発売以降のアップデートはグタグタでしたが2月のアップデートは従来のタイミングで配信開始。LDAC対応のイヤホンとのBluetoothの接続が不安定になる不具合の改善など大きく5つが改善。
ただ2月のアップデートによってWi-Fiが機能しなくなるなど新たな不具合も発生しています。今回9To5GoogleがPixel 6シリーズのアップデートを3回に制限している場合じゃないと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
Samsungに抜かされる。
Androidメーカーの中でもアップデートにかなり力を入れているのがSamsungとGoogle。
サポート期間 | メジャー | セキュリティ |
Google(Pixel 6) | 3回 | 5年 |
Samsung(2019年以降の機種) | 3回 | 4年 |
あくまでもPixel 6とPixel 6 ProのみですがAndroid最長となるセキュリティアップデート5年に対応。ただ先日発表されたGalaxy S22シリーズに合わせてアップデートサポート期間の見直し。
サポート期間 | メジャー | セキュリティ |
Google(Pixel 6) | 3回 | 5年 |
Samsung(一部対象機種) | 4回 | 5年 |
Galaxy S22シリーズやGalaxy Tab S8シリーズなど対象機種は全部で12機種くらいですがAndroidで最長となるメジャーアップデート4回に対応しています。
迅速なアップデートの配信。そしてアップデートサポートの長さなどPixelの大きな特徴の一つでしたが今回Samsungに完全に抜かされたことになります。
意図的に制限している可能性も。
また同サイトはGoogleはPixelのアップデートサポート期間を意図的に制限している可能性があるとしています。Samsungに関しては独自SoCであるExynosもありますが他社製のチップであるSnapdragonも採用しています。
つまりSamsung自身が完全に調節できないSoCを搭載しながらもアップデートのサポート期間を延長。一方でGoogleの場合はGoogleにとって都合のよいように制御できる自社製であるGoogle Tensorを搭載。
同サイトはSamsungは他社製のSoCでもアップデートを拡張できることからも、自社製を採用しているGoogleは意図的にアップデートを制限している可能性があるとしています。
アップデートはメーカーとしてもかなりコストがかかる部分ですがGoogleは今までそれが売りでもあったことからも今後も継続して強化する必要性があります。
今回の情報通りGoogleが意図的に制限しているのか。それともGoogleは別の狙いがあるのか不明ですが今後の対応が気になります。