コロナも新たな変異体が今後急激に感染が拡大する可能性もありますが今年はちょっと落ち着いて欲しい。一昨年はコロナの影響で開催が直前に中止。昨年はコロナの影響で6月下旬に開催されたMWC。
そして今年は例年通り2月下旬開催予定なので平常運転に。今回は今年発表される新型Xperiaの情報を再整理したいと思います。
デザイン。
Sonyはリーク対策のために正式発表後に大量生産を開始すると言われておりプロトタイプがリークしても実機が正式発表される前にリークすることはほぼありません。一方で唯一リークするのがデザイン。
有名なリーカーがCADを元に作成したレンダリング画像をいつも公開。ただ記事執筆時点では公開されていません。
CADが元なので正式発表された本体サイズと僅かに異なることやカメラデザインが微妙に違うこともありますがほぼ同氏が公開するレンダリング画像に間違いはありません。ただ製品名が間違っていることはよくあります。
ちなみに2021年に同氏が公開したXperiaのレンダリング画像はXperia 5Ⅲ/10Ⅲ/Ace IIの3機種。同氏がリークした時にXperia 1Ⅲとされていたものは実際にはXperia 5Ⅲのデザインだったという感じ。
なので今後レンダリング画像が公開されても機種名が間違っている時があるのでそこだけは注意です。
特に今年は従来通りであれば命名規則が変更されるタイミング。命名規則の変更はリーカーでも予測が難しい。過去に同氏が公開したXperia XZ4とXperia XZ4 Compactのレンダリング画像は実際にはXperia 1と初代Ace。
早く同氏がレンダリング画像がリークしてくれることに期待しているのですが現時点では動きなし。例年であれば発表される前の年の12月下旬から発表される年の1月下旬の間にリークされることが多い。
そのためそろそろリークしてもおかしくない。逆にこの期間よりリークするのが遅くなるとなると2021年より正式発表時期が遅くなる可能性も。とりあえずデザインに関して現時点で有力な情報がなく同氏のリークを待つしかありません。
基礎スペック。
そしてスペックに関してSoCはほぼ間違いなくSnapdragon 8 Gen 1を搭載していると思います。動画撮影時点ではまだ有力な情報がありませんが発熱に関してははやはり負荷をかけると発熱がひどいみたい。
ベンチマークスコアが100万点を超えると話題になっていますがベンチマークより発熱抑制を頑張って欲しかった。現時点でSonyが発熱対策をどうするか不明ですがXperia 1Ⅲを見る限りグラファイトシートの搭載。
そしてソフトによる熱管理の最適化だけでは限界がある。なので発熱/放熱対策をどう強化してくるのか。Xperia 1Ⅲでは何方かと言えば放熱対策が強化されたのでXperia 1Ⅳは内部でどれだけ冷却できるかが重要になってくると思います。
ちなみにこの爆熱はいつまで続くのか。有名リーカーによると発熱の原因の一つとしてAMDのアーキテクチャを採用していることが原因としています。さらにSnapdragon888でみればSnapdragon888+であるTSMC製のプラスモデル。
最新世代ではサプライヤーが変わるため名称もSnapdragon 8 Gen 2になると予測されています。少なくともSnapdragon 8 Gen 1の後継SoCの名称が今後どうなるのか不明。
ただWindows用を見るとその後継SoCは単純にGen 2ではなくGen 1とGen 2では別のSoCとなっているので余計に分かりにくい。
ちょっと話がそれましたが仮称Snapdragon 8 Gen 2や発熱がないと評価されているDimensity9000のプラスモデルは発熱の問題を改善しきれていないとしています。個人的には発熱の原因としてSamsungの4nmを採用。
これが原因でTSMCの4nmを採用すれば改善されるかと思っていましたがどうやら直近の情報では違うみたい。
結局AMDのアーキテクチャが変更されるのが2023年に登場する新型SoCから。つまり搭載機種が登場するのは2024年。少なくとも2023年下半期に登場する機種までは発熱問題を抱えている可能性があるとしています。
あくまでも現時点でのリークなので実際に発熱がいやで2024年に登場する機種を待っても改善されているか不明。この感じだとSoCに期待するよりメーカーの発熱対策に期待するしかない状況にあります。
またディスプレイに関しては世界初の可変式4K/120Hz表示に対応するとの噂もあります。仮に搭載すれば表示解像度もリフレッシュレートも自動で制御することができる珍しい機種になりそうです。
Xperia 1とXperia 1IIでは同じディスプレイを採用 約3年ぶりに新しいディスプレイをXperia 1Ⅲが搭載。そしてLTPOに対応した新型ディスプレイとなればディスプレイの原価だけでもかなり高くなりそうですよね。
カメラの進化。
そしてインカメラは画素数は8MPのままでもセンサーはSony製を採用するとの予測。
現時点で何も情報がありませんがXperia PRO-Iのようにインカメラは使わずリアカメラ中心にしてVLOG Monitorを使えるようにするのか。少なくとも現行機種で見れば他のハイエンドと比較してもインカメラは弱すぎだと思います。
そしてリアカメラは信憑性は定かではありませんが48MPのカメラセンサーを4つ搭載するとの話もあります。Sonyがオートフォーカスにかなり拘りを持っているのでTOFセンサーを搭載することは間違いないと思います。
ただ48MPのカメラセンサーを4つ搭載するのか個人的には懐疑的。Pixel 6のように基本12.5MPに制限するのか。ただXperia PRO-Iでは大型センサーをクロップして使われているのでそのノウハウが使われてもおかしくない。
一方でXperia PRO-Iの場合秒20コマの高速撮影の際にシャッターボタン押してから撮影開始するまでにタイムラグがある。
このあたりが高画素センサーを採用することで同じように発生してしまうなら従来通り12MPのカメラセンサーでセンサーサイズをせめて1/1.5インチ程度まで大きくして欲しい。
少なくともXperia 1IIからメインカメラセンサーは2年連続同じなので刷新はされて欲しいように感じます。一方でXperia PRO-Iと同じく1インチのカメラセンサーを搭載する可能性はかなり低いと思います。
むしろ本体価格とのバランスを考えると搭載するべきじゃないです。Xperia PRO-Iが発売されたことからもガチでカメラを楽しみたい人はXperia PRO-Iを使えばよくXperia 1シリーズにそこまで求めるべきじゃない。
センサーサイズをもうちょっと大型化して現状の秒20コマの高速撮影や高速オートフォーカスを継承して欲しい。良くも悪くもXperia PRO-Iを使って感じたのはXperiaのカメラに足りないのがハードでのゴリ押し。
これが少しでもセンサーサイズが大きくなるだけでもかなり印象が変わると思います。S22 UltraはAIをより駆使して補正を強化してくる可能性が高く他のメーカーもさらに補正に磨きをかける可能性。
一方でXperiaには現状維持を期待したい。デザインさえ分かればセンサーの搭載数も分かるんですけどね。
まとめ
一部情報によるとXperia 1ⅣやXperia 5Ⅳはそんなに遠くない未来に発表されると予測されています。この感じだと2021年の時のように4月頃に独自イベントを開催して発表するのではなくMWCの可能性があります。
ただ2月下旬に発表されたとしてもすぐに発売されるとは言えません。この待たされる時間も正直嫌です。何より今年の新型Xperiaも非常に楽しみでもっといろいろとリークして欲しいように感じます。