Xperia 1Ⅳ。神機種になれるかは電池持ちと発熱次第

記事執筆時点でSonyの動きが全くなく4月中に新製品発表会が開催されるのか不明。この感じだと5月になる可能性もあり事前情報にあるようにイベントなしでXperia 10Ⅳのみが先に正式発表されてもおかしくない状況。

また国内で発売される可能性が高いXperia 1ⅣですがSonyが正式発表しない限りdocomoなども新製品発表会を開催できない可能性もあります。今回はXperia 1Ⅳが今度こそ神機種になれるのかどうかまとめたいと思います。

発熱と電池持ち次第。

先に結論を言ってしまえばXperia 1Ⅳが神機種になれるかどうかは電池持ちと発熱次第です。安定性を求めるならXperia 5シリーズがあるためXperia 1シリーズに安定性は求めません。

ただXperia 1Ⅲで残念だったのが発熱がしやすく燃費が悪い。結果電池持ちが悪いこと。他のハイエンドと比較して最低限担保することができれば電池持ちが良くなくても印象が変わる。

自分が情報をチェックしている限りだとAndroidよりiPhoneの方が電池持ちがいいというイメージ。現にiPhoneユーザーから電池持ちが悪いという声はiPhone SEを除いてあまり聞かない。

逆に言えばiPhoneと同程度の電池持ちを実現することが出来れば不満に思う人も少ない可能性。海外サイトのバッテリーテストを参考にするとiPhone 13 Proのスコアは85でiPhone 13は89。

iPhone 13 Pro MAXは電池持ちが良すぎて別格扱いなので基準としてこの2機種という感じです。そしてXperia 1Ⅲのスコアは82 スコアで見ればXperia 1Ⅲの電池持ちはそこまで悪くない。

事前情報においてXperia 1Ⅳはバッテリー容量が大型化して5000mAhのバッテリーを搭載する可能性。さらにSoCに関してはSnapdragon 8 Gen 1+を搭載する可能性があるとの予測もあります。

スペックだけで電池持ちの良し悪しを判断することは難しいでしたが何よりXperia 1Ⅲでネックになっていたのが発熱/放熱による燃費の悪さだったのでここが改善されるだけで電池持ちの印象が変わる可能性もあります。

ちなみに歴代Xperiaのプレミアムモデルの中で最も優秀なスコアを獲得したのはXperia 1IIで84です。Xperia 1IIを超えるだけでiPhone 13 Proを超えるので多くのユーザーにとっての最低ラインは満たすことになります。

となればそこまでハードルが高くないように感じます。ユーザーからすれば電池持ちは少しでも改善して欲しいですがXperia 1ⅣがXperia 5Ⅲなどの100超えのスコアを獲得するのはほぼ無理。

逆にここまで改善したら衝撃で神機種確定ですがそこまでいかなくても90程度に行けば十分。あくまでも個人的な印象ですがスコアが90で電池持ちは普通かあまり良くないという感じです。

なのでXperia 1Ⅳがスコア90を獲得したとしても電池持ちがいいという印象にはならない。

自分たちのようなオタクはバッテリーテストなどをチェックするなど情報を常に仕入れているので電池持ちのハードルも高くなりますがほとんどの人はiPhoneの電池持ちで満足できるかどうか。

iPhoneより発熱が感じにくく電池持ちが同程度であれば合格ラインになるとも言えるのでXperia 1Ⅳではここを目指すべきのように感じます。SoCの改善にバッテリーの容量の大型化。

さらにディスプレイがより最適化されれば難しい基準ではないように感じます。現行モデル対比で10%程度改善することが出来ればかなり御の字で神機種への一歩に感じます。

カメラはハードでゴリ押し。

Xperiaの特徴と言えば映像/音楽/カメラですがディスプレイに関しては現時点である噂は可変式4K/120Hz表示に対応する可能性があること。可変式に対応することで電池持ちの改善。

ただXperiaのデメリットであるディスプレイ輝度に関する情報は現時点ではありません。GalaxyやXiaomiのように1500nitsオーバーのディスプレイ輝度に対応して欲しいとは思わない。

Xperia 1Ⅳが4Kに対応する可能性は非常に高く画素密度が他の機種より高い状態で同程度のディスプレイ輝度に対応すれば燃費は悪く、さらに焼き付け問題の心配もあります。

ただせめて1000nits程度に対応してくれるのであれば多くのユーザーの印象が変わると思います。でもSonyが長らく変更しないということは何かしらの理由があると思うので過度に期待せず。

またイヤホンジャックの搭載は継続だと思いますが気になるのはオーディオ関連。ただスペックの中でも分かりやすい部分とはいえずリークすることが今までもあまりない。

デュアルフロントスピーカーの搭載やイヤホンジャックの搭載とかは分かりやすいですがXperia 1Ⅲは前モデル対比で音圧が40%改善とか360 Reality Audioが本体のスピーカーで再生可能になるなどこの手の情報はリークしにくく現時点でも有力な情報はありません。

ただXperia 1Ⅳではオーディオ関連のスペックを何かしら強化してくることに違いはないと思います。

そしてカメラ関連の情報が最近盛り上がっており信憑性は不明ですが48MPの4眼構成。Xperiaのカメラは現実をより忠実に撮影することに全振りしている感じで他社の機種のようにバンバン加工したりする感じではない。

ただカメラソフトによるチューニングのレベルは個人的には決して高いようには感じません。現実をより忠実に撮影するなら白飛び対策やフレアにゴーストなどにもっと力を入れてもいいように感じますが現状ではイマイチの感じ。

なのでXperiaのカメラが大きく飛躍するとなればハード部分が大幅に強化されること。また極端かもしれませんがXperia PRO-IではXperia最大となる1.0型センサーを搭載。

写真を撮影する際にはクロップしてセンサーをフル開封していないとはいえそれでも1/1.3インチ。センサーサイズがXperia 1Ⅲと比較してかなり大きいことに違いはないため手ぶれ補正の強化や低照度撮影の強化。

また何気なく撮る写真でもその表現力は従来のモデルとかなり違います。また絞りを調節できるのも面白いところ。他の機種であればポートレートモードがありXperiaにはボケモードがありますが正直微妙。

ただ絞りでF2.0にするだけでも全然違う写真が撮れる。カメラに求めていることが他のメーカーの機種と異なることからもカメラソフトでゴリ押しする。

他社と比較してXperiaはハードでゴリ押しすれば対抗できる可能性があり事前情報通りであれば直近のXperiaでも最もカメラが大幅に進化した機種になる可能性があります。

事前情報通り大型センサーを搭載することができればPhotoProでマニュアル撮影しなくても表現の幅が広がるのでよりオート撮影も楽しめる機種に進化するかもしれません。

発売時期。

もちろん不安がないわけではありませんがXperia 1Ⅲの時にネックだった電池持ちの悪さ。またXperia PRO-Iで待望の大型センサーを搭載したのにバーストモードに影響が出ていること。

これがXperia 1Ⅳで電池持ちが最低限改善され大型センサーを搭載してもバースト撮影はいつも通り。こうなればXperia 1Ⅳの評価はかなり高くなり個人的には待望していた神機種になれます。

ただ一方でその登場時期ですが現時点での噂では搭載するSoCによって状況が変わると思います。Snapdragon 8 Gen 1を搭載するのであれば準備が整い次第という感じですがSnapdragon 8 Gen 1+となると別の話。

一部情報によるとSnapdragon 8 Gen 1+の正式発表は5月とされており搭載機種が発売されるのは早くても6月から7月になるとの予測があります。仮にSnapdragon 8 Gen 1+を搭載しているのであれば6月より前に発売される可能性は低い。

また今までのXperiaを見れば最新のSoCを搭載しつつ第1陣として発売される可能性も低い。そのため現時点の噂をもとに判断すれば発売は7月以降と見るのが分かりやすいように感じます。

2021年においてはXperia 1シリーズとXperia 5シリーズでの区別化が正直曖昧な感じに。ただ今年は大きく区別化する可能性があり一部噂でXperia 5Ⅳはほぼ進化がないとされています。

カメラセンサーもカメラ構成も基本一緒。マイナーアップデートで価格も据え置きに近いとの噂。一方でXperia 1Ⅳはカメラの大幅な進化によって最大で20%以上の値上げになる可能性。

直近の情報をみる限りだとXperia 1Ⅳのデザインとされているレンダリング画像はおそらくXperia 5Ⅳのものである可能性がある。となればデザインはほぼ変わらない流れです。

一方でXperia 1Ⅳは事前情報通りカメラが進化しているならカメラデザインが違うと思います。なので今年はデザイン含めて進化がはっきりしているけど価格がかなり高いのがXperia 1Ⅳ。

一方でデザイン含めて進化があまりないけど価格は抑えめなのがXperia 5Ⅳとより明確化かも。

おそらくSonyの最新技術を採用するのはXperia PROシリーズで約半年遅れでPROの技術を一般向けモデルとして反映させるのがXperia 1シリーズになるのかもしれません。

まとめ。

Xperia 1Ⅳが成功するかどうかは価格ではなくスペックとSonyの拘りがどれだけ反映されているか。もちろんユーザーからすれば価格も重要ですがあくまでも高くても欲しい人向け。

ただ中途半端に価格を意識してスペックも中途半端になって全部が結局中途半端になるなら例え20万円オーバーでもSonyがやりたいことをやってくれた方がファンには刺さります。

自分の今年がまだ始まらないのでとりあえず早く発表して欲しいです。

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