先日より今年のiPhone 16シリーズではデザインが刷新されると予測されており、さらに信憑性は定かではありませんがiPhone SEがシリーズに統合されることで合計5モデル展開になるとも予測されています。
そして今回THE ELECが2025年に登場するiPhone 17シリーズのディスプレイに言及しているので簡単にまとめたいと思います。
シリーズ全体でLTPO対応ディスプレイを搭載へ。
Androidのフラッグシップモデルではほぼ当たり前のように120Hzのリフレッシュレートに対応。とはいえLTPO技術を採用した可変式120Hzのディスプレイを搭載している標準モデルはまだ限定的という印象です。
何よりAndroidのフラッグシップであれば最低でも120Hz表示に対応している中でiPhone 15やiPhone 15 Plusなど「無印」はいまだ60Hz表示のままです。そして先日の情報からもiPhone 16ではついに可変式120Hz表示に対応すると予測されています。
ただ今回の情報によると2025年に登場するiPhone 17シリーズでついにLTPOを採用したディスプレイが共通で搭載する可能性が高いとしています。仮に今回の情報通りであればiPhone 16でも60Hzが継続される可能性が高いことになります。
サプライヤーの技術不足が原因に?
機種によっても異なりますがざっくりとみたい場合中華メーカーは中国のBOEのディスプレイを採用していることが多く、一方でSamsungやGoogleにXperiaなどはSamsung製のディスプレイを採用していることが多いです。
その中でAppleはSamsungのディスプレイが非常に高いこと。さらにサプライヤーを一極化させたくないことからもLGやBOEにも発注することでコストを下げつつリスク分散をしている感じです。
そして今回の情報によるとBOEは中華メーカーにはLTPOに対応したディスプレイを卸していますがAppleにはまだ卸せない状態だとしています。つまりAppleが求める品質のディスプレイを製造出来ていないことになります。
とはいえ開発は継続しているみたいで2023年の年末にBOEはAppleにサンプルを納品。このタイミングでサンプルを納品したことを考えると今年のiPhone 16シリーズには間に合わない可能性が高くiPhone 17シリーズからの採用が現実的だと予測されています。
ただ業界の関係者によるとiPhone 15シリーズからiPhone 16シリーズの進化幅は小さく売上を確保するためにもiPhone 17シリーズではしっかりとした進化が必要だと指摘。
なので仮にBOEがiPhone 17シリーズに間に合わないとしても、Appleは他のサプライヤーに頼ることでiPhone 17シリーズで可変式120Hz表示に対応する可能性があるとしています。
国内での価格を見ると13万円近い機種がいまだ60Hz表示に対応というのは物足りないです。Androidなら批判の嵐になりそうなことでAppleだからこそある意味許されているのかもしれません。
今回の情報通りであればあと1年以上は待つ必要があるのでちょい残念です。