iPhone 13 Proシリーズはマイナーアップデートだったことから前評判はイマイチでしたが実際のところ売れ行きは好調。中国では数ある中華メーカーを抑えて大ヒットとなっていることが判明。
一方でフルモデルチェンジとまでいかずとも刷新が期待されているのがiPhone 14 Pro。ノッチデザインをやめパンチホールデザインの採用。そしてメインカメラセンサーの刷新が大きな特徴になると予測されています。
今回GizChinaによると、iPhone 15 ProはiPhone X以降初のノッチがない製品になると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
Touch IDの開発を中止に?
Google Pixel 6 ProではPixel初の光学式画面内指紋センサーが搭載されていますが、事前情報においてAppleはiPhone 15 Proシリーズで同じく光学式画面内指紋センサーを搭載すると予測されていました。
ただ今回の情報によるとAppleは画面内Touch IDの開発とリソースをFace IDに転送した可能性があるとしています。今回の情報通りであれば画面内指紋センサーの開発をやめ、Face IDの開発に注力すると思われます。
またAppleはiPhone 13 ProでUnder Display Cameraの搭載を計画していたとしています。ただ画面内に埋め込んだインカメラは完璧には程遠く、さらに他に優先するべきことを優先するためにAppleはUnder Display Cameraの搭載を数年を見送ったとしています。
ただ今回Touch IDの開発をやめてFace IDの開発に注力し始めたことを考えれば、Appleは本格的にUnder Display Cameraの開発を開始した可能性があり、iPhone 15 ProはiPhone X以降初のノッチなしデザインを採用する可能性があるとしています。
Face IDが今後も主力に。
一部情報によるとAppleはパンチホールデザインでも上記の画像のようにピル型のデザインを採用。さらに上記のコンセプト画像ではありませんがパンチ部分がもう一つある可能性があるとしています。
AppleはTrue Depth Cameraを画面内に埋め込む際に影響を受ける部分はパンチホールとしてディスプレイ部分をくりぬき、影響を受けない部分はディスプレイ下に埋め込むことを決定したとされています。
おそらくAppleとしてもネックになるのがインカメラだと思います。顔認証する際に影響が出る可能性はもちろん、インカメラの画質にも影響がでる可能性が高い。
AndroidのUnder Display Cameraを搭載した機種はインカメラの画質改善のみにフォーカスしていますが、Appleの場合は3D顔認証となってくるのでAndroidのようにはいきません。
何より今回の情報通りであればiPhone 15 Proで画面内指紋センサーが採用される可能性はかなり低くなったと思われます。まずはiOS15.4のβ版で発見されているマスクありのFace IDがどんな感じになるのか気になるところです。