先行地域での販売状況が非常に好調であるGalaxy S22シリーズですが今後も発売地域が拡大に。日本でも昨年と同じ流れであれば4月頃に正式発表される可能性があります。
一方でコロナ対策の一環としてGalaxy S22シリーズは韓国国内のみで製造しているとされています。従来であればGalaxy S22 Ultraのみが韓国でそれ以外はベトナムという感じでしたが韓国国内で集中的に生産。
ただ生産体制を強化したとはいえSamsungの想定を大きく上回るニーズが発生していることから生産が追いつかず品不足の状況に。今回SamMobileによるとSamsungはロシアでの販売とサービスを停止したことが判明したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
ロシアでの販売停止。
経済制裁を決定しているアメリカ政府の方針に従ったのかGoogleやAppleは自社製品の販売やサービスの停止を明らかに。またMicrosoftなどアメリカ企業を中心に同様の措置をとっています。
またクレジットカードの大手であるVisaやMasterCardもロシアにおける取引を停止。スマホ市場で最大手であるSamsungは先日の情報からも地政学的な状況から販売できない状況にあることを明らかに。
そして今回の情報によるとロシアにおける自社製品の販売やサービスの停止したことが判明したとしています。
ロシアでの販売は継続できた。
Samsungはロシア市場におけるシェアは30%となっており、Appleの2倍と大きくシェアを獲得しています。またSamsungにとってロシア市場における収益は全体の約4%であるとしています。
またSamsungはロシアのカルーガでテレビ製造工場の運営などスマホだけに留まりません。また韓国自体はロシアに対するアメリカの制裁が免除。つまりアメリカと同様に経済制裁を行わなくてもいいとされていますが今回の販売停止はSamsungの独自判断ということになります。
なのでSamsungは今後も販売を継続できましたが何より問題が輸送経路の確保が困難であること。韓国はロシアの貨物サービスを停止。さらに海上においてもロシアへ貨物を運ぶことがない。
つまり製品を製造しても届けることができないため仕方なく停止したという感じだと思います。先日の地政学的な状況がまさに今回の理由という感じですね。
今後戦争が終結した後の状況次第で再販される可能性があると思います。