと72時間持続可能。

バッテリーセーバーを使うとほとんどの機能が制限されてしまうため何ともですが24時間の差。通常利用時でどの程度の差があるのか不明ですが少なくともPixel 6aの方が電池もがいい。

海外サイトが公開したバッテリーテストを確認すると86なので90くらいはあるかもしれません。仮に90くらいあれば廉価モデルとして見れば電池持ちが悪いですがハイエンドならぼちぼち。

バッテリー容量がPixel 6aの方が少なくて電池持ちがいいことからもSoCで何かしら制限がある可能性もあります。

画面内指紋センサーの刷新。

そして3つ目としては詳細がまだ不明ですが画面内指紋センサーが刷新されていること。

Pixel 6シリーズではおそらく世代が古い光学式センサーを搭載していることに加えセキュリティを重視したチューニングということもあり認証速度も悪く認証精度も微妙。

アップデートで改善したとはいえ個体差がある上に個人差もあるため評価は二分という感じ。何より不安に感じている人が多いと思いますがGoogleはPixel 6aでセンサーを刷新したことを明らかにしているので改善している可能性がある。

ただどの程度改善しているか不明です。なので少なくともPixel 6aの方がいいかも。自分の手持ちのPixel 6だとガラスフィルムだと全くダメなのでPixel 6aでも同じくガラスフィルムで違いが出るのか検討中です。

ざっくりPixel 6aと比較してデメリットの部分をまとめてみましたがどう捉えるかはユーザー次第。

Pixel 6aのデメリット。

次にPixel 6と比較してPixel 6aの気になるポイントについてまとめたいと思います。

3種の神器非対応。

まず一つ目はSmooth Displayに非対応。Google Tensorに加えAndroid12の最適化で操作感にもたつきがあることは考えにくいですがやはり高リフレッシュレート対応機種と比較すれば残像は感じやすいと思います。

そして次に2つ目としてはワイヤレス充電に非対応であること。個人的にはあった方が嬉しい。普段ハイエンドばかり使っていることもあり余計にないと不便。

おそらくですがコストの面ではなく差別化のために非搭載になっていると思います。そして3つ目としてはPixel 6aはIP67に対応していることです Pixel 6と比較するとざっくり言えば浸水はダメという感じ沈めるのがダメ。

とはいえPixel 6のIP68が何にでも沈めていいのかという訳でもないので個人的にはそこまで差がないようにも感じます。両機種ともジュースをこぼしたら壊れる可能性もありプールや海はもちろんお風呂もダメです。

ただ少しでも安全が欲しいという意味ではIP68に対応していた方がいいという感じです。防水/防塵に関しては勘違いしている人がかなり多いので注意が必要な部分でもあります。

大型センサーなし。

そしてやはり4つ目としてはカメラの違いだと思います。何よりメインカメラのサイズの違い。Pixel 6は1/1.3インチと大型センサーを搭載しているのでポートレートを使わなくても光学式のボケが発生。

一方でPixel 6aはPixel 5aと同じとされておりIMX363なので小さい。同じポートレートモードでもセンサーサイズが小さいPixel 6aの方がカメラソフトでの加工感が強くなる傾向にあると思います。

また同じセンサーを搭載するPixel 5a 5Gと比較した場合どちらもズームは最大7倍で画質に差はそこまでない。ただ動画撮影で2倍の場合は画質に大きな差。

またナイトモードにおいても天体写真モードにおいても大型センサーを搭載しているPixel 6の方が取り込める光量が多いということもあり明るくノイズが少ない写真を撮影可能という感じです。

IMX363とGoogle Tensorの組み合わせが未知数ですがセンサーサイズの違いは地味に出ると思う。カメラに少しでも拘りたい人はPixel 6を選んでおいた方がいいと思います。

とはいえPixel 6aもPixel 5aまでと同じ画質でGoogle Tensorでさらに強化されれば不安には思いませんがハード的な制約からモーションモードに非対応など超えられない壁もあります。

Pixel 6aはかなり強い。

定価で比較すると約2万円の価格差がありますが記事執筆時点でGWセール中で価格差が6000円くらい。ただ難しいと思うのがPixel 6aが今すぐ予約できる訳でもなく発売自体が2ヶ月先。

また今後Pixel 6が今回と同様の割引がされるかもしれないですしされないかもしれないです。さらに言えばPixel 6aがPixel 5aの時のように何かの機会で15%オフになるかもしれません。

なのでPixel 6aが発売されていれば別ですが発売されていない現状でPixel 6が安くて価格差がないというだけで購入するのは難しいかなという印象。

やはり比較してメリットはもちろんデメリットもあるのでそれを把握した上で価格を考慮しないとPixel 6aが割引販売された時に失敗したなと思う人も必ず出てくると思います。

ただ何よりPixel 6aは特段面白みはない。けど上手くまとまっている印象を受けます。まだ実機で試せていないため分からない部分もありますがGoogle Tensorを搭載したことでハイエンド相当のパフォーマンスに対応。

アップデート期間は最大5年で消しゴムマジックやリアルタイム翻訳に文字起こしに対応しています。ライバル機種になる可能性が高いiPhone SEと価格だけで比較すれば約1万円安いです。

今年は中価格帯のモデルが5万円から6万円という感じになりそうですがその中では強い印象です。今までのPixelはハイエンドとミドルレンジではSoCがしっかり違かったため区別化に。

ただPixel 6aがGoogle Tensorを搭載したことで良くも悪くも分かりにくくなった印象。

ハードに依存しないでソフトが主軸のPixelだからこそGoogle Tensorを搭載したことで廉価モデルの方がよりPixelの魅力が強く反映されているようにも感じます。

発表から発売までタイムラグがあるのは残念ですがGoogleも相当価格設定を頑張った印象。決してコンパクトモデルとは言えませんが比較的小型で長期のアップデートサポート。

さらにハイエンド相当のパフォーマンスに安心感のあるカメラの搭載などかなり魅力的です。あとバグや不具合などがPixel 6シリーズのように多くなければかなりイケそうな感じです。

まとめ

Pixel 6の今回のセール価格はかなり魅力的で相対的にPixel 6aが高いように感じますがPixel 6aは廉価モデルとはいえPixel 6のデメリットの一部をしっかり潰している感じ。

ただコストカットのためにワイヤレス充電など基礎スペックなどで物足りない部分も。Pixel 6aのデメリットが気にならない人はPixel 6aが安くなるタイミングを狙うのがあり。

一方でPixel 6に気持ちが傾いている人で早く欲しい人は今のタイミングはありかもしれません。

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