中華メーカーは2021年末から2022年初頭に今年の新モデルを一足先に正式発表。またSamsungは2月上旬に独自イベントを開催し多くのメーカーは2月下旬にMWCで発表。
まだ動きがないメーカーもありますが上半期の新製品は続々と発表されており気になるのが国内。今回は認証情報を元にdocomoで夏モデルとして発表される可能性がある機種をまとめたいと思います。
Samsung
大手キャリアの中でもラインナップが一番予測しにくいのがSoftBank。サプライズありがau。そして一番予測がしやすいのがdocomoという感じで今回はdocomoにフォーカスしたいと思います。
2021年にdocomoは夏モデルとしてハイエンドモデル5機種を中心に合計9機種を正式発表。基本はラインナップが大きく変更されることは考えにくく認証情報をもとに確認したいと思います。
まず一つ目のメーカーとしてSamsungですがハイエンドで見ればGalaxy S22とGalaxy S22 Ultra。記事執筆時点でGalaxy S22はBluetoothの認証からdocomoモデルの番号を確認できること。
またGalaxy S22 UltraはFCCの認証情報からdocomoのモデル番号を確認することができます。2021年はオリンピックエディションがありましたが今年はオリンピックがないためありません。
Galaxy S22+に関しては国内で発売される可能性が低くこの2モデルがauと共通で発売へ。すでに海外の一部市場で発売されていますが少なくとも予約時点ではその半数以上がGalaxy S22 Ultraとなっており圧倒的な人気。
当初の予測では最も安いGalaxy S22の販売が一番伸びるとされていました。ただGalaxy S22 UltraはNoteユーザーのニーズも上手く取り込んで売り上げを伸ばしており圧倒的な注目を集めていることが判明しています。
ただGalaxy S22に関しても堅調に売れており一番人気がないGalaxy S22+が国内発売なしの流れ。SamsungはすでにNoteシリーズが従来のように復活することはないことを明らかにしています。
ただUltraモデルが今後実質Noteとしてラインナップされることも合わせて明らかに。自分はGalaxy SシリーズよりNoteシリーズ派の人間で何よりデザインが好きでした。
なので今後はGalaxy SシリーズのUltraを毎回積極的に購入していく流れになると思います。記事執筆時点ではまだ国内においてGlaxy S22シリーズは正式発表されていません。
ただ4月7日までに発表される可能性があり昨年と同様であれば4月下旬の発売になる可能性。世界的な半導体不足の影響とGalaxy S22シリーズ自体高いニーズが発生しているため供給はかなり不安定とされています。なので購入を考えている人は正式発表された予約が無難です。
Galaxy A53 5G
また認証情報からも先日海外で正式発表されたばかりのGalaxy A53も発売される可能性。
ミドルレンジであるGalaxy Aシリーズの中でスペックと価格のバランスが良く人気が高いのがGalaxy A50シリーズとなっており今年も最新世代が日本で発売される可能性が高いです。
前モデルが6万円くらいだったので同程度の価格設定に期待したい感じです。
SHARP
次にSHARPですが昨年はAQUOS R6のみの取り扱い。他のハイエンドと比較する価格が安め。さらにライカとのコラボや世界初の1インチのカメラセンサーとシングルレンズカメラを搭載。
またその当時世界最高クラスとなる2000nitsのディスプレイ輝度に可変式120Hz表示に対応。さらに5000mAhの大型バッテリーを搭載など基礎スペックの高さに尖りまくったカメラで大きな話題。
毎回ソフトの甘さが目立ちますが案の定AQUOS R6も目立って発売直後の評判は何とも。ただその後丁寧にアップデートを重ね先日にはAndroid12の配信が開始するなど着実に安定。
特に注目を集めたカメラですが今年はどうなるのか非常に興味があります。
ライカとコラボしたことでオート撮影をバリバリ強化してきたのかと思いきやその持ち味を発揮するにはマニュアル撮影でマニュアル撮影を楽しむにはUIが微妙など課題が多い感じ。
ただデジカメを搭載したという感じでマニュアル撮影に特化したXperia寄りの立ち位置に。現時点で全く情報がなく昨年で見れば正式発表直前のタイミングでリークしているので今年も発表されるとしても発表直前だと思います。
AQUOS R7ではソフトがどう進化するのか。基礎スペックは順当に強化されると思いますがカメラが刷新されるとは考えにくい。むしろハードを強化するよりもカメラソフトをしっかり強化するだけでかなり印象が変わる可能性。
またSnapdragon888を搭載したことを過剰に意識したのかかなりソフトで制御していた印象。
ただ結果的に発熱すると動作が非常に不安定という感じで今年はソフトでの制御も重要ですが発熱対策や放熱対策を強化することでもっと上手くバランスをとってほしい感じです。
カメラソフトが安定していれば今年は化ける可能性が十分にありえます。
ミドルレンジの存在。
またdocomoから発売されるか不明ですがFCCの認証情報から2つの新モデルの存在が確認。認証情報のBluetoothからもミドルレンジが2つ。片方はバッテリー容量が4000mAh。
そしてもう片方のモデルが6.15インチ以下のディスプレイを搭載することが判明しています。少なくともバッテリー容量やディスプレイサイズを鑑みれば小型モデルに近い立ち位置の可能性。
おそらくですがAQUOS Senseシリーズの最新モデルと考えれば整合性がつくように感じます。
その価格の安さからも人気が高いAQUOS Senseですが最近は深刻な不具合の発生など評判がガタ落ちになっているので安いからいいという状況ではなくなっています。
ミドルレンジに高望みするべきではありませんが毎回改善されていない部分をどう仕上げてくるのか。今年はAQUOS Senseの踏ん張りどころになるのかもしれません。
Sony
現時点ではエントリーモデルに関する情報がほとんどなくまず5G対応モデルになるかがキーに。昨年で見ればarrowsが発売されましたが今年は後継機種が5G対応機種として登場するのか。
また可能性は低いですが個人的にはそろそろ取り扱いを復活して欲しいのがGoogle Pixel。事前情報では廉価モデルとなるPixel 6aは5月上旬に正式発表され7月下旬の発売予定。
そのため夏モデルとして正式発表されたとしても発表されたとしても発売はだいぶ遅めかも。一部情報ではPixel 3シリーズの在庫処分に相当苦労したとされておりそれがトラウマに。
ただその時の状況と今のモデルは違うのでdocomoがしっかり販促すれば売れると思います。おそらくSoftBankが扱い、auが扱うかどうかですがdocomoにも取り扱って欲しい。
そして最後にSonyからXperiaが3機種正式発表される可能性があります。すでにこの3機種に関しては有名なリーカーがCADを元に作成したほぼ確定的なレンダリング画像公開。
Xperia AceⅢ
まずエントリーモデルである可能性が高いXperia AceⅢ。シングルレンズカメラを搭載していること。またノッチを採用していることからもおそらく廉価モデル。また最新世代の中では最も小型です。
SoC含め詳細なスペックはリークしていませんがキーとなってくるのは5Gに対応しているかどうか。auは先日に3Gが停波した一方でdocomoは2026年とまだ先のように感じますが抱えている契約者数がかなり多い。
そのためdocomoとして4Gや5Gの廉価モデルを用意して移行を促したい。昨年の夏モデルは4Gモデルがありましたが冬春モデルは廉価モデルも5Gになってきておりもしかしたら5G対応かもしれません。
現行モデルはその安さとブランド力からもバカ売れ。Sonyの国内シェア回復の立役者となっており今回は5Gという付加価値をつけてアピールするかも。
Xperia 10Ⅳ
そして2つ目の機種がミドルレンジであるXperia 10Ⅳでデザインから見ればマイナーアップデート。SoCすら推測しにくい状況で個人的に気になるのは現行モデルの特徴である圧倒的な電池持ちが後継機種でも踏襲されているかどうか。
そしてオーディオにも拘りがあるSonyの機種としてせめてモノラルではなくステレオスピーカーに対応して欲しいところ。この2つが問題なく価格が前モデルと同じく5万円程度になればだいぶ印象が変わると思います。
ミドルレンジはどうしても価格勝負になってきますが価格勝負になるとXperiaは不利。なのでXperia 10ⅣではSonyのコンセプトをどうミドルレンジに反映させるかが重要だと思います。
Xperia 1Ⅳ
そして最後にハイエンドであるXperia 1Ⅳ。過去記事ではスペックに関する噂を取り上げているので今回は割愛しますが個人的に気になるのは本体価格をどう設定してくるかです。
スペックが分からない以上コスパは判断できない。
ただdocomoがいつでもカエドキプログラムを始めてから分離プラン導入後のように本体一括価格を他のキャリアよりも安めにする方針からプログラム前提の価格で一括価格が高めとなってきているので一括価格が割高になるのか気になる。
本体価格が高いことにおそらく違いはなくdocomoがどのような価格設定をするかの方が重要です。ちなみに昨年グローバル市場ではXperia 5Ⅲも合わせて発表されましたが国内では10月。
今年はXperia 5Ⅳが上半期に正式発表されるか定かではなく今後の情報を要チェックです。
まとめ。
今回は直近の認証情報をもとにdocomoの夏モデルのラインナップについてまとめてみました。昨年と大体同じ流れだと思うのであとは何かサプライズがあるのか。
auに関してはdocomoと似たラインナップで昨年と同じであれOppo Find X5 Proを扱うかも。SoftBankに関してはAQUOS R7は扱うと思いますがXperiaは近年消極的なので何とも言えない。
ハイエンドモデルは搭載しているSoCからも上半期よりも下半期の方が狙い目かもしれません。