自分だけかな。今年上半期のスマホ市場はちょっとつまらない

半導体不足が原因なのか先日SHARPが発表したAQUOS Sense 6sはちょっと衝撃的に。

昨年と同様にイベントありでAQUOS R7などが最新機種が発表されると思っていましたがイベントなしで主な進化ポイントもSnapdragon695を採用したことくらいです。

SamsungやXiaomiなど大手メーカーを見ていると感覚が麻痺してきますがSHARPやSonyにPixelなどスマホ市場における弱小メーカーにとってはかなり深刻な状況なのかもしれません。

今回は愚痴に近いですが上半期の機種がつまらないと思う理由についてまとめたいと思います。

最上位機種は全体的に遅め。

今回の記事は主観に基づいてまとめているので予めご了承下さい。自分が中華スマホを積極的に購入しないこと。さらにミドル以下のモデルに興味がないこともあり今年はハイエンドを中心に動きが遅く感じてしまいます。

例えばいち早く2022年モデルを発表したXiaomiにおいてもXiaomi 12シリーズの最上位モデルであるXiaomi 12 Ultraは発表していない。

世界初のSnapdragon 8 Gen 1+搭載機種として登場する可能性があると予測されていますが発表されたとしても5月でその発売は6月以降の可能性あり。

また自分が好きなXperiaに関しても記事執筆時点で動きがなくこの感じだとXperia 1Ⅳの正式発表は5月以降になると思います。ただ発売に関してはどんなに早くても6月で事前情報では7月以降になる可能性があるとの予測。

となると上半期に登場する可能性が低いなど自分が狙っている機種の動きが非常に遅く感じます。やはり半導体不足が影響しているのか。

それともハイエンドAndroidに関しては評判が良くないSnapdragon 8 Gen 1ではなくSnapdragon 8 Gen 1+の登場を待って遅れているのか不明。

個人的には今年に入って購入した最新機種は現時点でGalaxy S22 UltraとGalaxy Tab S8 Ultra。

Galaxy Tab S8 Ultraに関してはタブレットなので自分の中での立ち位置がちょっと違いますがGalaxy S22 Ultraに関しては正直飽きが来るのが早い。これの最大の理由は完成度が高すぎる。

やはりSamsungの上位機種ということもありトータルバランスが非常に高いように感じます。特に低照度の環境における写真や動画の強化。さらにポートレート動画が大幅に強化されておりオート撮影においてはトップクラスのカメラだと思います。

またSnapdragon 8 Gen 1を搭載しているとはいえ発熱はほぼせず電池持ちに関してもかなり安定しており上半期に登場するハイエンドモデルの中ではかなり安定していると思います。

ディスプレイに関しては相変わらず高品質。Samsung自身が近年スペックでインパクトを与えるより完成度を高くすることにフォーカスしている。なので仕方ないですが以前のような遊び心がちょっとなくなってしまったのは寂しく感じます。

個人的にGalaxy S22 Ultraはその筐体サイズが許容できるのであればおすすめしやすい機種。上半期に登場する機種の中でもその安定感はずば抜けて優秀だとおもいます。

ただ個人的にはハイエンドモデルは完成度よりも変態性やロマンを求めているのでちょっと物足りない。ほとんどのユーザーが使いやすさを求めるため今の進化は妥当ですが個人的にはそれだと守りに感じる。

なので前モデルではロマンを感じていたXperia 1ⅣやAQUOS R7の登場に期待しているのですがこの感じだとすぐに動きがあるように見えず上半期に発売されれば御の字で発売されたとしても上半期ギリギリだと思うので余計に個人的には上半期がつまらなく感じるのかもしれません。

折りたたみ式機種の選択肢がない。

次に2つ目の理由として自分がハマっている折りたたみ式機種においてほぼ選択肢がない。中華メーカーは折りたたみ式機種に少しずつ積極的になってきておりOppoが昨年にはOppo Find Nを。

またHonor Magic VやVivo X Foldなど面白い折りたたみ式機種が増えてきていますが中国市場優先でグローバル市場で発売されない。Xiaomiは昨年Xiaomi Mi MIX Foldを発売。

一時期はグローバル市場で発売されると予測されていましたが実際に発売されていません。今年の6月には後継機種が登場すると予測されていますが現時点でのリークでは中国市場向けで結局グローバル市場で発売されるか不明。

なんだかんだ中華メーカーでグローバル市場でも発売しているのはHUAWEIくらいでGMS非搭載ながらも逆にかなり頑張っているなという印象。先日には国内でもメーカーからの提供でYouTuberがOppo Find Nのレビューが公開されました。

単純に見れば日本での発売にも期待したくなるところですがフラッグシップモデルであるOppo Find X 5 Proは日本で発売しないことが判明。今後正式発表されると予測されている最上位機種であるOppo find X5 Pro+を日本で発売するからOppo Find X5 Proを見送ったのか。

それともフラッグシップモデルを出しても日本では売れないと判断しての撤退なのか不明です。仮に後者であればOpp Find Nに関しても日本国内で発売される可能性は低いです。

自分は中華スマホをそこまで使ってこなかったので詳細を把握していませんが中国市場では粗悪なアプリが溢れていることからも電池持ちに影響が出ないようにアプリが制御される仕様も。

また当たり前と言えば当たり前ですが中国で人気の高いアプリや純正アプリは最適化されていますがGoogle Play Storeで配信されているアプリは最適化されていないことも多く制御の結果通知が不安定になるなど癖が強い。

中国モデルはGoogle Play Storeが非搭載なので当たり前の措置とも言えます。また制御を解除できるアプリの上限数が設定されていたりする。なのでHUAWEIを除いてグローバルモデルが登場すれば中国モデルほどの癖が緩和される可能性も。

なのに動きがなく結局グローバル市場で見るとSamsungの一強という感じです。Samsungは今年の後半にGalaxy Z Fold 4などを正式発表すると思いますが結局下半期です。

また下半期にはGoogleがPixel NotePadを出すと予測されていますがまだまだ先の話に。

中華メーカーが年明けから積極的に最新機種を発表してくれるのがいいですがXiaomiなどはもうちょっと頑張ってグローバル市場でも展開して欲しいように感じます。

結局現時点で中華メーカーかつグローバル市場で折りたたみ式機種を発表してくれるのであればXiaomiくらいしか期待できず日本市場での発売になるとほとんど期待できない状況にあります。

円安がこわい。

少なくとも事前情報を考慮すれば今年の後半に登場するハイエンドAndroidの多くはSnapdragon 8 Gen 1+を搭載している。さらにiPhoneに関しては3nmを採用したA16の採用など安定性とロマンを求めるなら下半期に登場する機種の方が狙い目になってきます。

少なくともウクライナの戦況次第によっては今後半導体不足がさらに加速する可能性もあります。半導体製造に欠かせないネオンガスの世界最大のサプライヤーはウクライナにあり影響が出るかも。

Samsungは十分な在庫を抱えているとされており当面支障が出ることがないとしていますがそもそも今年の後半に登場するSnapdragon 8 Gen 1+やA16 BionicにSnapdragon 8 Gen 2などサプライヤーがSamsungではなくTSMCなのでTSMCがどの程度の在庫を抱えているのかの方が重要。

半導体不足に加えロシア経由の輸送などが困難になることから輸送費の上昇などで本体価格の値上がりは避けられない可能性がありますがそれ以上に恐ろしいのが円安が進んでいること。

もちろん下半期までにどうなるのか不明ですが一部予測では1ドル135円くらいまで進む可能性。

国内でスマホを生産しているのは近年で見れば富士通の一部機種くらいで売れ筋であるiPhoneやGalaxyはもちろんSonyに関しても海外で製造しているのでどうしても円安の影響を受けます。

あくまでも単純な考え方ですがアメリカで$1299で販売されているGalaxy S22 Ultraが国内独自カスタマイズにプログラム前提の価格設定とはいえ約18万円と非常に高く感じてしまいます。

メーカーが本体価格にどの為替のタイミングで反映させるかにもよりますがこのまま円安が進めば高くなる可能性が高くPixel NotePadは折りたたみ式機種では安く$1399になると予測もありますがGalaxy S22 Ultraを例に見れば結局20万円を切ることが難しい可能性もあります。

Galaxy Z Fold 4に関しても現行モデルより値下げされる可能性があるとの予測がありますが結果円安などを考慮すると現行モデルより高くなる可能性もあり正直不安しかないです。

上半期のハイエンド機種達が結局下半期に重なってくると高い機種がより高くなる可能性もあり下半期に集中するのは予算的にもかなり厳しくなりそうで今から非常に怖いです。

まとめ。

とにかく半導体不足の影響なのか上半期の機種の動きがかりスローペースに感じてしまいます。個人的には好きなメーカーの機種の動きも遅ければ気になる機種も遅いのでつまらなく感じます。

そして折りたたみ式機種はグローバル市場でももうちょっと頑張って欲しい感じがします。

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