例年通りであれば9月下旬から10月上旬にGoogleは最新のフラッグシップモデルが発表されることが多い。昨年はAndroid12の開発進捗や半導体不足の影響などからちょっと遅めでしたが今年はいつもくらいの時期にPixel 7シリーズが発表されるのかもしれません。
まだ正式発表まで半年近くありますが先日にはPixel 7 Proのほぼ確定的なデザインが判明。そして今回CARHPがGoogle Pixel 7のCADを基に作成したレンダリング画像を公開していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
Pixel 6 Proとどう違う?
今回リークしたPixel 7のデザインが上記の画像になります。情報源であるOnLeaks氏の過去の実績を考慮すればほぼ確定的とも言えます。ぱっと見の印象としてはPixel 7 Proと同じく現行モデルから大きな進化がないように感じます。
ただPixel 6と違う部分もあるので確認していきたいと思います。
まずPixel 6はPixel 6 Proのようにミリ波に対応していないため本体上部に巨大なアンテナスリットがありません。
ただ今回公開されたレンダリング画像を確認するとミリ波用と思われるアンテナスリットを確認することができます。このことからもPixel 7はミリ波に対応している可能性があります。
またPixel 6はサイドフレームが本体のカラバリ関係なくブラックの1色のみ。
一方でPixel 7を確認するとサイドフレームにアルミが採用されているのかは不明ですがシルバーのような色合いに。そのためカラバリに合わせてサイドフレームのカラバリが異なる可能性があります。
またこのデザインを確認する限りでは光沢感がある質感に見えます。なのでアルミではなくPixel 7 Proと同じくメタルもしくはステンレスを採用している可能性もあり、デザイン通りであればポップさはなくなりますが高級感は増す可能性があります。
さらに派手なカメラバンプを搭載していることに違いはないですがサイドフレームまで一体化したデザインを採用しています。そのためかサイドフレームの一部もカメラ部分に合わせてブラックになっています。
SamsungはGalaxy S21シリーズでカメラバンプをより目立ちにくくさせるためにサイドフレームと一体化させたシームレスなデザインを採用しましたが、Pixel 7は正直ただサイドフレームまで伸びただけという印象。デザインの評価が分かれそうです。
またカメラデザインにおいてPixel 6はそれぞれのレンズが独立したようなデザインに。ただカメラバンプで全体的に統一されている感じ。
一方でPixel 7では広角と超広角で一つのセットになったようなデザインに。また今回の情報では確認しきれませんがLEDフラッシュの横にある黒い点。Pixel 6はレーザーオートフォーカスを搭載していますがPixel 7の場合はマイクに見えます。
このことからもPixel 7ではレーザーオートフォーカスがカットされている可能性があります。
スペックの違い。
また今回の情報によるとPixel 7のスペックに言及しているのでまとめると以下のようになります。
Pixel 6 | Pixel 7 | |
本体サイズ | 158.6×74.8×8.9mm | 155.6×73.1×8.7mm |
重さ | 207g | ? |
SoC | Google Tensor | Google Tensor(2代目) |
ディスプレイサイズ | 6.4 | 6.2~6.4 |
アスペクト比 | 20:9 |
本体サイズは僅かに小型化しています。またディスプレイサイズは6.2インチから6.4インチの間。今回の情報通りアスペクト比が一緒。またデザインを確認する限りベゼルがよりスリム化された印象を受けない。
このことからアスペクト比を変更せず本体サイズが小型化したということはディスプレイサイズが小型化している可能性が高いです。
また本体が薄くなっており、本体サイズも小型化している。このことからもPixel 6より大型のバッテリーを搭載しているとは考えにくい。現行のPixel 6の電池持ちは正直イマイチという感じ。
なのでPixel 7ではGoogle Tensorの2世代目でどの程度消費電力効率が改善しているかがキーになりそうです。まだまだ詳細は不明ですがデザインが判明したことでスペックは予測しやすくなります。
これで早くも今年発表される可能性がある最新機種4機種の内3機種のデザインが判明したことになります。Pixel NotePadのデザインがどうなるのか非常に楽しみです。