国内でのApple StoreにおいてiPhone 14 Proシリーズの在庫状況はかなり悪く買い取り価格も異常なほど高騰。Appleの狙い通りの流れとはいえAppleが十分な在庫を用意できなかったのは完全なミスにも感じます。
一方でAppleはiPhone 14 Proシリーズ用のディスプレイの増産をSamsungと協議しているという話で今後在庫状況は少しずつ落ち着いてくると思われます。
今回Phone ArenaによるとiPhone 14シリーズの需要はAppleの予測を大きく下回っていると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
予測を大幅に下回る。
iPhone 14シリーズでは従来以上に無印とProモデルの区別化。明らかにiPhone 14 Proシリーズが魅力的に見えるように仕上げてきており、予約期間においてiPhone 14 Pro Maxのリードタイムは36.5日だったとしています。
つまり予約したユーザーは予約から手元に届くまで5週間近く待つ必要がありこれは、過去6年のApple製品で最もリードタイムが長かった製品だとしています。
少なくともiPhone 14 Proシリーズに関しては絶好調と言えますが今回の情報によるとAppleはサプライヤーに対して需要不足のため600万台分の生産を削減するよう指示したとされています。
Appleが重要視している中国市場では景気低迷中で発売から3日間で見れば前年対比で11%減少。また世界的なインフレなどもありスマートフォン市場の売上自体が厳しい中Appleも影響を強く受けている可能性。
何よりAppleの狙い通りProシリーズに需要が集中することで平均売価は高くなりますが一方で無印ほど台数が出るわけではないので無印の売上低迷が一番の原因なのかもしれません。
Appleは年内に9000万台のiPhoneを出荷すると予測されている中どの程度数字を維持できるのか気になるところです。