Pixelと大きな分かれ目。Galaxy AIはオンライン処理多めで有料の可能性

本日の深夜3時より正式発表されるGalaxy S24シリーズですが、ハード面で見れば順当なマイナーアップデート。ただ一方でソフト面に関しては大幅に強化される可能性があり、大きな特徴の一つになる可能性が高いのがGalaxy AIです。

ただ今回9To5GoogleによるとSamsungはGalaxy AIを有料で提供する可能性があると報告しているので簡単にまとめたいと思います。

有料の可能性。

SamsungはGalaxy S24シリーズでソフト面を底上げしてくる可能性があり一つ目としてはアップデートサポート期間の拡張。従来はメジャーアップデートが4回にセキュリティが5年でしたがメジャーアップデート含めて最大7年に対応する可能性があります。

そして2つ目としてはAI関連機能の強化で、Google Pixel 8シリーズを後追いしているようにも見えますがGoogleと大きな違いがある可能性。今回の情報によるとGalaxy AIは基本「有料」で提供する可能性があるとしています。

ただ2025年までは「無料」で、それ以降に関しては基本有料になることが前提で進められているとしています。一方で有料になるとしても買い切りになるのか月額料金が発生するサブスクのようなスタイルになるのか不明です。

Googleは現時点でAI関連機能を有料で提供することを考えていないため、ここはSamsungとGoogleで大きな分かれ道になる可能性があります。

オンライン処理が多めになる可能性も。

またSamsungがGalaxy AIの有料化を考えている理由の一つとしてオンライン処理がベースになる可能性。GoogleはPixel 8シリーズで追加した音声消しゴムマジックや編集マジックはオフラインで処理します。

一方でPixel 8 Pro専用となっている動画ブーストは最初の処理はオフラインみたいですが、それ以降はオンライン処理となっています。合わせてGoogleは現時点でPixel 8 Pro専用になっているのはサーバーのコストの問題であることを明らかに。

ただ今後対象機種が拡大することはあっても有料化させる予定はないことを明らかにしています。現時点でSamsungがGalaxy AIでどの部分までオフラインで処理できるのか不明です。

あくまでも一部情報によるとオフラインよりオンライン処理の方が多めと言われており実際には正式発表を待つしかありません。また大きく10個のAI機能が追加されると予測されている中全ての機能が有料化の対象になるのか不明です。

少なくとも2025年までは猶予期間があるため、今後ユーザーの間で定着しない限りは「無料」で提供する可能性も十分にありえます。