業界で有名な映像監督がXperia PRO-Iを大絶賛。今のスマホカメラに懸念

グローバル市場と比較するとちょっと国内での発売は遅めだったXperia PRO-I。Xperia 1Ⅲと比較すれば癖がありますがSonyがやりたかったことが見えてくる両機種に感じます。

今回GSM Arenaが業界で有名な映像監督にXperia PRO-Iについてインタビューすることができたとしているので簡単にまとめたいと思います。

他にはない魅力。

今回同サイトはルーカスフィルム、CNN、スカイニュース、BBCなどのカメラマンおよび撮影監督などをする業界で有名なPhilip Bloom氏にXperia PRO-Iについてインタビューすることができたとしています。

その中で印象的なことについて触れていきたいと思います。同氏はスマホで写真や動画を撮影するのは好きだとしており、最近はその両方を印象的に撮影できる機種が増えてきているとしています。

ただその中で同氏にとってXperia PRO-Iがより特別なものになったのは過度な処理がされないこと。つまりAIでの加工が最低限であること。同氏にとってこのAIで過度に補正されることがスマホで撮影する上で最大のネックになっていたとしています。

どんな人がターゲット層だと思うか?

少なくとも同氏は自分自身はターゲットだとしており、ビデオ撮影をする。さらに個人としてもプロとしても写真をたくさん撮る。またフルサイズのミラーレスカメラには及ばないですが、非常に高品質なカメラを常に持ち運ぶことができる。

ドキュメンタリー映画の制作者として、クイックショットが必要な時など補完的にXperia PRO-Iを使うことができるとしています。少なくとも写真や動画に興味がある人にとってXperia PRO-Iは非常に魅力的な存在だとしています。

後継機種に求めたいこと。

同氏は今後後継機種に期待したいことはたくさんあるとした上で、まずαカメラと共通の画像プロファイルを見たいことからSLog 3やSCinetoneへの対応。さらに撮影の際にノイズリダクションやコントラストにシャープネスなどをより細かく制御できる機能が欲しいとしています。

また現状では高いフレームレートで撮影した動画は本体のみに保存可能ですがSDカードに直接保存できるようにして欲しいこと。また本体にも言及しており、本体の厚みを犠牲にして放熱性をより強化すること。

さらにカメラバンプを大きくして、センサー全体をより大きなレンズとして使えるようにして欲しい。また標準の画角を24mmから35mmに変更して欲しいとしています。

少なくとも35mmの方が写真や動画を撮影する時により自然な焦点距離だとしています。

今後スマホのカメラに求めること。

少なくとも期待していることより懸念していることがあり、それがAIによる過度の補正だとしています。同氏にとって写真やビデオは、常にありのままを撮影することを目的としてきた。

後から編集できるとしたとしても撮影のタイミングでその瞬間を正確に描写できていない場合写真や動画の魅力が落ちるとしています。同氏はHUAWEI P30 Proの時にあったムーンモードを例に挙げ過度の補正に懸念を示しています。

まとめ。

少なくともスマホのカメラは過度の補正の方向に向かっており特に中華スマホでは顕著です。またその中華スマホが売れれば売れるほど市場のニーズも過度の補正を求めるようになります。

現状で見ればSonyは補正を最低限にして現実をより忠実にというコンセプトを採用していますが市場全体で見れば浮いている方。好みの問題もありますが、今後Sonyが存在感を示すことができるのか。それとも今の流れがさらに強くなるのか気になります。

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文章で伝えられない魅力を

機種のスピーカーの音質や動画性能など文章だとなかなか伝えにくいことがあります。この伝えにくい部分をYouTubeでぜひご確認ください。

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