Xperia 1Ⅳを待つべきか?Xperia 5Ⅲを今購入するのはありなのか?

先日には例年より約1ヶ月遅れで2022年のプレミアムモデルであるXperia 1Ⅳのデザインが判明。

ちなみに昨年はXperia 1Ⅲ以外にXperia 10ⅢとXperia Ace IIのデザインもリークしているのでおそらくそこまで遠くない未来にXperia 1Ⅳ以外の新型Xperiaのデザインもリークする可能性。

今回はXperia 1Ⅳが見えてきた中Xperia 5Ⅲを購入するのはありかまとめたいと思います。

安定性と電池持ち。

今年はXperia 5Ⅳが上半期に発表されるのか現時点で不明ですが結論を先に言うとありです。少なくともXperia 1Ⅳを待つべきかどうかで見ればXperia 5Ⅲを購入するのはありだと思います。

その理由を確認したいと思います。まず一つ目として電池持ちや発熱など安定性です。基本Xperia 1シリーズが先進性でXperia 5シリーズは安定性が大きな特徴となっています。

そのため安定性を求めるユーザーはXperia 5シリーズを選んだ方が失敗が少ないです。

あくまでも海外のレビューを参考にするとSnapdragon 8 Gen 1の発熱は微妙な感じ。XiaomiやSamsungも本体の発熱/放熱を強化することで対策をしていますが劇的な改善にはならず。

Xperia 1Ⅳのデザインをみる限り内部スペースに余裕があるように見えないので発熱/放熱対策がめちゃくちゃ改善されているようには見えない。結局ソフトで制御しない限り発熱/放熱はつきもので2021年モデルと同様に発熱問題があると思います。

なのでSoCが変わったからといって発熱問題や電池持ちの問題が大幅に改善するとは期待できない。

Xperia 5Ⅲ自体も発熱がほとんど問題視されなかったXperia 5IIと比較すれば発熱しやすく電池持ちも残念なことに悪化しています。ただ2021年モデルの中では発熱はしにくい方で電池持ちも悪化したとはいえハイエンドでSnapdragon888搭載機種であることを考えれば頑張ってる。

あくまでも推測に過ぎませんがXperia 1Ⅳはより大型バッテリーを搭載して可変式のディスプレイを搭載し熱制御をしたとしてもXperia 5Ⅲより電池持ちが改善するとは思えない。

ちなみに海外サイトのバッテリーテストの結果を確認するとXperia 1Ⅲのスコアは82。

一方でXperia 5Ⅲは100なのでXperia 1ⅣがXperia 5Ⅲの電池持ちに追いつくためには3割近く電池持ちを改善する必要性がありこれはよほどこのことがない限りは無理だと思います。

Xperia 10Ⅲというバカみたく電池持ちがいい機種も存在しますがミドルなので別枠です。少なくともフラッグシップモデルの中でXperia 5Ⅲは後継機種が登場するまでは一番安定している存在だと思います。

価格の安さ。

次に2つ目の理由として本体価格です。Xperia Xシリーズまでは販売台数を追っていたみたいですが現行シリーズに入ってからは販売台数は追わず利益確保を優先すると方向転換しています。

なのでフラッグシップモデルを中心に中華スマホのように価格では全く勝負していません。高くても欲しいと思う人に購入してもらえる機種を開発することがコンセプトになっています。

なので折畳式機種でもないのにXperia PRO-IやXperia PROなど20万円クラスの機種も発売。

Sonyの中ではコストを最大限意識していると思いますが安くすることは優先せずSonyがやりたいことを反映させているので一部のユーザーには刺さる仕様となっています。

なのでXperiaに価格をそもそも期待するべきではありませんが比較的Xperia 5Ⅲは安い方。

またいつまでセールが続くのか不明ですがSoftBank版に関しては実質毎月1円でレンタル可能。docomo版で見れば本体価格は一括で11万3000円なのでハイエンドとして見ればそこまで高くない。

一方でXperia 1Ⅳは現時点で詳細なスペックに関する情報がないため判然としないですがおそらく価格が据え置きになることはあっても前モデルより安くなくることに期待は出来ないです。

Snapdragon 8 Gen 1にしろSnapdragon 8 Gen 1+にしろSoCで原価コストが高くなる。

さらにカメラセンサーの刷新や事前情報通りLTPO技術を採用した可変式120Hz表示に対応となればディスプレイの原価コストも高くなる可能性。また人件費や輸送費なども高くなっています。

となればXperia 1Ⅲよりまとまった数を生産するとなれば別ですが高くなる未来しかない。Xperia 1Ⅳに安さを求める人はいないと思いますがXperia 5Ⅲは安く買えるタイミングがある。

フラッグシップのXperiaを使いたい。けどXperia 1シリーズの価格は予算的には厳しい。Xperia 1Ⅳの価格に期待するべきでないからこそXperia 5Ⅲの価格は魅力的です。

購入するタイミング。

歴代Xperiaユーザーの方でも注意して欲しいのが現行シリーズより前のモデルを使っている人。

2019年より前に発売されたXperiaを使っている人は最新のXperiaが延長線上にいると思わない方が良く同じXperiaですが全く別物だと考えておいた方がいいと思います。

歴代Xperiaのスタンスに比較的近いのがXperia 10シリーズやXperia 5シリーズです。例えばXperia XZ premiumを使っている人が同じプレミアムモデルであるXperia 1シリーズを安易に選ぶと癖が強くて使いにくいと思うかもしれません。

また2020年モデルから見て2021年モデルは順当なアップデートですが2019年モデルと2020年モデルではまた完成度が違います。Xperia 1やXperia 5が使いにくい。

また逆にめちゃくちゃ使いやすいと思っている人でもXperia 1IIやXperia 5IIは1年でかなり完成度が高くなっているので使えば感動すると思います。昔からのXperiaの感じが好きならXperia 5Ⅲも比較的安く安定していて購入しやすい。

一方で高くてもいいからもっとSonyらしさを堪能したいならXperia 1Ⅳを待つのがいいと思います。

個人的にはXperia 1ⅣとXperia 5Ⅲで迷うならXperia 1Ⅳを必ずしも待つ必要性はない。ただ購入するタイミングはちょっと難しい。直販モデルは発売まで待つだけなので分かりやすい。

一方でキャリアモデルは難しくSoftBank版でも構わなく近くのSoftBankショップや家電量販店で安くレンタルできる人は今借りるのはありだと思います。

今後キャンペーンがどうなるか不明ですが少なくとも3月がショップにとっては商戦期が一区切りなので終了する可能性もあります。一方でauとdocomoモデルに関してはもう一声安くなることにちょっと期待したくなります。

キャリアが値下げするタイミングとして一番分かりやすいのがXperia 1Ⅳの国内発表後。

別シリーズなので併売すればいいのにと思いますがキャリアとしては販売を集中させたいのかXperia 1Ⅳが正式発表される頃を目処にXperia 5Ⅲの在庫を消化したいはず。

そのため発表されても在庫がまだあるなら値下げしてでもキャリアは売っておきたい感じだと思います。

結局欲しいタイミングに購入するのが一番ですが今安くレンタルできる人は今レンタルするのがあり。直販モデルが欲しい人はそのまま待機。そしてそれ以外のキャリアモデルに関してはもうちょっと様子見するのもありかなと思います。

繰り返しになりますがこれはXperia 1Ⅳを待つというよりはXperia 5Ⅲの価格の変動があるタイミングの様子見という感じです。ただ結果的にauとdocomoのキャリアモデルを狙っているユーザーはXperia 1Ⅳまで待った方がいい感じです。

まとめ。

大型モデルが増える中Xperia 5Ⅲの筐体サイズは魅力的で筐体サイズの割には電池持ちもいい。また癖が強いXperiaの中では安定している方なので使いやすい方だと思います。

ただ癖が強いことに違いはなく特にカメラに関しては理解していないと必ず失敗すると思います。Xperiaのカメラは他のスマホのようにAIを駆使したスマホカメラとして進化していません。

なのでよくAIが弱いとか加工が微妙とか言われますがそこにフォーカスしていないので当たり前。むしろスマホのカメラを求めるならXperia以外の機種を買った方が幸せです。

同様にナイトモードも弱いと言われますがオートでは最低限しか補正しない仕様。なので自分のイメージ通りに撮影したいなら三脚にセットしてマニュアルで撮影しましょう。

これが面倒だと思うならXperiaを選ばなきゃいいだけなので非常に分かりやすいと思います。スマホに全て任せるのではなくユーザーに撮影から任せるのがXperiaという感じです。

こんな面倒なカメラでも試してみたいと思う人にとってXperia 5Ⅲは魅力的だと思います。

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