Pixel 6が実質1円。だとすると本当にPixel 6aは要らないのか

事前情報通りであればGoogleは5月に廉価モデルとなるPixel 6aをグローバル発表する可能性。Pixel 6でよく言われるデメリットである本体サイズや電池持ちに発熱が改善している可能性。

そしてPixel 6aは廉価モデルであることからもベースであるPixel 6よりは安くなると思います。今回は地味に質問が多いGoogle Pixel 6シリーズが安くなるタイミングについてまとめたいと思います。

よく安くなるタイミング。

主に国内でPixelを購入する方法としてはauやSoftBankからキャリアモデルを購入すること。もしくはGoogle Storeにおいて直販モデルの購入。

以前の記事でもまとめさせて頂きましたがau版のPixel 6は一部家電量販店で実質1円でレンタル可能に。ただ購入できる店舗が限定的であること。

さらにMNP限定が基本かついつでもカエドキプログラムなど2年後に返却することが前提のため条件が当てはまらないユーザーも多く、いつキャンペーンが行われるか非常に予測しにくいです。

ただ一つ言えるのは2〜3月の新年度切り替えのタイミングと年末商戦のタイミングは安くなりやすい傾向にあります。なのでキャリアモデルを欲しい人は12月頃から3月頃に価格をこまめにチェックするのがおすすめです。

ちなみに同じ機種であってもキャリアモデルと直販モデルは全く別の製品と考えておいた方がいいです。Pixel 6で見てもau版やソフトバンク版が安くなっているからと言って直販モデルが安くなるわけじゃないです。

直販モデルが安くなるタイミング。

それでは直販モデルに関して確認していきたいと思いますがGoogle自体がアメリカ企業なのでアメリカでセールが行われるタイミングでは安くなる可能性があります。

例えば11月下旬のブラックフライデー。12月上旬のサイバーマンデー。そしてクリスマス周辺まではホリデーセールという感じで安くなります。なのでまず11月下旬から12月下旬までの約1ヶ月くらいは安くなりやすい。

そして日本でのセールとしては祝日など。例えばこれから母の日や父の日。また敬老の日など何か日がつく日は毎回とは言えませんがセールをやる可能性。

ちなみに父の日は6月で敬老の日は9月となっているのでこれくらいの時期は狙い目です。ただ注意点としてPixel 6シリーズに関しては発売記念キャンペーンでストアクレジットが最大1万6000円。

使用場所が限定されますが分かりやすい値引きだったと思いますがブラックフライデーなどではPixel Buds A seriesと合わせて購入することで何円引きという感じでバンドル販売という感じでした。

なので記事執筆時点でPixel 6が単品で安くなっていたのは最初の記念セールの時のみで今後どうなるか不明。よくある質問としてPixel 6aが発売されたらPixel 6が安くなることはあるのか。

個人的にはあまり期待しない方がいいように感じます。ただキャリアモデルに関しては値下げする可能性はあります。直販モデルはPixel 6aが追加されたからといって別軸で考えていると思うので微妙なところだと思います。

事前情報通りPixel 6aが5月に発売されるか不明ですが仮に発売されたとしてもそのタイミングではなく6月の父の日などに在庫消化を含めて安くなる可能性が高いという感じです。

ちなみにPixel 4シリーズから見るとGoogleはあまり在庫を持ちたくないのか発売から1年以内に在庫に目処をつけることが増えています。アメリカで見れば8月頃から9月頃に在庫がなくなるイメージです。

またPixel 6aはGoogle Tensorを搭載すると予測されており半導体不足の現状を考えればPixel 6の在庫管理はよりシビアかもしれません。もちろん市場によって在庫状況が異なるため一概に言えませんが値下げを待ったとしても発売から1年以内が目処だと思います。

Pixel 6aの方が優れる部分。

単純に考えればPixel 6aがPixel 6より高くなることはなく廉価モデルであることからも価格差は1万円以上。仮にPixel 5aの価格から据え置きになる場合その価格差は2万3000円程度あると思います。

キャリアモデルでもよく端末を返却しても構わなく実質1円でレンタルでできる人はPixel 6でもいいと思います。ただ多くの人はそうではない。またPixel 6が安くなればPixel 6aの存在は必要ないとの声も聞きます。

個人的にはそんなことはないと思っており事前情報通りであればPixel 6のデメリットをカバーしている可能性。まず一つ目として本体サイズでPixel 6aは152.2×71.8×8.7mmでPixel 6は158.6×74.8×8.9mm。

一回り近く小さくなっている可能性があり横幅に関しても3mmもあるため片手操作のしやすが大きく異なります。記事執筆時点で重さに関する情報はありませんがPixel 6より軽い可能性があり200g以下にはなると思います。

Pixel 5などと比較すれば大きいことに違いはありませんがそれでもPixel 6と比較すればかなり取り回しがしやすいサイズ感になっておりPixel 6の本体サイズに不満を抱いていてた人にとっても興味深いと思います。

そして2つ目として電池持ちや発熱が改善されている可能性。SoCは同じくGoogle Tensorとの予測。ゲームをやらない自分からすればPixel 6シリーズで発熱を感じることは滅多にありません。

負荷をかければ熱くなりますがSnapdragon888ほど一気に温度が上がるという感じでもありません。ただ一方で電池持ちは正直あまり良くないです。

Pixel 6 Proと比較すればPixel 6は表示解像度も低くリフレッシュレートも低い。さらにディスプレイサイズも小さいので燃費がまだ良く電池持ちがマシ。

ただスペックの割には電池持ちがいいという感じではなくPixel 5やPixel 5aのような安定感はありません。廉価モデルが欲しい人にとってはパフォーマンスより電池持ちなどの方が優先度が高いです。

Pixel 6aはおそらく差別化のためにリフレッシュレートは60Hz ディスプレイサイズも小さくなり6.2インチ。なのでスペックで見ればより燃費がいいと思いますがそれでも安心できる電池持ちとは言えない可能性。

GoogleがPixel 5aで実現した電池持ちをPixel 6aでも求めるならGoogle Tensorを制御する可能性。Pixel 6 Proでベンチマークを回すと70万点前後。ちなみにPixel 5aは35万点前後と約2倍です。

あくまでもベンチマークは指標にすぎないですがPixel 6aのターゲット層になっているユーザーがベンチマーク70万点も求めていないです。

むしろここまでのパフォーマンスより電池持ちの良さや発熱のしにくさの方が優先度が高いと思います。なので電池持ちや発熱には差がある可能性があります。

そして3つ目としてはカメラです。リークしているスペックをみる限りではPixel 6aの方がより接写がしやすい。また料理を撮影する時など通常撮影でもボケ感がPixel 6の方がちょっと強めになる可能性があります。

超広角カメラは一緒ですがメインカメラセンサーに関してはセンサーサイズがかなり大きくなっています。そのため感光性が改善しよりノイズが少なく明るく撮影可能。

天体写真モードでもPixel 5aとPixel 6を比較した場合だとPixel 6の方が明るい写真を撮影できます。大型センサーのメリットを享受できる一方でセンサーの大型化によるデメリットである最短撮影距離が長くなるなども多少なりとも発生しています。

またこれは実機で比較しないと分からないですがカメラセンサーが違うことで色味などに違いがあるのか。Pixel 6の方が色味が濃い可能性もあります。

Piel 6aはおそらく90Hz表示やワイヤレス充電非対応。ただその分Pixel 6の不満点を上手く改善している可能性があり価格優先の人は別の話ですがPixel 6の方が安いからPixel 6が絶対的におすすめという風にはならないように感じます。

まとめ。

今回はPixelが安くなるタイミングについてまとめてみました。PixelはAndroidの中では値崩れしにくい。ただauが実質1円でレンタルしている影響で今後中古市場に悪影響が出ないかだけが心配です。

中古でも安く購入できる。新品も発売から3ヶ月程度待ては実質1円でレンタルできるという流れが今後も継続して発売日に売れにくい。直販モデルがなかなか売れないとなると今後のGoogleの戦略に影響が出る可能性も。

端末が安く購入できるのは嬉しいですが安いのしか売れない市場とメーカーに判断されハイエンドモデルの発売が消極的にならないかが心配です。

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