一部情報によるとiPhone 14 ProシリーズはiPhone初となるパンチホールデザインの採用。さらに一部モデルはSIMスロットが廃止されeSIMのみに。またメインカメラセンサーが刷新され48MPになり8K撮影に対応との予測。
事前情報を見る限り想定以上の刷新となりそうなiPhone 14 Proシリーズ。そして今回Phone ArenaによるとiPhone 14シリーズの価格もかなり高価になる可能性があると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
据え置きが困難に。
iPhone 12シリーズで初めて5Gに対応。5G対応やスペックアップによる原価コスト上昇分を相殺するために付属品の一部をカットしたとされており、環境への配慮というのは本音と建前だと思います。
ただすでにコストカットをするものがない。また半導体不足が影響してSoCの原価コストの上昇。いずれは価格の据え置きが難しくなり本体価格が高くなると予測されていましたが今回の情報に基づいて価格をまとめると以下のようになります。
前モデル | 価格 | |
iPhone 14 | $799 | $799 |
iPhone 14 Max | – | $899 |
iPhone 14 Pro | $999 | $1099 |
iPhone 14 Pro Max | $1099 | $1199 |
唯一価格が据え置きになっているのがiPhone 14のみ。ただiPhone 14シリーズの中で唯一可変式120Hz表示に非対応。さらにiPhone 14とiPhone 14 Maxは極力本体価格の上昇を避けるため現行モデルと同じくA15 Bionicを継続採用するとの話もあります。
実際のところはどうだか不明ですが今回の情報通りであれば前モデル対比で$100の値上げになります。
値上げの理由。
また今回の情報によると特にiPhone 14 Proシリーズの値上げは避けることが難しいとしています。例えばパンチホールを採用すると予測されていますが、上記の画像のようにピル型にまずディスプレイをカットする必要性があること。
さらにディスプレイ下にはFace ID用のドットプロジェクターを搭載、その表面のディスプレイ部分を特殊加工。部品コストに加え組み立てコストも増加すると予測されており、これだけでも値上げに。
さらにカメラセンサーの刷新にSoCの強化など他の部分でもコスト増加に。Appleとしても値上げは出来るだけ避けたいところだと思いますが、他の部分でコストカットしても増加した分を吸収しきれなくなっている。
少なくとも今回の価格通りじゃなくても値上げ自体は覚悟する必要性。またiPhone 14 Pro Maxには2TBモデルが追加されると予測されていますが、そうなればiPhone史上最も高価な価格設定になるのかもしれません。