2021年に発売されたハイエンドAndroidはSnapdragon888を搭載していることからも発熱問題。機種によってはソフトで制御してマシな機種もありますがフルパフォーマンスを発揮できた機種はほとんど存在しない。
だからこそ来年登場する機種に期待してるユーザーもいると思います。今回は気が早いですが来年上半期に登場が予測されている機種の中から欲しい機種についてまとめたいと思います。
Galaxy S22 Ultra。
まずAndroidの王者ともいえるSamsungの最上位モデルであるGalaxy S22 Ultraです。すでにほぼ確定的なデザインがリークしておりNote20 Ultraに近いデザインを採用しています。
一部情報では命名規則も変更され無印はそのままS22。プラスモデルがS22 Pro。最上位モデルがデザイン通りにNote22 Ultraになるとの話もありますがおそらくS22 Ultraとして登場。
SamsungとしてはS-Penが他社との差別化と考えている可能性が高くS-Penを出来れば本体に内蔵させたい。そうなった時にNoteシリーズのデザインが合理的なのかもしれません。
スペック的にはS21 Ultraから大きな進化はないとされておりSoCが最新に。特にAMDのGPUを採用するExynos2200がかなりの注目を集めていますが半導体不足の影響か発売地域はかなり限定されるとの予測。
またベンチマークスコアではなくAIの強化や最適化やユーザビリティを改善する新機能に対応する方に特化。なのでベンチマークはそこまで高くないと予測されています。ディスプレイ自体も大きな変更はない。
ただZ Fold 3に採用されたより消費電力効率に優れた有機ELディスプレイを搭載する可能性。バッテリー容量は変わらず5000mAhとされていますが充電速度は45Wに対応との予測。
またメインカメラセンサーと超広角はマイナーアップデート。ただ望遠レンズは刷新と予測されています。一部情報では光学式12倍に対応とか。最大ズーム倍率を拡大するより画質の改善にフォーカスしている可能性。
Galaxy Zシリーズに関してはSamsungの想定を超える売上を記録。ただハイエンドのメインであるSシリーズは不振。S20シリーズはパンデミックの影響をもろに受けたと思いますがS21シリーズは値下げで挑んでも微妙。
モバイル部門に内部監査が入ったと言われているくらいその売上は深刻だとされています。Samsungは今後Galaxy Zシリーズを主力に考えていますが完成度が高いとはいえまだまだの部分もあります。
やはり完成度に安定という意味ではSシリーズになります。Xiaomiに押され気味なSamsungですがAndroidの王者であるSamsungの最上位モデルは必ず1台は欲しいところです。
Xiaomi 12 Ultra
次に2つ目の機種としてXiaomi 12 Ultraです。現時点では特許に基づいたレンダリング画像などが公開。ただまだ確定的なデザインなど判明しておらずスペックに関してもなんだか信憑性がいまいちなものが多い。
カメラに関しては200MPのカメラセンサーを採用するとの話もあれば50MPのGN5を採用するとの話も。直近の情報だと来年の第1四半期に正式発表。もしくは第2四半期にまでずれ込む可能性があるとしています。
前モデルを使った時の印象としては中華スマホの割には写真や動画で過剰に色を盛らないという感じ。むしろGalaxyよりよほど色味は自然。
ただカメラソフトがイマイチなのかナイトモードなどは搭載しているセンサーを考慮するとイマイチな印象。端末の完成度はSamsungには及ばないという印象です。
ただ最も勢いのあるメーカーの最上位機種はチェックしておきたいところです。一方で気になるのは国内発売。Mi 11 Ultraの中国版を購入した時は色々ややらかして それが億劫になってしまったので国内版に期待。
ライカとコラボするなんて話もありますがそれはそれで色味が濃くなったらちょっと考えもんかもしれません。
AQUOS R7
そして3つ目としては命名規則がそのままであればAQUOS R7です。正直AQUOS R6はスペックに期待しすぎた。Snapdragon888搭載機種としてみれば発熱もしにくく電池持ちもいい。
ただあまりにも発熱にシビアになりすぎたのか長時間安定したパフォーマンスが厳しくカメラはすぐに強制終了。また1インチのカメラセンサーはオートフォーカスがあまりにもひどくてかなり使いにくい。
アップデートでその後しっかりと改善されたみたいですが自分はアップデート後をしっかり試すことなく売却。SHARPの端末としてはかなり挑戦的な感じだったので完成度が低かったのは仕方ないのかもしれません。
ただ2世代目となればしっかりとブラッシュアップされAQUOS R6より安定かつ使いやすくなっていると期待したくなります。
個人的にはXperia PRO-Iと同じ1インチになる可能性が高いAQUOS R7を比較したい。Sonyは画素数を1200万画素。センサーの60%を使うことで秒20コマの高速撮影や高速オートフォーカスを優先。
1インチという大型センサーを常にフルに使わないからこそ本体の厚みを抑制。さらに1インチならではの感光性があるからこそフォーカスの改善や4K/120fps撮影や手ぶれ補正の強化など写真と動画において1インチを上手く使っている感じ。
一方でAQUOS R6でみれば1倍の撮影。つまり24mmの画角は19mmからクロップして撮影していますがAQUOS R7では同じ仕様なのか変更されるのか。同じ1インチでも使い方や求めることが違うのでこの2機種の比較は個人的には面白いと思います。
インターフェイス。さらにカメラセンサーとハードの力でマニュアル撮影をより強化しXperia PRO-Iとライカとコラボして開発されたカメラソフトの力でオート撮影も楽しめるAQUOS R7が今から楽しみです。
Xperia 1ⅣとXperia 5Ⅳ。
そして4つ目として自分にとって購入は必須なので当たり前と思っているXperia 1ⅣとXperia 5Ⅳです。個人的にはXperia 1シリーズが好きなので特に楽しみなのがやはりXperia 1Ⅳの方です。
世界初の可変式4K/120Hz表示に対応するとの噂もあるので実現するかどうか別としてそれだけでも楽しみです。また噂では50MP+48MP+48MP+48MPのクアッドレンズカメラを搭載すると予測されておりXperia 1Ⅲで搭載された可変式望遠レンズはどうなるのか。
またカメラデザインは垂直型を維持できるのか。画素数が大幅に強化されて PRO-Iでもあえて制限されている高速撮影やオートフォーカスはどうなのか。
そして搭載SoCによる発熱や電池持ちはどうなのかなど気になる部分もあります。
残念なことに半導体不足がすぐに改善される可能性は低くどんどん原価コストが高くなっています。その上昇が本体価格に反映される可能性もありXperia 1Ⅲより高くなる可能性も十分にありえます。
現時点での情報で判断すれば不安な部分の方が多いですが正直この時期のリーク情報はあてにならない。何よりSonyがXperia 1Ⅳでよりらしさを強化してくるのか。どんなチャレンジをするのか非常に楽しみです。
またXperia PRO-Iの開発のために培われた技術がXperia 1Ⅳにも反映されるのか楽しみです。
Pixel 6a
実際に今回まとめた機種が上半期に発売されるか不明ですがこの合計5機種が個人的に気になります。あとはワンチャン上半期に発表されるのを期待しているのがミドルレンジですがPixel 6aです。
直近の情報ではGoogle Tensorを搭載。カメラはPixel 5aとほぼ同じ。デザインはPixel 6を小型化。電池持ちや発熱など安定性の部分で不安もありますが5万円程度の機種であればかなり魅力的に。
またPixel 5aが日米でしか発売されていないことを考えると来年は従来の5月に戻してもおかしくない。半導体不足の影響でやはり供給は制限される可能性がありますが今から非常に楽しみです。
少なくとも今回まとめた合計6機種は購入して実際に試してみたいと思っています。まずはSnapdragon8 Gen 1がどのような完成度なのか気になるところです。