一部情報では6月下旬より発売予定とされている今年のプレミアムモデルであるXperia 1Ⅳ。発表から発売までのタイムラグが問題視されていることを考えると例年より1ヶ月遅く5月頃の発表。
もしくは4月の発表になると思われますが記事執筆時点で有力な情報はありません。少なくともデザインに関してはほぼ確定的なものが判明していますがスペックに関しては不明。
今回MySmartPriceがXperia 1Ⅳのスペックに言及にしているので簡単にまとめたいと思います。
なんとも言えないディスプレイスペック。
今回リーク情報も扱う有名なMySmartPriceがXperia 1Ⅳの製品ページを更新していることが判明。
ただ海外サイトをチェックしている人はお馴染みだと思いますが未発表の製品ページに関してはそれっぽいスペックでとりあえず埋めてあることがあります。今回もそのパターンの可能性もあるので信憑性は定かではありません。
まずディスプレイから確認していきたいと思いますが個人的にいきなり疑問を感じる内容です。
Xperia 1Ⅳ | Xperia 1Ⅲ | |
本体サイズ | 164.7×70.8×8.3mm | 165x71x8.2mm |
ディスプレイ | OLED | |
ディスプレイサイズ | 6.67 | 6.5 |
表示解像度 | 3840×1644 | |
画素密度 | 626ppi | 643ppi |
有機ELディスプレイを搭載しているのは確定としてもディスプレイサイズが大型化していること。個人的にウエルカムなのですが本体サイズがXperia 1Ⅲと比較して僅かに小型化していること。
またデザインを比較してもベゼルなどにほぼ差がないことからも本体サイズを小型化しながらディスプレイサイズを大型化することが可能なのか。単純に考えられるのがアスペクト比の変更。
アスペクト比が22:9に変更していればたしかにディスプレイサイズを大型化することができます。
ただリークしているデザインと今回の情報だけでは判断することが難しくさらにSonyはコンテンツを最大限に活かすことを優先していることからアスペクト比21:9以外を採用する可能性は低いように感じます。
ちなみに今回の情報では表示解像度は一緒。ディスプレイの焼き付けや電池持ちを考えれば強化するメリットはあまりないので妥当。
また前モデルと比較して画素密度が下がっていますが表示解像度が一緒でディスプレイサイズが大型化しているので妥当だと思います。またGorilla Galass Victusを採用としていますが現行モデルと同じでむしろGorilla Glass Victus+を採用するかどうかがキーになると思います。
さらにリークしているデザインがほぼ絶対なので間違いの可能性大ですがパンチホールを採用。そして顔認証を採用しているとしておりいかにもAndroidのトレンドみたいなスペックに。
個人的にはXperia 1Ⅳのディスプレイで注目したいのは可変式4K/120Hz表示に対応するかどうか。また画面輝度が改善するかどうか。少なくとも今回の情報にあるようにディスプレイサイズの大型化やパンチホールデザインの採用はかなり低いようにも感じます。
ちょっとありえないSoC。
次に基礎スペックですがOSや容量構成。そしてSDカードスロットに対応は妥当にも感じます。
Xperia 1Ⅳ | Xperia 1Ⅲ | |
OS | Android12 | |
SoC | Snapdragon888+ | Snapdragon888 |
RAM | 12GB | |
ROM | 512GB | 256/512GB |
SDカードスロット | ◯ | |
バッテリー | 5000mAh | 4500mAh |
ただちょっとよく分からないのはSoCで今回の情報によるとSnapdragon888+を搭載するとの予測。仮に今回の情報通りであればSoCの確保を優先した。 もしくはコストカットを優先したことになります。
何よりXperia 1Ⅲの時と同じく発熱や燃費の悪さにまた悩まされる形になると思います。
ただQualcommとしては爆熱のイメージがこれ以上つかないようにSnapdragon888とSnapdragon 8 Gen 1の生産を早く終了させてTSMC製のSnapdragon 8 Gen 1+に切り替えたいとされています。
こう言われている中本当にSnapdragon888+を採用するのか正直かなり疑問に感じます。まだ一部情報にあるようにSnapdragon 8 Gen 1を搭載するのかSnapdragon 8 Gen 1+を採用するのか悩んでいる方が信憑性が高いように感じます。
今回の情報通りであればいくらXperiaが好きな自分であってもXperia 1Ⅳはおすすめできないスタンスになる可能性が高いです。また今回の情報ではバッテリー容量が5000mAhに対応。
充電速度が強化されるか定かではありませんがワイヤレス充電やバッテリーシェアを継続する可能性。その他今回の情報で言及はありませんがイヤホンジャックの搭載やデュアルフロントスピーカー。
防水/防塵がIP68などはそのまま継承される可能性が高く何より基礎スペックで重要なのはSoC。ここでSnapdragon888+を搭載すればXperia Xシリーズの時のようにまた周回遅れとの批判に。
ここまでくると発売時期が遅くなっても高くなってもSnapdragon 8 Gen 1+を搭載していてほしい。
Xperia 1Ⅳ | Xperia 1Ⅲ | |
リアカメラ | 16MP+16MP+16MP | 12MP+12MP+12MP |
インカメラ | 12MP | 8MP |
そしてリアカメラに関しては16MPのトリプルレンズカメラになると予測しています。ただXperia 1Ⅲの12MPからなぜ中途半端に高画素化するのかは不明。少なくとも16MPに対応しても8K撮影を出来る画素数ではないので高画素化する目的がちょっとよく分からないという感じ。
先日リークしたレンダリング画像をみてもカメラセンサーがかなり大型化している感じではない。
デザイン的にはほぼ一緒に見えるのでセンサーが僅かに大型化する可能性はありますがセンサーサイズが変わらず高画素化すればデメリットの方が多いように感じてしまいます。
またインカメラに関しては12MPになるとしています。インカメラがハイエンドモデルとして見ればかなりお粗末なのでそろそろ刷新はして欲しいところで一部情報では画素数を変えず大型化との予測。
また一部情報では今年登場するハイエンドXperiaのカメラはインカメラを含めてSamsung製を採用しないと予測されておりこの情報通りであればインカメラもようやくSony製になる可能性。
カメラに関しては本当情報がないので12MPのトリプルレンズカメラに可変式望遠レンズ。またメインカメラセンサーとインカメラが僅かに強化されるくらいのイメージの方がいいと思います。
発売時期と半導体不足。
また発売に関しても言及しており7月1日になるとしていますがどの市場のことかは不明です。先日の記事でも今後発売計画に変更が発生しなければ6月下旬頃の発売予定とされていますが今回の情報と地味に時期は一致。
また先日の有名なリーカーが下半期に登場すると予測していますが7月であれば下半期なので一致。少なくとも発売が去年より早くなることよりも昨年と同じく7月頃に発売されれば御の字と思っていれば分かりやすいようにも感じます。
Sonyがどの程度の発注をしておりどの程度の数量を確保できる予定なのか不明ですがかなり先を見据えて早めに動いていないと今後半導体不足がさらにひどくなる可能性があることを考えれば手遅れになりかねない。
少なくともアメリカ市場での話ですが4月に正式発表された機種が翌年の1月発売はイレギュラーがあった可能性が高いとはいえかなり杜撰な見えてしまいます。
中華スマホのように数多く売る戦略ではなくニッチ市場でしっかりと販売する戦略。なので興味を持っているユーザーをより大切にしないと売り上げにもかなり影響する可能性も。
コアファンなら大目に見てくれる部分もあると思いますがそこに甘えてしまうと失敗します。
まとめ。
今回は海外サイトがXperia 1Ⅳのスペックに言及していたので簡単にまとめてみました。個人的には部分的に当たっているのもあると思いますがリークではなく推測に感じます。
何よりどのような理由があれSnapdragon888+を搭載することがあれば失望するかもしれません。Xperia 1Ⅲでは発熱と電池持ちが大きなデメリットだったのでここ上手く改善して欲しい。