早速Snapdragon 8 Gen 1を搭載して発売されたXiaomi 12シリーズ。やはり気になるのがSnapdragon 8 Gen 1の発熱。海外サイトの情報によれば、ゲーミングテストの結果Snapdragon888よりパフォーマンスは安定しており発熱もマシとの評価。
今回海外のYouTuberが異なるSoCを搭載した3つのXiaomiの機種でパフォーマンステストをしているので簡単にまとめたいと思います。
搭載しているSoC。
今回のテストに使われている機種とその搭載SoCを確認すると以下のようになります。
搭載SoC | |
Poco F3 | Snapdragon870 |
Xiaomi Mi11 Ultra | Snapdragon888 |
Xiaomi 12 Pro | Snapdragon 8 Gen 1 |
単純にみればベンチマークスコアはSnapdragon 8 Gen 1が一番高く、最も発熱しにくいのがSnapdragon870という感じです。今回のテストはAnTuTuのベンチマークを回すパフォーマンステスト。
パフォーマンステスト。
今回の動画に基づいてベンチマークテスト終了後の本体温度をまとめる以下のようになります。
F3 | Mi 11U | 12 Pro | |
1回目 | 37° | 40° | 39° |
2回目 | 42° | 44.5° | 45° |
3回目 | 41° | 45° | 45° |
4回目 | 45° | 44° | 45° |
今回のテスト結果だけを確認すると1回目こそ温度が低いSnapdragon 8 Gen 1。ただ今回のテスト結果の中では最高温度になるのが最も速く、その後その温度を維持。
一方で以外だったのがSnapdragon888。4回目のテスト終了時点で最も温度が低いという結果に。あくまもでAnTuTuを4回連続で回すという環境であれば、どのSoCも内部温度に対して差がない。
Xiaomi 12 Proの発熱/放熱対策はかなり強化されており、かなりアピールされていましたが今回の結果だけで見るとなんとも言えない感じに。もちろん負荷の掛け方で結果も変わってくると思いますが今回の結果だけで見れば大してSnapdragon888と変わりがない印象です。
今年もSoCによる発熱は懸念事項のままという感じになりそうです。詳細を知りたい人はぜひ動画をご確認下さい。