海外版を購入すべきか?今後日本で発売してほしいスマホ

先日にXiaomiから独立したサブブランドであるPOCOがPOCO F4 GTを国内で正式発表。

グローバルモデルにそのまま各種認証を通過させた感じでおサイフケータイ非対応など最適化は不十分ですが今まで日本で発売が期待出来なかった機種が発売されることに大きな意味。

少なくとも日本進出のきっかけとして日本人が海外サイトで一定の割合で購入していたこと。今回は今後日本で発売されてほしい機種についてまとめたと思います。

海外スマホを購入する意味。

昨年の年末からiPhoneの叩き売りが一部家電量販店や代理店で行われておりiPhone祭りに。料金とセットではない割引のため違法ではありませんが微妙なところで総務省とキャリアのイタチごっこに。

国内で元々人気が高いiPhoneがミドルレンジよりも安く購入できるとなれば今後さらにiPhone一強。他のAndroidメーカーも頑張っていますがどんどん日本市場は旨味がない市場になる可能性。

また先日日本のニーズにしっかりと応えたとされているOppo Reno 7aが発売されましたが少なくとも前モデルと比較する限りスペックよりも価格を優先しているユーザーが非常に多い。

結局安さが優先となるとコスパどうこう関係なく無難で安いスマホしか売れない市場になる。そうなると結局どのスマホに似たり寄ったりな機種ばかりなり個人的にはつまらなくなる可能性。

一方で自分のようなオタク達が日本で発売されていない機種で自分がほしいと思う機種を購入する。その結果が割と衝撃的でPOCOの日本進出のきっかけを考えると感慨深いと思っちゃいます。

結局分離プランが導入されたとはいえキャリア主導による端末販売という流れは変わっておらずキャリアが売れると思う端末しか扱わないのであれば今までから大きく変わることもありません。

ただ逆に考えるとユーザー自信が動くことで今回のPOCOのように流れが変わるかもしれません。自分は基本メーカーで買う買わないとか差別することはせず欲しいと思えるかそうでないのか2択。

SHARPを日本企業と考えるべきか台湾企業と考えるべきか難しいところで富士通もそうですが日本企業だからそのメーカーの機種を応援したいと思ってもそれだけのために購入はしません。

自分はXperiaが好きですがSonyが日本企業だから購入しているわけではなくXperiaが好きだから購入しているのであり自分がほしいと思う機種は海外スマホ含めてやはり発売してほしいです。

フラッグシップモデルの不在。

その上でまず発売してほしいのが中華メーカーのハイエンドモデルや最上位モデルです。数年前にXiaomiが日本に進出したとはいえ未だ廉価もしくはエントリーモデルのみの販売です。

個人的にはXiaomi 12シリーズはちょっと期待していたのですが結局発売されていません。

中華メーカーでハイエンドを発売していたのはHUAWEIとOppoでHUAWEIに関しては規制強化以降日本市場でスマホの販売は消極的でOppoに関してはauからもFind X3 Proを扱っていましたが最新機種であるOppo Find X5 Proに関しては直販モデルもキャリアモデルも現時点でなし。

台数を見込めないのであれば今回のPOCOのように販路をオンライン限定などにした上で販売台数も限定した上で販売してほしいところ。

メーカーとしては少しでも販売台数を稼ぐために販路を拡大するためにキャリアや家電量販店など一般ユーザーが触れる場所でも販売したいところ。

ただiPhoneが圧倒的な市場で一般ユーザーが購入する確率はかなり低いと思うので販路を限定してオタク向けに販売してほしい。結局中途半端に売れないから販売しないのが一番嫌。

個人的にはXiaomi 12S Ultraなど今後発表される可能性が高い最上位モデルがほしいところ。

とはいえ最上位モデルに関しては中国経済が不安定であることも影響しているのか中華メーカーは中国市場以外での発売は消極的でHonorなどを見ても最上位は中国限定です。

なのでグローバル市場で見ても最上位を扱っていないことが多々あるので日本で発売されなくても仕方ないと思いますがとりあえずハイエンドがどの程度売れるのか試してほしいように感じます。

今後どうなるのか不明ですがこの辺日本での販売がどの程度になるのか予測がしにくい。

Galaxy Tab S8+とGalaxy Tab S8 UltraをWi-Fiモデルのみとはいえ発売したことに大きな意味があると思っています。

またXiaomiもOppoもそうですがブランドイメージをコスパでゴリ押ししすぎると結局利益率の高いハイエンドがどんどん売れにくい環境が構築。

特にAndroidはキャリア主導のため不要なキャリアアプリにキャリアロゴに割高な価格設定と本当にAndroidが好きなユーザーは直販モデルがほしいと思う割合の方が多いと思うので逆にキャリアに依存していないメーカーの方がチャンスがあるようにも感じてしまいます。

折りたたみ式機種の発売。

そして以前の記事でも触れさせて頂きましたが2つ目として折りたたみ式機種が日本でも出てほしい。

今年の折りたたみ式市場の出荷台数は2000万台を超えると予測されており前年が900万台なので大幅に成長が見込まれている分野であり今後のハイエンド市場を牽引する可能性も。

SamsungはGalaxy Zシリーズを主力シリーズにしており今年の出荷目標は1500万台とされています。前年対比でも2倍以上であり廃止されたGaalxy Noteシリーズの販売台数が平均1000万台程度。

このことを考えると今年の売れ行き次第ではNoteシリーズを超える人気シリーズになります。ただ問題なのはGalaxy Zシリーズくらいしかグローバル市場でまともとに発売されていないこと。

さらに折りたたみ式機種は技術が発展途上というべきか洗練されていないというべきかまだまだ単価も高く開発にも莫大な投資が必要なため大手メーカーが中心の販売になっています。

世界シェア1位のSamsungは出していますが2位のAppleはどんなに早くても2026年以降の登場。そして3位から5位までは中華メーカーとなっており基本は中国市場のみでの販売になっています。

メーカーとしても手探りの状態だからこそあまり冒険せずまずは中国市場で様子見。一方でGMSなしの状態でグローバル市場でも販売しているHUAWEIのマーケティングはすごいと思う。

ただ結局HUAWEIも以前のような勢いがないためグローバル市場ではSamsungの独壇場。そしてSamsungにとって中国市場は優先市場でないから中華メーカーとまともに勝負をする必要なし。

となるSamsungはグローバル市場でのんびりマーケティングをしていてもシェアは拡大します。Galaxy Zシリーズは素晴らしい機種ですがデザインの刷新もなく価格優先でどこか保守的。

なのでSamsungを刺激するためにも中華メーカーを中心にグローバル市場で頑張ってほしい。

日本市場でも結局発売されているのはGalaxy Zシリーズしかないので折りたたみ式機種がいいかどうかではなくGalaxy Zシリーズがいいかどうかの視点になってしまう。

そのためGalaxy Zシリーズに興味がない人は結果折りたたみ式機種に興味を持たない流れです。以前一部YouTuberがOppo Find Nの開封レビューを公開しましたがなぜOppoは依頼したのか。

Oppo Find N自体が中国市場以外で発売しない可能性が高いこと明らかにしている上で日本で販売する予定もないなら日本のYouTuberを使ってプロモーションをする必要はないです。

結局日本に進出しているメーカーでSamsung以外で折りたたみ式機種を発表できるメーカーはOppoとXiaomiあたりになるのでこの2つのメーカーには今後台数限定でも販売してほしい感じです。

折りたたみ式機種は耐久性の問題に本体価格などから否定的な人が多いですが個人的にはスマートウォッチやタブレットに近い印象。ハマる人にはハマるけどハマらない人にはハマらない。

スマートウォッチやタブレット自体の必需性はスマホには劣るのであり使ってみないと分からない。

折りたたみ式機種も使ってみないとその良さが分からない機種でありユーザーが興味を持つためにもSamsung以外のメーカーが国内でも発売してほしいように感じます。

まとめ

極論言ってしまえば日本に進出していないメーカーが日本に最初から進出する必要ないと思います。日本での販売動向を見たいのであれば技適だと通過させておいてグローバルサイトで購入する際に日本への配送も可能にしてくれればいいだけ。

そうしておくだけでも勝手にオタク達の中でほしい人は購入すると思います。それで売上が伸びてきた時に日本へ進出するか検討すればいいという感じで日本人がもっと買いやすい環境を構築してほしい印象です。

そもそも本音を言ってしまえば形骸化している技適がなくなればいいのにと思います。ただ技適は一部議員の利権のために継続している話なので今後もなくなることはないと思います。

最新情報をチェックしよう!
 data-src=文章で伝えられない魅力を" width="1280" height="720" >

文章で伝えられない魅力を

機種のスピーカーの音質や動画性能など文章だとなかなか伝えにくいことがあります。この伝えにくい部分をYouTubeでぜひご確認ください。

CTR IMG