Google Pixel NotePad。今年の第4四半期にいよいよ正式発表されるかも

その発売がキャンセルされたと予測されているGoogle初の折りたたみ式機種であるPixel NotePad。ただキャンセルされたとの情報が出て後においてもリーク情報が増えるなど今後の展開に期待。

そして今回Pixel NotePadの発売時期について最新情報が出てきたのでまとめたいと思います。

新たに製造計画が判明。

ディスプレイ関連の情報に精通している人物が2021年の第3四半期にGoogle Pixel用のフレキシブルディスプレイの生産が計画されていることを明らかに。

このことからGoogleは2021年の第4四半期に初となる折りたたみ式機種を発表する可能性があると予測されていました。ただディスプレイの生産計画がキャンセル

またGoogleはGalaxy Z Fold 3などと比較すると十分に競争力のある価格設定にすることが難しいから発売自体をキャンセルした可能性。少なくとも2022年の前半に登場する可能性は低いとの予測。

ただ今回の情報によると製造計画が判明。Googleは2022年の第3四半期からフレキシブルディスプレイの生産を開始。そして第4四半期に発表。同氏によればおそらく10月に発表されるとしておりこの流れだとPixel 7シリーズと合わせて発表に。

個人的にはAndroid12Lの本配信が3月になると予測されていることからもこのタイミングに期待していましたが今回の情報通りであれば今年の下半期まで完全にお預けという流れになりそうです。

今回の情報で気になるのがディスプレイ。2021年第3四半期から製造予定だったディスプレイと今回判明したディスプレイが一緒のものなのか。すでに製造がキャンセルされていますが当初の予測ではSamsung製に可変式の120Hz表示に対応。またUTGを採用しているとの予測。

さらにディスプレイサイズが7.6インチ程度になるとの予測。このことからGalaxy Z Foldと同じもしくは非常に近いものを採用することでディスプレイのコストカットをしている可能性。

またメインディスプレイのサイズやアスペクト比が同じであれば必然的にデザインも似てくる。なのでPixel NotePadはGalaxy Z Foldにデザインが似ているとの予測でした。

ただAndroid 12Lの内部コードから判明した一つのアニメーションを確認すると全く似ていない。何方かと言えばOppo Find Nに似ているデザインを採用。

Googleが内部コードに仕込んでいることから全く関係ないデザインをアニメーションに採用するとは正直考えにくいのでとなればデザインが違う。そうなるとそもそものGalaxy Z Foldに似ているデザインを採用との情報が見当違いだった可能性。

もしくはキャンセルしたタイミングでデザイン含め大幅に計画を変更したことなど推測できます。完全に新しいディスプレイとなっていればリークしていたスペックとも大きく異なる可能性。

逆に他の要因から一度キャンセルしただけであってディスプレイのスペック自体は変更されていない。今回の情報通りになれば生産が近づくタイミングでより詳細なスペックがリークする可能性があります。

ただどんなスペックになったとしてもSamsung製を採用することはほぼ間違いないように感じます。

Android12LとAndroid13

また一部情報によれば今年の年末までにはグローバル市場で発売されると予測されており今回の情報とも一致しています。早ければ10月中に先行地域で発売で多くの地域では11月以降になるかも。

Googleとしてはより大型ディスプレイに最適化するためにAndroid12Lの開発を進めています。ただこの感じだとPixel NotePadも下半期にしか登場しないため本配信開始直後の対応機種がほぼない。

というかPixelシリーズが対応してもそこまで恩恵を受けられるわけではなく肝心のタブレットや折りたたみ式機種で対応機種がかなり限定的に。正直なぜ3月に本配信開始なのか謎という感じです。

ちなみに海外のレビューを見るとAndroidのタブレットでは最大クラスとなるGalaxy Tab S8 Ultra。大画面が魅力ですが残念なことにOne UIでも最適化しきれていないのがデメリットの評価。

結局GoogleがAndroid 12Lの本配信。またSamsungがAndroid12LをベースにOneUIをカスタマイズ。そこでようやく最適化という感じになるかも。ただGalaxy Tab S8 UltaにAndroid12Lが配信されるのは今年の終わり頃になる可能性があるとの予測。

また一方でGoogleは例年より早くAndroid13の開発者向けβ版を公開。タイムスケジュールも公開しており早ければ8月に本配信開始。

そしてAndroid13の新機能の一部は大画面を搭載した機種に最適化されたものとなっておりAndroid12Lの改良版のような機能もあります。こうなってくるとGalaxy Tab S8 UltraやPixel NotePadなどAndroid13が配信されるのか。

それともAndroid12Lが採用されるのか正直謎。現時点でAndroid13Lの情報がないためなんとも言えませんが現時点で開発者向けは公開されずこのことからもAndroid13と同じタイミングで公開される可能性は低いように感じます。

今後Android12Lの本配信を開始した時に折りたたみ式機種やタブレットはLを優先するのか。それとも単純に最新OSを優先するのかちょうど切り替えのタイミングなので余計に分かりにくい。

Pixel NotePadもPixel 7シリーズと合わせるならAndroid13を搭載する流れになりますがより最適化という流れであるAndroid 12Lを標準搭載する可能性もあり。そうなるとなんか見劣りします。

スペックが見劣る可能性も。

またOSだけではなくスペックにおいても事前情報通りであればかなり見劣りする可能性があります。Androidの内部コードからも搭載SoCはGoogle Tensor。

そしてGoogleカメラアプリの内部コードからメインカメラセンサーとインカメラはPixel 5aと同じで超広角はPixel 6と同じであることが判明。これは正直どう捉えるかはユーザー次第の面もあります。

スペックだけで見ればPixel 6aに近い感じ。さらに事前情報通りであればPixel NotePadの価格は$1399程度と折りたたみ式機種の中では安い。

フラッグシップモデルとして登場する可能性が高いPixel 7シリーズと比較すれば大きく見劣りしますがGoogleがユーザーに提供したい体験を優先するために価格帯を優先した折りたたみ式機種になる可能性も。

フラッグシップモデルという感じではなくミドルとフラッグシップの間くらいの立ち位置に。

あくまでも内部コードから判明しているスペックが今後変更されることがなければになりますが少なくともスペックだけではPixel 7はもちろん他の折りたたみ式機種にも見劣りする可能性。

ただ価格優先モデルを出してきている中華メーカーがまだ積極的ではないヨーロッパやアメリカ。

そして日本市場での展開になると思うので現状では差別化になっているかもしれませんが折りたたみ式機種の中では安いとはいえハイエンドと比較すれば高いことに違いはありません。

そうなった時にハードが優先ではないPixelとはいえちょっと物足りない感じは否めません。海外サイトによればPixel NotePadもPixel 6 Proと同じく発売が大きくずれこんだ可能性がある機種。

2019年に開発中であることをGoogleが明らかにしていたことからも2020年頃には発表予定だった。けどGoogle Tensorの深刻な問題で2020年から発売がずれこみPixel NotePadはさらにずれ込んだ。

2020年頃に発表されていれば少なくともスペックで見劣りするような機種ではありませんでしたが2022年の現時点で見ればスペックが物足りない。

一部YouTuberがレビューを公開しているOppo Find N。わざわざ個人YouTuberにレビュー動画を出してもらっていることを考えると日本での発売の可能性もあります。

ただコストカットのためかSnapdragon888を搭載しているというだけでも物足りなく感じます。中国では想定以上の売れ行きで供給が追いついていない。またそのサイズ感も魅力の一つですが価格の安さも魅力になっています。

価格が圧倒的に安ければスペックが見劣りしても興味を持つユーザーが多いと思いますがこれが中途半端になってくると微妙なところです。Googleがどのように仕上げてくるのか定かではありませんが中途半端は避けて欲しいように感じます。

まとめ

今回はPixel NotePadの発売時期について最新の情報が出てきたので簡単にまとめてみました。個人的には今年発売される機種の中でもかなり上位に入る機種なので下半期の発売はちょっと残念。

ただ下半期になったことで今後GoogleがAndroid12Lをどう展開していくのか。Android13との両立。OS部分についてある程度見えてくると思うので今から非常に楽しみです。

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