事前情報通りであればGoogleは今年の春頃に初の純正スマートウォッチであるPixel Watchを発表する可能性。また一部情報ではPixel 6aを第1四半期に発表する可能性があるとの予測。
コロナ以降Googleに動きがあるのは下半期でしたが今年は上半期から積極的に動く可能性。そして今回GizChinaによるとGoogleがAppleのようなエコシステムの開発に取り組んでいることを明らかにしたと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
Better Togetherを正式発表。
GoogleはCES2022においてBluetoothデバイスの高速切り替えやChromebookでスマートフォンへのテキストメッセージの表示機能など、自社製品において13個の新しい機能を発表したとしています。
AppleのエコシステムのようにGoogleも自社製品においてより連携性を強化するための新機能と考えた方がわかりやすいと思います。今回の情報によると、その中でも最大のアップデートが自社製品においてFast Pairフレームワークを搭載すること。
例えば現状で見ればAndroid6.0以降を搭載した機種。そしてFast Pairに対応したイヤホンだと瞬時にペアリングをすることが可能ですが、今後Googleの自社製品が対応することになり、Android TVやスマートホームデバイスなどより多くのデバイスに簡単にペアリングが可能に。
パートナー企業も多め。
また今回の情報によると、IntelやAcerにHPなどこのプロジェクトのパートナー企業となっており、順次対応製品が今後登場すると思われます。ちなみにBoseのスピーカーとサウンドバーにおいても今後数週間でChromecastのサポートを受ける予定。
AppleのエコシステムはあくまでもApple製品に限定されますが、Googleの場合はパートナー企業の製品も対応してくるのでより幅広い製品を組み合わせて使うことができるのが強み。
おそらくAppleのエコシステムのように綿密な連携は厳しいかもしれませんが、Google製品はより強固な連携。そしてパートナー製品と幅広く連携できるとなるとユーザーの選択肢が増えて汎用性が高いです。
Pixel Watchの布石も。
またApple Watchは設定することでMacBookやiMac。そしてiPhoneのロックを解除することができますが、今後数ヶ月以内にWear OS 3を搭載したスマートウォッチはAndroidやChromebookなどのロックを解除できるようになるとしています。
現時点でWear OS 3を搭載しているスマートウォッチはかなり限定されていますが、今後搭載した機種が増えれば汎用性が高くなります。またPixel WatchもWear OS 3を搭載すると予測されています。
なので今後PixelなどをPixel Watchを装着しているだけでロックが解除可能に。今回発表された新機能は今後数ヶ月以内に対応させていくとしています。おそらく年内にはある程度の枠組みができる。
そして来年以降にどんどん完成度が高くなっていく感じになりそうです。