Googleは従来と異なり四半期ごとのβ版であるAndroid 12QPR3を開始。Google Tensorを搭載したPixel 6シリーズのワークフローを確立させるために始めたβ版のようにも感じます。
そして今回9To5GoogleによるとGoogleが6月に配信を開始したFeature Dropについて言及しているので簡単にまとめたいと思います。
目次
主な新機能。
日本時間の6月7日においてGoogleは6月のFeature Dropを包括したセキュリティアップデートの配信を開始。Pixel 4シリーズ以降のPixelが対象機種となっておりPixel 6シリーズに対しても同時に配信開始。
ちなみに手元のPixel 6 Proに関してもすでに配信が開始していることを確認することができます。そして今回同時に配信されたFeature Dropの内容をざっくりとまとめると以下のようになります。
詳細 | |
Nest Dorrbellのビデオフィールド | Googleは現在ラング時にロック画面の公式からミニチュアカメラのライブストリームを視聴が可能に「互換性のあるNestドアベル(別売り)とGoogle HomeまたはNestアプリ」が必要ですが、「ドアベル」は「概要」設定に表示されます。 |
懐中電灯のリマインダー | 懐中電灯がオンになっている場合、At a Glanceはそれを目立つように記録、タップするだけですばやくオフにできます。クイック設定を再度開く必要はありません。 |
ポケットオペレーター | 「日常の音を音楽に変える」ことができる「Pixel用ポケットオペレーター」アプリをPlayストアから入手可能に。ビデオコンテンツを撮影し、それを楽しい音楽やビデオカットアップに変えます。サウンドをレイヤー化し、視覚効果を追加し、パターンとビートを作成し、それらをすべて混ぜ合わせて、独自のトラックを作成します。 |
会話モード | ディープラーニングモデルは、音声信号と視覚信号を使用して音声を分離し、必要な音声を増幅し、他の人やバックグラウンドノイズを除去します。話したい相手にカメラを向けるだけです。 |
またアメリカの話ですがデジタルワクチンカードをGoogle Payに追加することが可能に。従来Google Payは支払い機能がメインとなっていましたが今回のワクチンカードや運転免許証の統合などで今後Google walletに名称が変更されます。
残念なことに期待されていたPixel 6 Proへの顔認証の追加は見送られました。今後対応することがあるのか気になるところです。