あまり期待値が高くなったことも影響しているのかExynos2400のゲームパフォーマンスはそれなりに優秀であることが判明しており、少なくともゲームをしっかりやりたいユーザーを落胆させるものではないことが判明。
今回SamMobileがExynos2400のパフォーマンステストの結果について言及しているので簡単にまとめたいと思います。
Snapdragon 8 Gen 3を超えた部分。
今回の情報によるとSoCのパフォーマンス比較で有名なGolden ReviewerがExynos2400のテスト結果を公開していることが判明したとしています。上記の画像はSoCのレイトレーシング性能を計測する「3DMark Solar Bay」のテスト結果となっています。
上記の画像からもExynos2400は9.3Wと電力効率も一番優れておりスコアもApple M2ちっつに及ばないとはいえモバイル向けでは最も優秀であることを確認できます。
少なくともExynos2400に統合されている「Xclipse 940 GPU」はレイトレーシングの分野においてかなり優秀であることを確認でき、逆にSnapdragon 8 Gen 3にも勝てる部分になります。
それ以外は劣る。
ただ一方で連続でGPUに負荷をかけてパフォーマンスをテストする「3DMark Wildlife Extreme」においてExynos2200よりは改善していることを確認できる一方で、Dimensity9300やSnapdragon 8 Gen 3には劣るという感じです。
あくまでもレイトレーシングという部分だけでみれば優秀ですが、それ以外の部分で見るとやはりトップクラスではないとしており、Samsungは来年Exynos2500で改善する必要があると指摘しています。
また今回のテストはGPUが主軸ですが、GPU以外の部分で見てもパフォーマンスがそこまで高いというわけではありません。何よりExynos2200より劇的に改善したことに違いはないですが、他社と比較して1年以上あいたことを考えれば当たり前かもしれません。