Snapdragon 7 Gen 1が正式発表。ミドルレンジの在り方を変える?

直近の情報において当初5月に正式発表されると予測されていたSnapdragon 8+ Gen 1ですが、中国の感染拡大の影響から下半期に延期。またSnapdragon 8+ Gen 1の搭載を考えていた中華メーカーの一部は計画を変更したと予測されていました。

ただ先日にQualcommは中国でイベントを開催しSnapdragon 8+ Gen 1を正式発表。今回SamMobileが同時に発表されたSnapdragon 7 Gen 1について言及しているので簡単にまとめたいと思います。

むしろ本命にも感じる。

今回QualcommがSnapdragon 7 Gen 1を正式発表。Qualcommは以下のように説明。

高速接続に加えて、心躍るオーディオとビジュアルを備えた壮大なモバイルゲームを提供します。

その構成としては2.4GHzまでクロックされる1つのARM Cortex-A710 CPUコア/2.36GHzでクロックされる3つのARMCorex-A710 CPUコア。および1.8GHzでクロックされる4つのARMCortex-A510CPUコアを備えたオクタコアCPUの構成。

Snapdragon 7 Gen 1はSnapdragon778Gの後継SoCとなっており、前モデル対比でGPUが20%強化。Adrenoフレームモーションエンジン/Qualcomm Game Quick Touch/HDRゲーム/VRS(Variable Rate Shading)に対応するなどゲーム関連に機能を強化。

SA/NSAネットワークとデュアルSIM5GセットアップをサポートするSnapdragonX625Gを搭載。最大4.4Gbpsのピークダウンロード速度でmmWave(4CA、2×2 MIMO)およびサブ6GHz(4×4 MIMO)ネットワークをサポートします。

スペック的にはSnapdragon 8シリーズに迫る勢い。ただ同時に発表されたSnapdragon 8+ Gen 1はTSMCの4nmプロセスルールを採用しているのに対してSnapdragon 7 Gen 1はSamsungの4nmを採用。

ミドルレンジ向けとはいえパフォーマンスがかなり高いとされている中発熱がどうなるのか気になるところ。また今回の情報によるとHonorやOppoやXiaomiなどいくつかのメーカーが採用。

また搭載機種は第2四半期に正式発表されるとしていることからも6月までには搭載機種が登場するとされています。あとはベンチマークでどの程度なのか非常に気になるところです。

 

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