Galaxy Z Fold 3で使える。Gboard/β版で折畳式機種により最適化

Googleは先日より折りたたみ式機種はタブレットなど大型ディスプレイにより最適化させるためのAndroid12Lの配信を開始。執筆時点で対象機種はかなり限定されていますがOSレベルでより最適化されることになります。

ただOSレベルで最適化されたとしても、それだけで改善されるとは言い切れずネックとなるのがアプリ。今回9To5GoogleによるとGboardが折りたたみ式機種への最適化のための第一歩を踏み出していると報告しているので簡単にまとめたいと思います。

Gboardのβ版からヒント。

先日にはAndroid PoliceがGoogle謹製アプリであるGboardは折りたたみ式機種どころか通常のスマホにおいても十分な最適化がさていないと記事にしていたくらい進化していませんでしたが今回Gboardのβ版から今後のヒントを得ることができるとしています。

今回の情報によるとGboardのβ版はGalaxy Z Fold 3で試すことが可能としており上記の画像のように新しいレイアウトが採用。キーボードの両側に文字入力切り替えボタンがあるのも特徴の一つとなっています。

また通常であればPixelのみが対応しているMaterial Youのテーマも他マスことができるとしています。

分割レイアウトも強化？

またAndroid Policeによると、Google Pixel 6シリーズなどではみられない「分割レイアウト」のオプションがGalaxy Z Fold 3では表示されていることが判明したとしています。

このオプションをオンにしても実際に機能しないみたいですが、オプションの説明からキーボードが分割で表示される場合、一部のキーが両側で複製されるとしています。

あくまでも今回の情報はβ版によるものですが折りたたみ式機種に最適化させるための準備をしていると思われます。せめてPixel NotePadが登場する頃にはGoogle謹製アプリだけでも最適化されていて欲しいですよね。