すでに一部市場で発売されているGalaxy S24シリーズですが、ハードの上の進化はあまりなくGalaxy AIを含めたソフト中心の進化。ただ一方でAIと組み合わせることでカメラなども進化しているとされています。
ただ実際に使ってみるとカメラはチューニング不足の印象。今回ICEUNIVERSE氏がGalaxy S24シリーズのファームウェアについて言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
カメラは明らかにチューニング不足。
Samsungは光学10倍対応望遠レンズを光学5倍対応望遠レンズに刷新。ただ50MPと高画素化されたことからも実質光学10倍撮影ができるとしています。スペックで見れば単純に現状維持という感じですが劣化している可能性も。
ただ現時点でみるとハードの問題よりもソフトの問題の方が目立つという感じ。
まず上記の画像はGalaxy S23 Ultraでナイトモードで撮影したものです。
次にGalaxy S24 Ultraで撮影した画像ですが白飛びは抑制されているものフレアがひどく入っていることを確認できます。ちなみにナイトモードで夜の公園を撮影するとGalaxy S24 Ultraはみんなこん感じでひどいフレアが入るという感じです。
また撮影する際にプレビュー画面は前モデル対比で暗くて見にくくなり、露光時間は短くなったので手ブレ防止にはいいですが、出来上がった写真はイマイチという感じです。
YouTubeのコメントで不良個体なのでは?と言われましたが現状だとチューニング不足なのか判断することができません。今回の画像は一例に過ぎませんがチューニング不足と言われても仕方ないレベルです。
最新のアップデートを配信する必要。
そして今回同氏が以下のようにポストしていることが判明しました。
Now it’s the end of January, but the firmware of Galaxy S24 series is all WM9, which is a firmware at the end of December 2023. Samsung seems irresponsible to do so, and needs to push the new firmware as soon as possible.
— ICE UNIVERSE (@UniverseIce) January 27, 2024
本来アップデートに何でもかんでも期待するべきではありませんが、今回のポストにある通りSamsungは一刻も早く新しいファームウェアを配信する必要があるのかなと思います。
もちろん最新のアップデートが配信されたからといって一気に改善するとも限りません。ただ逆に言えばアップデートで改善されないのでカメラは世代を重ねて悪化したという感じになりそうです。