Pixel Foldのデザインのヒントが判明。まさに理想の折りたたみ式機種

当初の予測では2021年の後半に正式発表が予測されていたGoogle Pixl Foldですが実際に発表されず。

開発の進捗がイマイチなのか元々Googleは2021年に発表する予定がなかったのか定かではありませんが一部情報では競争力のある価格設定に出来ないことからもその発売はキャンセルされたと言われています。

ただ今回9to5GoogleによるとAndroid12Lの内部コードからPixel Foldのデザインのヒントが判明したのでまとめたいと思います。

リークしているスペック。

キャンセルされた可能性があるとの情報が出た後もベンチマークのリークや今回の情報など開発が継続の可能性。まずは事前情報に基づいてPixel Foldのスペックを確認したいと思います。

搭載SoCはおそらくAndroid12L。Android12Lは折りたたみ式機種やタブレットに最適化させるためのAndroid12の派生バージョンです。記事執筆時点でパブリックβ版の配信が開始しており対象機種は一部PixelやLenovoのタブレットくらい。

そもそも折りたたみ式機種にも最適化させるためのバージョンなのに対象機種に折りたたみ式機種が存在しない。折りたたみ式機種のソフト部分の開発を協力してきたSamsungのGalaxy Zシリーズも対象機種ではない。

この感じだとAndroid 12Lの本配信が開始するとされている3月にAndroid12Lを初めて標準搭載して登場する機種がPixel Foldになるかもしれません。ただAndroid12Lを標準搭載した場合気になるのがその後。

Android13はスキップしてAndroid13Lまで待つのか。それともAndroid13も配信されるのか不明。

Google Tensorの搭載。

そしてSoCはGoogle Tensor。ベンチマークからもGoogle Tensorを搭載している可能性が高い。Pixel 6aも搭載すると予測されており今年の後半に登場するPixel 7シリーズ以外は共通の採用の可能性。

Googleとしても多くの機種で共通採用することでコストカットにパフォーマンスや機能の共通化とメリットも。Snapdragon 8 Gen 1などと比較するとベンチマークは大きく見劣りますがそれでも70万以上のスコア。

パフォーマンス的には十分ハイエンドと同等でありGoogleがPixelに求めるパフォーマンスは満たしてる可能性。おそらくアップデートのサポート期間もメジャーアップデートが3回にセキュリティアップデートが5年。

RAMは12GB ストレージは現時点で不明ですがおそらくストレージオプションはなく256GBあたりが妥当。もしくは価格を安く見せるために128GBの可能性も。

SDカードはGoogle Oneに力を入れていることを考えると従来通り対応しない可能性。

カメラ構成。

そしてカメラに関してはメインカメラと超広角のデュアルレンズカメラ構成に。またインカメラに関してはメインディスプレイとサブディスプレイにそれぞれ一つずつ搭載。

うろ覚えですがGoogleカメラアプリの内部コードだったと思いますがメインとインカメラはPixel 5aと同じ。超広角のみPixel 6と同じ。なのでリーク情報を元に判断すればPixel FoldはPixel 6aを2画面にした感じ。

おそらくですがPixel 6aと非常に似たようなスペック構成になる可能性が高くPixel Foldはワイヤレス充電に対応したとしても防水/防塵には非対応など。またイヤホンジャックは共通して対応しない可能性など。

現時点での情報ではカメラ構成がPixel 6以前のモデルと同じでここで評価が分かれるところだと思います。

ディスプレイ。

そしてメインディスプレイは7.6インチの有機ELディスプレイで可変式の120Hz表示にUTGを採用。サプライヤーがSamsungになるとされておりコストカットのためGalaxy Z Fold 2で採用されているディスプレイを採用する可能性があるとの予測。

メインディスプレイのアスペクト比やディスプレイサイズがGalaxy Z Foldと同じになることからもその全体的なデザインも非常に似ている可能性との予測。

デザインのヒントが判明。

 

ただ今回Android12Lのパブリックβ2の内部コードからユーザーがSIMカードの抜き差しをするためのアニメメーションが発見。このアニメーションに表示されている機種がPixel Foldではないかとされています。

少なくとも詳細なデザインを確認することができませんが本体右側側面に音量ボタンの存在を確認できます。またSIMトレイは本体下部に搭載しています。ただ電源ボタンがどこに搭載しているか不明。

Galaxy Z Fold 3やHuawei Mate X2は電源ボタンに統合された指紋認証を搭載しておりPixel Foldも指紋認証が電源ボタンに統合されている可能性。となれば本体右側面にある可能性があります。

またこの画像を確認する限りPixel FoldのデザインはGalaxy Z Fold 3に全く似ていないことを確認できます。当初の予測ではGalaxy Z Fold 3に採用されているアスペクト比5:4が採用されるとしてきましたが今回の情報によるとアスペクト比8:7で正方形に近い感じ。

何方かと言えばOppo Find Nに近いデザイン。またサブディスプレイに関しても少なくともアスペクト比25:9はない。Honor Magic Vのアスペクト比21:9よりさらに横幅あるように見えるのでOppo Find Nのアスペクト比18:9に近い感じになるのかもしれません。

となると分かりやすいイメージとしてはOppo Find Nを一回り。もしく2回り近く大きくした感じに。

 

アプリ側の問題もありますがGalaxy Z Fold 3は縦長のため横幅が十分じゃないと判断された場合スマホ用のインターフェイスでそのまま拡大表示。一方で横幅がしっかりとある場合タブレット用が表示される。

ここにAndroid12Lによる最適化があるのでより使いやすくなる可能性も。普通のスマホで見れば縦長の方が一度に表示できる情報量が多いため見やすい。

ただタブレットサイズになると画面分割時に縦長だと逆に見にくく感じてしまうことがあるのでPixel Foldのアスペクト比はかなり理想的なのかもしれません。

Pixel FoldがGalaxy Z Fold 3と似たようなデザインになるのであれば差別化は難しい。おそらくGalaxy Z Fold 3の方が本体価格が安く完成度も高い可能性。

ただ全体的なデザインが違うとなれば話は別。これであればPixel Foldもまだ生き残れるチャンスがあるように感じます。

理想の折りたたみ式機種。

今回の情報をみる限りPixel Foldは自分にとってかなりの理想に近い。一つ目の理由としては国内での発売。Pixel 5a 5Gが日米限定で発売したこと。またPixel 4a 5Gに関しては世界最速で発売したことからもGoogleにとって日本は優先市場である可能性が高い。

となればPixel Foldが地域限定での発売だとしても日本で発売される可能性が高く、その際はおサイフケータイなど日本独自カスタマイズにも期待できます。

折りたたみ式機種は本体価格が高いので出来れば余計なことを考えなくて済む国内モデルを購入したい。2つ目の理由としてはカメラです。自分がGalaxyのカメラをあまり好きじゃないということもありますがZ Fold 3に感じている不満の一つがカメラ。

オートフォカスは弱くフォーカス精度もイマイチ。さらにAIによる補正がかなりきつくて違和感。一方でPixel Foldはざっくり言えばPixel 5aのカメラと一緒。

同じくAIでばちばちに補正をかけますがオートフォーカスが優秀でフォーカス精度も優秀。さらにシャッターボタンを押してから保存されるまでのタイムラグも少なくナイトモードはかなり強い。

Pixel 6シリーズはSamsung製のカメラセンサーを搭載したことが影響したのかちょっと派手目に。ただPixel 5aまではPixel 6ほど派手じゃないためより自分好みで何より使い勝手の良さを知っている。

そして3つ目がサブディスプレイ。Galaxy Z Fold 3では出来るだけ手首の負担を軽くするためにサブディスプレイで片手で使わずメインディスプレイで両手で使うようにしています。

日常生活においてはこの使い方で十分ですがたまに電車に乗る時などメインディスプレイを使うのに抵抗がある時も。この時サブディスプレイがあまりにも縦長すぎて持ちやすいけど使いにくい時が多いです。

これがPixel Foldではサブディスプレイも普通のスマホのように使えるとなるとかなり魅力的に感じます。現時点で本体サイズや重さは判明していないですがメインディスプレイサイズを考えれば軽い可能性は低い。

なのでメインディスプレイで両手で使うことがメインになりそうですがサブディスプレイが使いやすくなるのはいい。

まとめ。

今回はPixel Foldのデザインに関するヒントが見つかったのでまとめてみました。本体価格が30万円オーバーで数量限定とかでもいいのでとにかく日本でも発売して欲しいと思っちゃいます。

まずキーとなるのがAndroid12Lの本配信が開始するとされている3月でこのタイミングでの発表に期待したいところです。

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