Googleはすでに開発者向けのAndroid13/β版の配信を開始しており、一部新機能が判明している一方でタイムスケジュールも明らかに。少なくとも2021年より本配信が早くなる可能性が高く問題がなければ8月頃になるとされています。
Android12の評判がイマイチだからこそAndroid13が気になるところですが今回Android AuthorityによるとAndroid13で一部機種はAppleが何年も提供してきた機能に対応するかもしれないと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
懐中電灯が進化。
ハイエンドモデルを中心に多くの機種はLEDフラッシュを搭載しており懐中電灯機能に対応しています。写真を撮影する際より明るく撮影するため。また暗い場所で手元を確認するために懐中電灯としても重宝します。
そして今回の情報によるとAndroid13のβ版からGoogleはAndroid13で懐中電灯機能を強化する可能性があるとしています。β版には「getTorchStrengthLevel」と「turnOnTorchWithStrengthLevel」と2つのAPIが含まれているとしています。
簡単に言えばAndroid13では懐中電灯機能で明るさを調節できるようになる可能性があるとしています。
対象機種は限定的。
ただ残念なことにAndroid13を搭載しても全ての機種で対応できるわけではないとしています。その理由としてカメラ自体がハード面で対応している必要があるとしています。そのためOSのアップデートだけでは対応できないとしています。
そして今回の情報で少なくともAndroid13で対応できるようになるのはGoogle Pixelシリーズのみになる可能性があるとしています。なのでほとんどのAndroid 13対応機種は非対応ということなります。
ただAndroid13で対応しない機種であってもすでに同様の機能を実装しているメーカーもあり、例えばSamsungは独自オプションとして実装しています。手元のGalaxy S22 Ultraで確認してみましたが、上記の画像のようにライトの明るさを調節することができます。
そのため独自UIを採用しているメーカーは対応する可能性もあります。何より懐中電灯の明るさを調節機能はAppleは数年前から提供している機能。ようやくAndroidもOSレベルで対応するということになりそうです。