一部市場では予約を開始しているGalaxy S22シリーズですが、少なくとも予約状況を見る限りでは順調の売れ行きな印象。販売台数を稼ぐハイエンドモデルがGalaxy Sシリーズ。
一方でSamsungが今後主力にすることを明らかにしているようにプレミアムモデルになるのがGalaxy Zシリーズ。今回Ice Universe氏が今年の夏頃に登場する可能性があるGalaxy Z Fold 4に言及しているので簡単にまとめたいと思います。
デザインは大きく変わる?
事前情報からもGalaxy Z Fold 4は前モデル対比でデザインが大きく変わることはなくヒンジの改善による本体の薄型化や軽量化。またディスプレイの耐久性など前モデルに引き続き耐久性の改善が中心になると予測されています。
ただ今回同氏が以下のようにTweetしていることが判明しました。
“The Fold4 is almost unchanged in appearance and design compared to the Fold3” No, Samsung, you might be making a mistake again. pic.twitter.com/uQzP3YOU9U
— Ice universe (@UniverseIce) February 15, 2022
デザインはほぼ変わってないことに対して否定しています。ただSamsungはまた過ちを犯している可能性があるとしています。つまりデザインは変わる可能性があるけど、あまりいい方向のデザイン変更ではないことを示唆しています。
この過ちとは何なのか。同氏は続けて以下のようにTweetしています。
I want to say, Samsung, although you think the S pen is very important, I don’t think its importance is the highest. There is no need to have the S pen built into every device. After all, the users who use the S pen regularly may be less than 10%
— Ice universe (@UniverseIce) February 15, 2022
S-Penはそこまで重要ではなく全ての機種に組み込む必要性はないとしています。またS-Penを定期的に使用するユーザーは10%未満である可能性があるとしています。
つまりGalaxy Z Fold 4はS-Penを搭載するためにデザインが変更される可能性があります。
バッテリー容量が減少?
Galaxy Z Fold 3の時点でどの程度内部スペースに余裕があるのか不明ですが仮に余裕があるならもっと大型バッテリーを搭載していても良かったと感じてしまう。おそらく余裕はない。
なのでS-Penを搭載するスペース分は最低限横に広がる可能性があります。またGalaxy Noteシリーズで見ればS-Penを搭載するため本体の厚みにも制約が出て大体8.9mm前後の厚みになります。
少なくともS-Penを搭載すると仮定すれば本体の厚みは今よりもます可能性が高い。サブディスプレイがあまりにも細長いので個人的にはもうちょっと横長になるのはウエルカムにも感じますが同氏が以下のようにTweet。
The built-in S Pen will make the Fold4’s battery only 4000mAh. Is this what you want to see? https://t.co/6DrYMkXsXa
— Ice universe (@UniverseIce) February 16, 2022
筐体サイズを出来るだけ変更しないことが前提になると思いますが、S-Penスロットを搭載した場合バッテリー容量が4000mAhと10%近く小型化することになるとしています。Galaxy Z Fold 3の電池持ちがイマイチであることを考えるとかなり不安です。
たしかにSamsungがS-Penに拘りたいのも分かりますが、S-Penのニーズがもっと高ければGalaxy Noteシリーズはもっと売れていても良かったように感じます。それが結局Galaxy SもGalaxy ZもS-pen搭載となると最悪の場合全体的な売上低下につながる可能性もあります。
あくまでも今回の情報だけではデザインがどうなるのか何とも言えませんがS-Penを内臓させる動きなのかもしれません。