Xperia 10Ⅳのほぼ確定的デザインが判明。やはりほぼ変わらず

先日には今年のプレミアムモデルとなるXperia 1Ⅳのほぼ確定的なデザインがようやく判明。細部を見ればよりブラッシュアップされていますが全体的に見ればデザインに大きな変更はない。

デザインのリーク自体が例年より約1ヶ月遅れであることからも例年より発表が遅い可能性も。

また上半期においてXperia 1Ⅳの他にも新型Xperiaが発表される可能性が高いですが今回OneLeaks氏がXperia 10Ⅳのほぼ確定的デザインを公開したのでまとめたいと思います。

ほぼ確定的デザインが判明。

昨年もXperia 10Ⅲのほぼ確定的なデザインがリークしましたが今年もリークしました。あとはXperia AceⅢのデザインがリークするのか。Xperia 5Ⅳのデザインがリークするのか。

とりあえず今回はXperia 10Ⅳのデザインをしっかりと確認していきたいと思います。

まず本体上部を確認するとイヤホンジャックを搭載。またマイクのようなものもあります。

本体左側面にはSIMトレイを確認できます。Xperia 1Ⅳは本体下部に移動。さらにSIMピンが必要かもという情報もありますがXperia 10Ⅳに関しては従来と同じSIMトレイかもしれません。

キャリアモデルは確認していませんが香港版は表裏型のSIMトレイとなっているため継続だと思います。

本体右側面は音量ボタンに電源ボタンを確認。電源ボタンの形状からおそらく指紋認証が統合。

本体下部にはUSB-Cにマイクらしきものを確認。

フロント部分を確認するとベゼルはちょっと太め。また上下のベゼル部分にそれぞれスピーカーを搭載。少なくとも下部はスピーカーだと思います。ただXperia 1Ⅲなどと比較すると上部は小さいことからも通話用の可能性もあります。

つまり前モデルと同じくモノラルである可能性がありステレオスピーカーにはあまり期待できない。

いくら廉価モデルとはいえ正直音に拘りがあるSonyの機種であることを考えるとモノラルだったらお粗末としかいえないのでDolby Atmosに対応しないくてもステレオには対応してほしいです。

またバック部分を確認すると垂直型のトリプルレンズカメラを搭載しています。やはりぱっと見の印象はXperia 1Ⅳと同じく大きな変化がなく正直新鮮味がない感じです。

また今回のレンダリング画像ではブラックとホワイトの2色は存在。おそらく4色くらいだと思います。

Xperia 10Ⅲとの違い。

次に現行モデルであるXperia 10Ⅲからどう変わったのか確認したいと思います。まず一つ目としてはXperia 1Ⅳと同じ感じですがサイドフレームがよりフラットな形状に変化。

Xperia 10Ⅲは丸みを帯びたデザインですがXperia 10Ⅳはより角ばった印象になります。Xperia 10Ⅲは明るめのポップなカラバリに全体的に丸みを帯びたデザインと柔らかい印象です。

一方でXperia 10Ⅳは優しめのデザインよりはちょっとクールなデザインに仕上げるのか。今回のレンダリング画像をみる限りではサイドフレームに光沢感があるようにも見えます。

ただ電波感度を担保するため。さらにコストカットのためにXperia 10Ⅲでは樹脂を採用。ハイエンドモデルのようにメタルを採用するのか判然としませんがちょっと気になります。

これでメタルを採用して堅牢性と高級感を両立してきたらXperia 5よりでちょっと面白いです。

次に2つ目としてXperia 1Ⅳと同じ流れですがGoogle Assistant専用ボタンがカットに。Xperia 5IIで初めて搭載されたGoogle Assistant専用ボタンですが結局1世代で廃止に。

Googleと何かしらの縛りがあったのか。それともSonyの意思で搭載したのか不明です。ただこんな短期間で廃止にするなら最初から搭載するなよと思ってしまいます。

仮にGoogleからの縛りだったならまずはGoogleがPixelに搭載するべきだと思っちゃいます。Pixelが搭載せず他のメーカーに強要している感じだったら正直Google最悪ってなります。

そして3つ目として今回の情報では本体サイズに言及しておりまとめると以下のようになります。

Xperia 10Ⅲ Xperia 10Ⅳ
本体サイズ 154x68x8.3mm 153.3×67.3×8.4mm
重さ 169g ?

歴代Xperiaの本体サイズを確認するとキリがいい数字になっていることが多いのでこの感じだと153x67x8.4mmという感じ。そのため現行モデルより縦横1mmずつ小型化しておりまた厚みが0.1mm増している感じです。

この感じだとバッテリー容量が大型化している可能性も。そして今回の情報ではディスプレイサイズが6.0インチになるとしており現行モデルと同じ。少なくとも小型した要因としてはベゼルよりサイドフレームがフラット形状になったからだと思います。

デザインの変化ポイントはXperia 1Ⅳとほぼ一緒。この感じだとXperia 5Ⅳも同様の流れかもしれません。

期待されるスペック。

また今回の情報では期待されるスペックとしてXperia 10Ⅳのスペックにも言及しています。ただ正直よく分からない部分もあるので一つずつ今までの流れと合わせて確認したいと思います。

スペック
ディスプレイサイズ 6.0インチ
表示解像度 FHD?
リフレッシュレート/タッチレート 60Hz/120Hz?
OS Android12
SOC Snapdragon695?
RAM 6GB?
ROM 128/256GB?
SDカードスロット
バッテリー 4000mAh?
防水/防塵 IP68
生体認証 指紋

タッチレートサンプリングはおそらく前モデルから踏襲して120Hz表示あたりが妥当に感じます。今回の情報ではディスプレイの詳細には言及していませんが進化する部分はほとんどないと思います。

せめて90Hz表示もしくはXperia 1IIが対応した擬似的90Hz表示にでも対応してくれば嬉しいところですがミドルレンジであることを考えれば無難OF無難でコストカットすると思います。

またOSはAndroid11としていますが単純に考えれば標準搭載はAndroid12だと思います。ただ気になるのがSoCで今回の情報では現行モデルと同じくSnapdragon690 5Gとしています。

過去のXperiaを見ると2年連続Snapdragon630を採用したことからもあり得なくはない。ただこれで2年連続同じSoCを使ってきたら本体価格は前モデル以下じゃないと納得できない感じ。

ちなみに一部情報ではSnapdragon695を採用すると予測されており以前と比較すれば変に中途半端なSnapdragon700番台を使うより600番台の新しい方を使った方がコストも安くパフォーマンスもある程度安定するのかもしれません。

Xperia 10Ⅲの時点でもっさり感はかなり改善。なのでXperia 10Ⅳではもうちょっとしっかり動いてくれれば満足度がかなり違うと思います。

そして今回の情報ではなぜかバッテリー容量が4000mAhになると予測しています。現行モデルが4500mAhで驚異的な電池持ちを実現している中なぜ小型化するのか正直不明。

Xperia 10Ⅲの最大の特徴が電池持ちの良さだと思うのでここで悪化するならかなり残念です。何より本体の厚みが増している中なんのために小型化するのか正直不明という感じです。

現時点でSoCに関する有力な情報はありませんがXperia 10Ⅲと同じ電池持ちで御の字。逆に悪化するとなると残念という感じで、もし改善することがあれば神という感じです。

ただハイエンド向けのSoCはゴタゴタしていますがミドルレンジ向けは安定している感じなのでSoCが新しくなれば消費電力効率の改善で電池持ちの改善に少し期待できるかもしれません。

今回の情報では残念なことにカメラには一切言及もなく事前情報でも大したものはありません。現行モデルと同じく12MP+8MP+8MPとなるのか。ただハイエンドモデルと同様にSony製の採用比率を少しでも高めてほしいように感じます。

一部がSamsung製を採用していると画角によって色味にしろ画質にしろ統一されておらず使いにくい印象を受けます。その他5G対応だと思いますがミリ波に対応している可能性は低くくeSIMに対応しているか気になる。

国内ではXperia 10Ⅲ LiteとMVNO向けのXperiaでは初めてeSIMに対応していました。キャリアモデルでは潰されそうですがグローバルモデルではそろそろeSIMに対応してほしい感じです。

差別化できていない現状。

Xperia 10Ⅲの時はハイエンドのようにSonyらしさを追求するのではなくミドルレンジを求めるユーザーが気にするポイントであるそこそこ使えて電池持ちが良くて簡単に綺麗なカメラを中心に強化。

ハイエンドを使っているユーザーからすれば当たり前ですが高リフレッシュレートに非対応なのでいくら動作性が改善したとはいえちょっと鈍く感じる。けど電池持ちは歴代Xperiaで最高クラス。

カメラに関してはオート撮影がメインでPhotography Proには非対応で色味もちょっと濃いめ。またズーム倍率の変更もハイエンドのように画角ごとではなく最初から最大までシームレスに変更。

ただXperiaの強みとなっているイヤホンジャックはミドルレンジでは当たり前で差別化にならず。またコストカットのためかスピーカーはモノラルのためイヤホンで聴くことが前提なのか。

カメラに関しても手ぶれ補正は弱くナイトモードに対応しているとはいえハイエンドの低照度撮影に近い感じで他のメーカーの機種のように分かりやすいナイトモードではない。

これで価格が約5万円なので割高に感じました。ミドルレンジなので派手なスペックは要らない。ただ他のメーカーと勝負するならスペックで見劣りする部分が多く価格も勝負できず。

少なくともXperia 10Ⅳではデザインが大きく進化していないことからも内面で勝負。個人的にはスピーカーの強化。そして手ぶれ補正の強化。動作性の改善でかなり印象が変わります。

一部情報ではXperia 10Ⅳのみ春頃にハイエンドより早く発表されるとの予測。実際にどのタイミングで発表されるか不明ですが今年はもうちょっと頑張ってほしい感じです。

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文章で伝えられない魅力を

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